風浪宮。

福岡県大川市。

ここは神功皇后が三韓征伐から帰国した際、最初に建てられた宮。

 

       
 

 

ご祭神は、住吉大神、息長足姫命、少童命、高良玉垂命

 

                                                  
建築の街、大川市というだけあって、組子の巨大な絵馬が奉納されていた。
見事だ。
 


拝殿。
 

 

神紋は、州浜紋。
太陽と月と星を表す。

 


拝殿にある阿雲磯良丸の像。
阿曇磯良丸は阿曇氏の祖先とされている。
 
 

 

阿雲磯良丸(あづみいそらまる)は、安曇磯良神(アントンイソラシン)。


高良大社の神職さんは、「神功皇后の船の舳先に立ち、彼女を守った神であり、住吉神でもある」とおっしゃった。

 

高良の伝承、高良玉垂宮神秘書では、彼こそ高良神であり、住吉神。
物部の祖神である饒速日命であった。

 

高良神は神功皇后と夫婦である。
彼女は饒速日命の后の御炊屋姫。

 

 

 

彼女は市杵島姫命=宗像神。
彼と共に筑紫の神。
 


こちらの由緒書きには、ご祭神は、
住吉大神、息長垂姫命(神功皇后)、少童命(わたつみのみこと)、高良玉垂命。

福岡の志賀島にある志賀神社や、長野県安曇野市にある穂高神社と同族とある。

安曇氏、阿曇氏、安積氏は、こちらから広まっていった。
あづみは”わたつみ”が詰まったもので、元は海洋族。

長野県神社庁の穂高神社のHPにもそうあった。
 

思っているより、古代の交流は広い。


住吉神(高良神)は月神でもある。
二つの珠を使い、海の満ち引きを操る故だ。

その高良神は饒速日命であり、天照神(日神)。
海神、住吉神、祇園神=スサノオ命とも同神である。

 

日、月、海の神。

 

 

神紋がそれを伝えているようだ。

 

 

 

*記事内の考察や写真、イラストなどの無断使用はご遠慮ください。

 

 

***********************************************

 

X(Twitter)

 

古代や神のこと、少しずつつぶやきます。

小分けなので分かりやすいかもです爆  笑

フォローお願いします笑ううさぎ

https://twitter.com/sakura15335?t=zywdh8uJGIhzvxAk28C_Tg&s=09