ポエムで暮らそうブログ -58ページ目

ポエムで暮らそうブログ

サラリーマン、高校英語教師、建設業経営者など常に前向きに生き、喜寿を迎え田舎暮らしを楽しむ知人。その時々を詩に託し、30年作り貯めた3000編、現在も毎日一編作り続けている作品をご紹介させていただきます。ご笑覧宜しくお願い致します。

慣れてみると田舎暮らしはいい
友人知人達 かなり
不思議がってる かって
街の夜を先頭切って楽しんでいたから
そりゃ ふしぎだろう
賑やか大好き男だったのだから 当時

親しい飲み屋のオヤジ連
あちこち店やってる まるで
オヤジと息子 男友達の如く
殆んど毎晩会っている
オーダー不要 席につけば
何時も通り テーブルに並ぶ

おばさん達から電話入る
何時もの所よ 待ってるから来て と
一人飲みなら適当に切り上げ
オヤジにウインクして出掛ける
仲間飲みなら どうだい と声掛ける
予定なしなら同行する

賑やかに はなやかに歌ってる
片手上げ ヤアヤアあいさつ
熱唱おばちゃんへは ウインク
何時もの曲を心地良さそうに・・・
艶歌は いいもんだ なにせ
実演してる心世界を歌うのだから

カンパイ後 ハイ次よと
振られ 歌詞に酔い歌う
ジュエットに移る 何時ものように
もう十一時廻った またね
ニコニコとサヨウナラ もう 昔話し

田舎には何もない 誰も居ない
店は無い 出る気力も無い
仲間も居ない でも田舎暮らし
何故か 心地良い

身体って良く出来てるなー
三度三度 毎日食物を取り入れてるのに
身体のあちこちへストックせず
身体の必要物必要量使い 残りは
身体から外へ排出してる
もったいない とか
貯えなくっちゃ とか 言わずに・・

老い進むにつれ
生き・・老いてゆく生きモノ
生き・・老いてゆく植物達に
気を移し眺める事が多くなった

樹々 老いにつれ樹皮は硬化し
ひび割れてゆくが 余分なモノ
何一つ持たず 自然のまま
枯れ進んでゆく 身軽になってゆく
根回りの子木も淡々と生きている

ふっと 自分に気を移す
老体 外から見る限り 実に
淡々と すっきりと身一つなのに
老心は欲を捨て切れずに生きている
老心は欲呆けしている

老いたのに あれだこれだ
所有私物に埋もれている
老い生き身を包む衣類
春夏秋冬 数枚づつで十分なのに
ストックは山のようにある
書棚やそこらに本は山の如く
あれだこれだ小物も多い
多分 じいさん皆 同様だろう

老木さんのように すっきりと
生きられない 老木さんのように
生きられたら いいのになー
所有欲呆け 治らんなー


”何時迄も元気でいて下さい”
娘達から ふっと便りもらう
末尾に必ず その一文書かれている
ありがと と つぶやくが
とても複雑な気持につかまる

”何時迄も元気で・・”
多分 本心からそう思ってくれてる
その気持 嬉しいし
その気持 ありがたいが
ふっと 切なくなり悲しくなる

多分 文末一行
それが 無難なのだろう
”早く心安らかに旅立って下さい”
とは 書けない書きにくい
老いた父親相手 戸惑いは当然だ

六十代末頃迄
うんありがと がんばるよ と
本気に受け 本気だったが
七十代末の今
うんありがと がんばるよは言えない

老い進んだ”今”
がんばるという心構え消えているし
このえげつない人間社会
がんばるなんて薄気味悪い それに
じいさんに ガンバルは似合わない

娘達 息子 孫達になら
元気でガンバレ と言えるか・・・
いやー 言いにくい 言えない・・・
何を どう ガンバレか分からない
それに あえて言えば
フン 偉そうに・・ グスに見えるんかよ
と 彼等の気持を傷つけてしまう 勿論
老い本心は”ガンバレ”と呼んでいるが

この地球上には 数千万種
可動生きモノが 生きてるらしい
どんな理由からか
太古の大昔 可動生きモノが
現われたらしい

身の回りで生きてる人間種
身の回りで生きてる他生物
そりゃ 気にせざるを得ない
自分が不調なら なぜあいつ元気なんだ
自分が元気なら なぜあいつ不調なんだ

動き回るには いろいろ
判断が必要となる 動物全て
互いに 喰うか喰われる宿命にある
喰う為 喰い物漁り欠かせない
喰われぬ為 周囲警戒欠かせぬ

睡眠時 昼間 夜も
安全場所確保は難しいだろう 敵は
何せ 目も鼻も超鋭いらしいから
絶対安全場所など有り得ない しかし
長短共有ゆえ絶対有利もないだろうが

しかし 何時の頃からか
二本足歩行動物人間が
生存レース絶対チャンピオンとして
君臨し始めた 絶対者として

可動物 根生きモノ
全ての生きモノに対し
悪魔より恐ろしい存在となっている
しかし 生存とは
生存レースの中で勝負し続けねば
ならぬのに・・
絶対敗者絶対勝者 しかも一種類勝者
その上変質止まぬ二本足動物
これって 果して勝者なのだろうか



人間社会 恐ろしく
ゆがみを強めているらしい 上も下も
人間の劣化がすすみ 下も上も
人間の耐性が弱まっているらしい

企業リーダー達
狂心 狂目で金もうけに盲進している
人間一匹 仕事賃安ければ安い程良く
人間一匹 不要時は解雇自由
自分と同種人間とは思ってないらしい

安心は安定から生まれる
今の社会 若者にも壮年にも
安定 安心は ほど遠いとか
政治家 企業責任者共
我慢は支持有権者に押しつけ
我慢は働く人達に担わせ
見ざる聴かざる感じざる きめこんでる

多分 昔だって そうだったのだ
でも 資本家 金持ち 政治屋に比べ
一人 一人の平凡人は
あまりにも弱者だから
弱者は団結し組合を作り企業家に抗し
弱者は団結し組合を作り政治屋に抗し
身の保全を保っていたようだ

しかし 今も 政治屋 企業家は
同様に冷血非情人工猛獣だが
働く凡人は団結をほどかれ
寒々とした一人づつになってしまった
政治屋は政治をあやつり
企業家は人間を家畜化している

恐ろしい寒風が吹きすさんでいる
地球汚染は進み 不安が色濃い
しかし じいさんは こわれず怖くない
政治屋企業家共など気にする必要なしだ