前回の記事。 

シリーズ分けました。

 
2021年3月。

福岡県の「楯崎神社」。

福津市の渡半島にある。
ここで見たのは、伝承が書かれたご由緒書だった。

 

 

ここは、神功皇后の伝承地。

 

拝殿。


御祭神は、大己貴神、綿津見神、少彦名神。

 

 
 

 

ここから見える「恋の浦」の海岸線はとても綺麗。

 

 

神社の裏に回ると祠があった。
元々はこちらが社だったそう。

 

 

とても神秘的で美しい場所。 

ここで見た、由緒書。


神功皇后と大己貴命と宗像大神を繋ぐものであった。

 

写真と地図だけ、こちらに乗せる。

 

 

奥の右に見えるのが、楯崎神社がある山。

神功皇后の伝承地。

間が、恋の浦の浜。

 

その反対側にあるのが、鼓島。

 

 
 

 
浜の北側にある。
次の回の大己貴命と宗像大神の伝承にある鼓島。
 

 
途中には、神功皇后の軍船が着いたという、京泊の浜がある。
(一番下に地図を載せます)
 
鼓島の側に行くには、こんな岩場を20分ほど越え(距離は600mくらい)、
 

 
ここら辺は岩が一つ6mくらいあるのも。
左手前の岩で4m級。
 

 
ここまでだった!
これ以上は泳ぐしかない。
一年で一番潮が引く日に来ないと向こう側に行けない。
この日は惜しかった!
救命胴衣付けて渡るか、思い切って崖から行くか。
崖は無理っぽい。
 
ここ、半島全体が私有地(閉鎖された野外美術館)で、内からは行けないのだ。
 

(YAMAPの地図)
 

南にある鳥居が楯崎神社。

半島の右手にあるのが、京泊の浜。

一番近づいたのが、青い線の突端。

鼓島に触りたかった~~。


でもね。

当時は標高5mが海岸線。

京泊の浜はあったかもしれないが、

(上の地図の京の字の横の黒い横線辺りが標高5m)

鼓島は微妙。

 

もしかすると、鼓島の部分だけ、後から出来た伝承なのかも。

 

でも伝承の中に、確かに真実があるのだ。

伝えたいものが伝承になる、揺るぎない核心があるのだ。

 

この後、半島を回った。

それは後に。

 

 

( つづく )

 

 

☆このシリーズのまとめ

 

 

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