脊振はそほりの嶺といった。
ほりは布留。
脊振は布留神の山を意味していた。
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☆1 脊振山は、そ布留=櫛布留岳
脊振山は、そ布留=櫛布留岳
(「儺の國の星」結言より引用)
脊振山系を襲嶺(そのみね)とよんだ。”そほりのみね”が萬葉以前の名であった。...”ほり”は神代には布留(ふる)、或いは布津(ふつ)と書き、眼もくらむ眩しい白光の形容で磨き砥ぎ上げた刀剣の象徴となるが、本来は日、月、星、特に流星隕石の形容で...
従って”そほり”とは白雪暟々(がいがい)たる高嶺のことであった。
脊振は神話の久士布津多気(くしふるたけ)である。
脊振山*脊振神社上宮
二龍が背を振る山との伝承がある。
二龍が降った山なのだ。
それは饒速日命と御炊屋姫に繋がる。
彼は石上神社の布留神であり、くしふる岳は櫛布留岳を意味していた。
そほりの嶺の”ほり”が布留、または布津を意味し、刀剣の輝きを意味するのならば、そほりとは「そ・布留」になる。
布留=石上神宮の神は刀剣の神
布留には、日、月、星の意味があった。
彼は饒速日命であり、日、月、星の神。
日神=天照大神
月神=高良神は月神
星神=住吉神、天津甕星ほか
また「布留」は隕鉄=隕石の鉄であり、星の御霊を意味する。
まさに、布留は流星隕石であった。
脊振は布留神を意味する、「櫛布留岳」なのだ。
「脊振山は金龍(伽羅)山とも呼ばれていた。」ともある。
伝承の龍は彼らであるからか。
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「儺の國の星」一巻目、終わりです。
繋がらない回もあり、また引用だけではいけないので、同じことを何度書いたりもしてました。
まあ、そこからでも何か繋がるかもだからいいかなと。
この後、二巻目「拾遺」があります。
他のことを書いてる合間に、ぼちぼちと書くかもしれません。
「高良玉垂宮神秘書」ももう少し詳しく書いて行きたいと思います。
平行する?かもしれません。
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