ここ最近、ニャンは目まぐるしく回復していました。
オムツを嫌がるのでペットシーツの上に垂れ流すようになると、みるみる体を起こして動けるようになってきて
(そんなにオムツ嫌やったんか)
相変わらず水やエサは毎回口元に持っていかないといけないけど、ガツガツ食べるし、
日向ぼっこも好きな場所に自分で移動できてるし、そんなにはウロウロできなくても、糞尿が出たら出たよ!って報告できるし、
まだまだ大丈夫だと思ってました
ただ、長年会えていない遠方の親戚(母の姉)が危篤状態になりかけたと言われて、泊りがけで行かないとで
自分は体調もだし、ニャンの介護もあったので、行けないと言ってたのですが
母は私と一緒でないと行きたがらず
(なんでやねん)
なんとか老猫でも預かってくれるペットホテルを探して(すごく献身的で親切な所)
私もニャンも体調的にこれならなんとか行けなくはないのではということで、
思い切って預けて行って、休憩も入れつつ大きなダウンなく無事帰ってきました。
それから体を休めて翌日に迎えに行く予定でしたが、予定より早く電話がかかってきて
何だろうと思ったら「ニャンちゃんがグッタリしてますのですぐ来れるなら来てください」と言われ
預かってくれてる間は、ずっとめちゃくちゃ元気で、食欲旺盛で何でも食べて、かわいがってもらって、スタッフさんに懐いて上機嫌だったらしいが
最終日にこうなるとは誰も思ってなかったと
見たらホントに上体を起こせないほどグッタリしてて、息も絶え絶え
何があったのかわからず、とりあえず一旦帰って、お水をあげようと抱き上げたら
大きい声でニャーとひと声鳴いて、その後ガクッと大きく仰け反り、そのまま腕の中で動かなくなってしまいました
その日は日曜だったのでいつもの動物病院も開いてなくて、別の動物病院を調べて行ったら、やっぱりもう命が尽きた状態だと言われました
(診療代はいいからと言ってくれた)
目は閉じようとしても開いたまま、いつもながらとてもキレイなお目々だった。
個別火葬とか、ペットのお墓とか、やってあげられる余裕がなくて、自治体が委託してる動物霊園の合同火葬にお願いするしかなかった
終わってからは、泣いてずっと横になってグッタリしていました。
私はいつも寝てばかりで、ニャンが鳴いてもなかなか起き上がれず、生返事ばかりでずっと良い飼い主ではなかったけど、
最後にペットホテルの人達にこれでもかというほど、ナデナデしてもらって、いっぱいかわいがってもらえて、お世話されてよかったのかもしれない
16年間、お疲れ様。
自分が自宅療養生活をなんとかやってこれたのは、ニャンのおかげでもある。
ありがとう。
人生最初で最後のニャンコ。