前回は、弁財天の元宮、天山であった。

社の地名から、厳島神=市杵島姫命=天照=広瀬神=御炊屋姫と繋がった。

今回は奈良に戻って、狭井神社の摂社の市杵島姫命神社へ。

★前の記事

 

それを踏まえて見ると、繋がる。
 

 

  狭井神社*市杵島姫命神社

 

再び、奈良の旅へ。

二日目、朝一に狭井神社の境内にある「市杵島姫命神社」。
 

 

狭井神社は大神神社の摂社になる。

 

 

その社は鳥居をくぐって、すぐ左側の池の中にある。
 

 

 

御祭神 市杵島姫命。

彼女は弁財天と習合されている。

桜井市茅原の末社、厳島社からの勧請とある。

三輪の神は、大物主神。

彼は、饒速日命。
市杵島姫命は、彼の后の御炊屋姫であるから、ここに祀られている。

 

籠神社には、饒速日命と市杵島姫命が夫婦と伝えられています。

神社の伝承を集めると、事実が見えてくる。

 

 

神社によって違う名。

同神を示唆している。

 

この形の元は佐賀の天山にあった。

 

 

 

また、この池の形は市杵島姫命(いちきしまひめみこと)の名の意味も表している。


いちきしまは、斎き(いつき・祀るの意)島。
 

島は古語では、星と同じ意味。
彼女は、星の神を祀る者であったのだ。

饒速日命は星の神、海の神、航海の神。
(星は、海人にとって船の道を示す守り神)

また、住吉神と同神。


彼は、石上神宮の布留神(ふるかみ)でもある。
布留は、隕鉄から作られた剣の意味があり、星の神そものものの名。

市杵島姫命の名は、「饒速日命を斎く者」の名でもあった。

その市杵島姫命が弁天様。

同じく弁天様とされる、櫛玉比女神社に祀られている「御炊屋姫」。

彼女は、市杵島姫命でもあるのだ。

 

 

 

 
狭井神社
ここに三輪山への登山口がある。
 

 

ここからは写真を撮ってはいけないので、登山中の写真はない。

下のリンクは前回の三輪山登山。

 

 

始めて行ったこの時は、大量の霊気(温泉か!ってくらい)を二人で見た。

凄かった。

 

 
今回は、平日だったので人も少なく、ゆっくりできた。
年に6回ほど、登れない日があるので、HPをご確認を。
 
 

 
ペース早いですね^^;
ゆっくり登ると3時間くらい。
スマホは持って行って良いですが、撮影も閲覧も禁止。
 
大神神社は後にUP。
この後、山の辺の道を通って、八大龍王弁財天へ。

 

( つづく )

 

 

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