10代の孫と話す
10代の青春の顔している
私 そっくりだなーと秘かに苦笑する
可愛い でも
何だか 奇麗すぎる
何だか 隙が無さすぎる
何だか 悟ったポーズしている
ヘアースタイル 着てるもの
タバカのブランド 目つき・・・
汚れも ほころびも見せない
同年男と擦れ違う時 さりげないが
すごく意識するらしい
気に入った仕事は見つからず
苦しんでいるようだ 聞けば
ケイタイの月間費用 じいさん私の
一ケ月の小遣いをはるかに超える
それでも 我慢し
定時制へ通っている
親も本人も 耐えに耐えている
私のあの頃は
着たきり ジャンパー
工場への通勤は 歩きか自転車だった
ケイタイもタバコも無く
友人との付き合いなど 殆んど無かった
工場で働き 五時に上がらせてもらい
急いで定時制校へ駆け込んだ
仕事が気に入っているとか
仕事がいやだとか そんな事
想定外だった
仕事を与えられ 日給が支給される
そういうモノだと ごく自然に
受け止めていた
上を見れば キラ星の如く
大卒幹部がいた
逞しい先輩達がいた
定時制へ通いつつ
兼ねもかからず 人の眼に触れぬよう
毎日毎日 カードに英単語を書き入れ
一つ一つ覚える事で 日常の
厳しく さびしさから目線をはずしてた
あんな事が 良かったのかどうかは
70代の今でも 分からない
長くて暗いトンネルを抜けた時
英字新聞 原書を
曲りなりに読めるようになっていた
当時 気を散らすモノなど
私の目に無かった 見えなかった
仕事~夜学~英語、中国語が全てだった
やがて家庭を持ち・・・
一色のモノトーンライフ でも
50年間 原書は
私の心の支えになってくれた
目の前の孫と 日時を定め
英語を共習している
私には 親父も じいさんも居無かった
じいさんの私が 相手になっているのが
いいのかどうか 定かではない
今の社会 あまりにも不透明過ぎる
今の社会 根底から揺らいでいる
こんな社会を
孫は どう生きてゆくのか
孫は どう生きてゆけるのか
何か心に期すものがあるらしい
私には 手を差し伸べる術が無い
時折り そばに居るだけだ
ただ秘かに自分の好きなモノ
育て続ける事で 私は救われた
もしかしたら 孫にも通用するのか
新しい一日が始まった
新しい一日をいただいた
昨日のように 今日も生きてゆく
昨日は 良かった やりたい事
全部やって 生きられた
今日も 今日らしく生きてゆこう
昨日と同じ事 今日らしくやって
人が見たら まったく同じ事を
同じようにやっている でも
私にとって
昨日と今日は まったく違う 一日分
異った時間に異った私が
生きてゆくのだ
同じなら やらない
同じなら 私は楽しくない
同じ事でも 異なった私がやってる
だから だから 私は
今日も 心楽しくやってゆく
天空 一片の雲無く 太陽と青一色
それだって 昨日と違う
天空に舞う雲
三百六十五日 同じ姿をとどめない
風は生きている
風の友 雲も生きているから
じいさんの私の気持
同じように漂っている
定住など あり得ない
引き止めるリードも無い
風さん 雲さん そして私
漂い続ける
空 山々 木立
頬を撫でる風
生を育てる大地 目に映る全てが
私に語り掛けてくれる
受けとめる
反応する そして
今日も 老心日詩が生まれてゆく
新しい一日をいただいた
昨日のように 今日も生きてゆく
昨日は 良かった やりたい事
全部やって 生きられた
今日も 今日らしく生きてゆこう
昨日と同じ事 今日らしくやって
人が見たら まったく同じ事を
同じようにやっている でも
私にとって
昨日と今日は まったく違う 一日分
異った時間に異った私が
生きてゆくのだ
同じなら やらない
同じなら 私は楽しくない
同じ事でも 異なった私がやってる
だから だから 私は
今日も 心楽しくやってゆく
天空 一片の雲無く 太陽と青一色
それだって 昨日と違う
天空に舞う雲
三百六十五日 同じ姿をとどめない
風は生きている
風の友 雲も生きているから
じいさんの私の気持
同じように漂っている
定住など あり得ない
引き止めるリードも無い
風さん 雲さん そして私
漂い続ける
空 山々 木立
頬を撫でる風
生を育てる大地 目に映る全てが
私に語り掛けてくれる
受けとめる
反応する そして
今日も 老心日詩が生まれてゆく
友人が例のごとく 振ってきた
「おい お前チョメチョメタオル知ってる
か」 「え?何だそれ」
「分からんか そうだろう 最初俺も 知ら
なかったよ」
「だから 何なんだよ それ」
「実はな 俺の友人のAの話だと 彼女は済
んだ後 あそこをな タオルでふくらしいん
だ まあーペーパーレスと言う事なんだろう
な」 「?」
「やつはな ハンガーに掛けてあるそれをな
何時も触るらしいんだ しっとりして いい
感じなんだと」 「え?」
「やつはな それを チョメチョメタオルと
呼ぶんだそうだ やつが言うには ほれ 自
分はチョボチョボで 音無しだろう だけど
相棒は 勢い好い音なんだとさ どうも そ
の辺の事を自慢したかったんじゃないかな」
「うーん 好いなーおい、熱燗にしよう そ
れに茶碗に替えよう」
「おい お前チョメチョメタオル知ってる
か」 「え?何だそれ」
「分からんか そうだろう 最初俺も 知ら
なかったよ」
「だから 何なんだよ それ」
「実はな 俺の友人のAの話だと 彼女は済
んだ後 あそこをな タオルでふくらしいん
だ まあーペーパーレスと言う事なんだろう
な」 「?」
「やつはな ハンガーに掛けてあるそれをな
何時も触るらしいんだ しっとりして いい
感じなんだと」 「え?」
「やつはな それを チョメチョメタオルと
呼ぶんだそうだ やつが言うには ほれ 自
分はチョボチョボで 音無しだろう だけど
相棒は 勢い好い音なんだとさ どうも そ
の辺の事を自慢したかったんじゃないかな」
「うーん 好いなーおい、熱燗にしよう そ
れに茶碗に替えよう」
”たとえそれが
どんなに小さくて
頼りない光であっても
歩む先に見えるのなら
人は生きていけるのです”
(森浩美)「小さな理由」
そうですね
そうですよね
分かります まさにその通りでした
父 四歳で亡くし
母 一人で四人を育ててくれました
ひどい貧しさ イモなどたべ
週一回 近所の家で風呂もらい
六帖 裸電球一つつけ一日暮らす
学校ではいじめられるけど
家族の温かさが いやしてくれる
六十数年前の日々 今でも
昨日のように はっきり胸にあります
そう その頃
ちび 弱身の私の胸に
小さく細い」希望の灯りが灯っていました
毎年ー朝顔が隅に咲いてくれます
毎日ー大きくなってね花咲かせてね
やがて きれいな花咲きます
朝顔さん 僕を励ましてくれます
”きっと避けるよ 待ってるよ” と
”うん 僕 きっと咲くからね”
お金無くても 時間は皆と同じ
小さな望みを大きな望みに育てる
自分も それにつれ強くなってゆく
二十年後 ついに夢実現
三十年後 更に大輪実現
今 貧しくとも豊かな気持ち
今 何も恐れず心穏やかに生きている
どんなに小さくて
頼りない光であっても
歩む先に見えるのなら
人は生きていけるのです”
(森浩美)「小さな理由」
そうですね
そうですよね
分かります まさにその通りでした
父 四歳で亡くし
母 一人で四人を育ててくれました
ひどい貧しさ イモなどたべ
週一回 近所の家で風呂もらい
六帖 裸電球一つつけ一日暮らす
学校ではいじめられるけど
家族の温かさが いやしてくれる
六十数年前の日々 今でも
昨日のように はっきり胸にあります
そう その頃
ちび 弱身の私の胸に
小さく細い」希望の灯りが灯っていました
毎年ー朝顔が隅に咲いてくれます
毎日ー大きくなってね花咲かせてね
やがて きれいな花咲きます
朝顔さん 僕を励ましてくれます
”きっと避けるよ 待ってるよ” と
”うん 僕 きっと咲くからね”
お金無くても 時間は皆と同じ
小さな望みを大きな望みに育てる
自分も それにつれ強くなってゆく
二十年後 ついに夢実現
三十年後 更に大輪実現
今 貧しくとも豊かな気持ち
今 何も恐れず心穏やかに生きている
八十歳間近かとは言え
家事はバッチリ与えられ
手抜きすればピシッと指導がとぶ
家事は面倒だが 特にいやではない
暮らしは家事に支えられている
家事担当は当然のこと
毎日 昨日と同程度にこなせるなら
呆けてない まだもう少し持ちそうだ
じいさん着替えは三日に一度 しかし
ばあちゃん そうはゆかぬ
毎日とくる 三日もすれば山となる
洗濯はハンガー掛けが難しい
脱水したが まだ湿っぽい
手抜きのままハンガーに吊るし
シワ伸ばさぬと
シワシワ乾燥になってしまう
大変だ!
着られないでしょ!
直ちに叱られる ああ
じいさん気持ちは複雑だ
長ーい期間 どなられ叱られつつ
お給料頂いてきたから 仕事なら
普通男の倍ぐらい こなせるよ
文句など付けさせない バッチリと
仕上げる自信あるが でも
ハンガー掛け含め 家事は
きりが無い 与えられれば全てやるが
ハンガー掛けは 引き受けない もし
ハンガー合格なら 必ず次テーマとなる
この程度の世の中 十二分のんびり
生きられ 何も息苦しくない
だけど 家事はまったく難しいよ
多分 不合格で卒業となるだろう
じいさん トホホホ
家事はバッチリ与えられ
手抜きすればピシッと指導がとぶ
家事は面倒だが 特にいやではない
暮らしは家事に支えられている
家事担当は当然のこと
毎日 昨日と同程度にこなせるなら
呆けてない まだもう少し持ちそうだ
じいさん着替えは三日に一度 しかし
ばあちゃん そうはゆかぬ
毎日とくる 三日もすれば山となる
洗濯はハンガー掛けが難しい
脱水したが まだ湿っぽい
手抜きのままハンガーに吊るし
シワ伸ばさぬと
シワシワ乾燥になってしまう
大変だ!
着られないでしょ!
直ちに叱られる ああ
じいさん気持ちは複雑だ
長ーい期間 どなられ叱られつつ
お給料頂いてきたから 仕事なら
普通男の倍ぐらい こなせるよ
文句など付けさせない バッチリと
仕上げる自信あるが でも
ハンガー掛け含め 家事は
きりが無い 与えられれば全てやるが
ハンガー掛けは 引き受けない もし
ハンガー合格なら 必ず次テーマとなる
この程度の世の中 十二分のんびり
生きられ 何も息苦しくない
だけど 家事はまったく難しいよ
多分 不合格で卒業となるだろう
じいさん トホホホ