筥崎宮の地は、古来、葦津ヶ浦といった。
ここが神話の笠沙である。
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★目次
☆1 カタは星
☆2 笠は隕石口、笠沙の意味
カタは星
(「儺の國の星」37、蜻蛉星(あきつぼし)より引用
隕石の古語は”かたいし”でありました。”かた”とは”かかち”の略で、星のことであります。
...博多の堅粕もその地であったらしく...
かかちとは星の総称。
以前の回にもあった。
天津甕星(あまつみかぼし)の別名を、を天香香背男(あめのかがせお)という。
この名も星を意味する。
神話では悪神であり、織物の神の建葉槌(たけはづち)に布で巻かれ拘束されていた。
その理由が、武御雷神と布津主神に従わなかった為。
しかし両神は高良神により、同神と繋がる。
武御雷神である春日神、鹿島神。
彼は物部の祖神の饒速日命=石上神宮の神=布津主神。
大国主神の国譲りの際にも、この二柱は揃って登場する。
大国主神=大物主神=饒速日命であり、やはり三柱は同神となる。
笠は隕石口
(「儺の國の星」37、蜻蛉星より引用)
隕石口は”かさをり”と呼びます。奄美笠里がこれであります。
博多周辺にも隕石が飛来していた。
博多の”かた”も、星のことかもしれない。
古語でカサ、カタは、ポリネシア語で「貝のように口を開けた湾」のこと。
緑文字(ポリネシア語で解く日本の地名・日本の古典・日本の語源)参照
(ポリネシア語ということではなく、広い地域で使われていたのではということ)
図1 地図はGoogle map
まさに博多湾は「貝が口を開けたような湾」。
上記サイトによると「ハ」は美称となる。
神話の笠沙はここにあった。
笠沙とは、カサが貝を開けた様な湾。
サは、水辺に生える草の総称、葦。
図2 地図は、Google map
筥崎宮の地は、古来、葦津ヶ浦と言った。
まさに「カササの岬」なのだ。
笠沙は「真の道」の先にあった。
上の図の★1がそれである。
オレンジの彼らが祀られる神社を結んだラインが「真の道」。
彼らは「祓いの神」であり、イザナギ神の黄泉の国訪問にある黄泉との境の岩「クナド神」が図2の2の熊野道祖神社に祀られる。
「真の道」はそれを支えているものとなる。
神話の世界は全てここにあるのだ。
*他の笠沙の回
( つづく )
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古代や神のこと、少しずつつぶやきます。
小分けなので分かりやすいかもです
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