喜寿を迎えたが どうやら私は
まだ 生き続けるつもりらしい
三つ四つ 不具合抱えつつも
不具合へ 薬品攻撃はせずに
不具合へ 治療攻撃はせずに
手控えて ほどほど妥協しつつ
不具合連中と 共生を続けている
おい どうして医者へ行かんのだ
知人友人から 忠告されている
早目に手当てすれば
悪化は避けられるぞ と
・ ・ ・ ・
うーん まともに答えられない
うーん どう応じたらいいのか
八十年近い歳月生きていれば
ケヤキだってイチョウだって
幹に不具合が見える
枝を落としたり穴があったり
我が身だって同じ事 八十年間
風雨にさらされ 毎日毎日
喰い出し すでに八万回近い
こんな じじい一匹が
何とすさまじい生を続けているのだろう
身に穴があいてる
身に詰まりがある
身に・ ・ ・がある そん事
当然 自然な流れだ
一寸痛いから 一寸苦しいから
助けてくれー! は
言いにくい 言いたくない
芽から巨木に育った自然樹さえ
痛み 枯れ 倒れ 次の
生命へとつないでいる そんな
自然態こそ究極の憧れだ
田舎に再々選挙が訪れた
朝から定刻 次から次
宣伝カーが巡回する
エンドレスに立候補者名を
連呼し続ける 名前の間に
”皆様の一票をよろしく
皆様の一票が頼りです
一生懸命働きます
なにとどなにとど なにとど”と
大ボリュームで騒音投げつけ廻る
危くて外仕事出来ない
何のゼスチャーも与えないのに
”お仕事 ごくろうさまです
わざわざの声援ありがとうございます”
と ツバとばされる
四年に一度 就活活動 もちろん
間違って当選するなら
四年間 雲隠れし 就業中
町民を完全に忘れ 姿は消える 多分
賛成 反対 に心入れずに参加
町運営仕事に従事しているつもりだろう
田畑は農薬散布で
小さな生命は絶滅してしまった
河水は農薬流入で
全ての生命は絶え果ててしまった
田舎にも 子供の遊べる空間はない
税金で建てた公民殿 堂にも子供はいない
大ホール 真夏 水飲み場ない
子供達 帰宅するとスマホとか
一体全体 議員は普通血の通う人間か
選挙が終れば 静かさは戻るが
田舎には昔から住んでいた
虫もスズメ達も小魚も戻らない
町民の心も冷たく冷え切っている
朝から定刻 次から次
宣伝カーが巡回する
エンドレスに立候補者名を
連呼し続ける 名前の間に
”皆様の一票をよろしく
皆様の一票が頼りです
一生懸命働きます
なにとどなにとど なにとど”と
大ボリュームで騒音投げつけ廻る
危くて外仕事出来ない
何のゼスチャーも与えないのに
”お仕事 ごくろうさまです
わざわざの声援ありがとうございます”
と ツバとばされる
四年に一度 就活活動 もちろん
間違って当選するなら
四年間 雲隠れし 就業中
町民を完全に忘れ 姿は消える 多分
賛成 反対 に心入れずに参加
町運営仕事に従事しているつもりだろう
田畑は農薬散布で
小さな生命は絶滅してしまった
河水は農薬流入で
全ての生命は絶え果ててしまった
田舎にも 子供の遊べる空間はない
税金で建てた公民殿 堂にも子供はいない
大ホール 真夏 水飲み場ない
子供達 帰宅するとスマホとか
一体全体 議員は普通血の通う人間か
選挙が終れば 静かさは戻るが
田舎には昔から住んでいた
虫もスズメ達も小魚も戻らない
町民の心も冷たく冷え切っている
どこぞの猿の群れがテレびに映ってる
ゆっくりとした移動が止まり
思い思いに腰を下ろしている
明らかに 老いた同士だ
そばの座り
周囲を眺めていたが
一匹が 隣りの体に触れ始めた
多分 毛づくろい
老妻と私 見ている
これ迄だって こんな場面
何回も見たのに 今日は
じじいの私の気持 波立っている
先祖様達が
心遣い 親愛の情を
まだ しっかり持ち続けているのに
遥か先の子孫の私
毛づくろいを
すっかり忘れている
すぐ近くの老妻への
優しい行為を・・・
それらしき振舞い
三十年程前 確か 記憶にある
それ以来 長ーい期間
毛づくろい やっていない
掘りゴタツの向う側は老妻
何故か 並び座りでない
昔から 食事時 向かい合ってきた
横並びなら 気の遣い方
随分とちがったろうに
つっーとにじり寄り やや
前かがみになった背を
優しく撫でたい 何も言わずに・・・
無数のシコリのひとつ
溶かせると思うのだが・・
一番易しい コトが
一番難しい
一番大切なコトを忘れ
アワのように生きてしまった
テレビではまだ 毛づくろい
続いている ああ やりたい!
お願いだ やらせてよ
ゆっくりとした移動が止まり
思い思いに腰を下ろしている
明らかに 老いた同士だ
そばの座り
周囲を眺めていたが
一匹が 隣りの体に触れ始めた
多分 毛づくろい
老妻と私 見ている
これ迄だって こんな場面
何回も見たのに 今日は
じじいの私の気持 波立っている
先祖様達が
心遣い 親愛の情を
まだ しっかり持ち続けているのに
遥か先の子孫の私
毛づくろいを
すっかり忘れている
すぐ近くの老妻への
優しい行為を・・・
それらしき振舞い
三十年程前 確か 記憶にある
それ以来 長ーい期間
毛づくろい やっていない
掘りゴタツの向う側は老妻
何故か 並び座りでない
昔から 食事時 向かい合ってきた
横並びなら 気の遣い方
随分とちがったろうに
つっーとにじり寄り やや
前かがみになった背を
優しく撫でたい 何も言わずに・・・
無数のシコリのひとつ
溶かせると思うのだが・・
一番易しい コトが
一番難しい
一番大切なコトを忘れ
アワのように生きてしまった
テレビではまだ 毛づくろい
続いている ああ やりたい!
お願いだ やらせてよ
お前さん 一人っきりだから
寂しい と ボヤくの?
何言ってんだ どこが一人っきりなんだ
お前さん 一人生きしてないぞ
えー だって 一人だもん
淋しくて 気が狂いそうだよ
何言ってんだよ 私の一人生き
ずーっと 知ってるだろう
ふふふ・・気持分かるよ でもさ
お互い 同じような身体なんだから
お互い くっついて一つになりたくても
お互い そりゃ無理だろ
最 後迄一人さ でもさ 実は
一人で生きてるんじゃないんだぜ
え? 一人っきりは一人っきりだぜ
誰れも居ないんだから
一人ぼっちだよ 何で
一人ぼっちじゃないのさ
うーん お前さん
素っ裸じゃないぞ 何かい着てるだろ
お前さんが着てるモノ 誰れかが
作ってくれたんだぞ
だって俺の金で買ったぞ
お前さんの金? 何だそりゃ
金得るのに人の為働いて得たんだぞ
それに 金だって沢山の人の協力で
作られてる どうして一人なんだよ
うーん そうか
そうだよ 一人生きだって
食物から水から電気から建物から
皆して協力した結果だよ 分かったろ
うーん そう言う事か 分かったよ
寂しい と ボヤくの?
何言ってんだ どこが一人っきりなんだ
お前さん 一人生きしてないぞ
えー だって 一人だもん
淋しくて 気が狂いそうだよ
何言ってんだよ 私の一人生き
ずーっと 知ってるだろう
ふふふ・・気持分かるよ でもさ
お互い 同じような身体なんだから
お互い くっついて一つになりたくても
お互い そりゃ無理だろ
最 後迄一人さ でもさ 実は
一人で生きてるんじゃないんだぜ
え? 一人っきりは一人っきりだぜ
誰れも居ないんだから
一人ぼっちだよ 何で
一人ぼっちじゃないのさ
うーん お前さん
素っ裸じゃないぞ 何かい着てるだろ
お前さんが着てるモノ 誰れかが
作ってくれたんだぞ
だって俺の金で買ったぞ
お前さんの金? 何だそりゃ
金得るのに人の為働いて得たんだぞ
それに 金だって沢山の人の協力で
作られてる どうして一人なんだよ
うーん そうか
そうだよ 一人生きだって
食物から水から電気から建物から
皆して協力した結果だよ 分かったろ
うーん そう言う事か 分かったよ
じいさん暮らし 慣れるにつれ
刺激がどんどんへってゆく いや
そうじゃないんだろ
人間社会 ものすごい勢いで
変化しているらしい から
刺激津波は 日々襲いかかってるはずだ
でも じいさん私
刺激を刺すモノと受け止めてない
刺激を怖いモノと受け止める
神経・感性が枯れ麻痺してるのだろう
いや じいさん私だって
刺激は 刺激として受け止めている
刺激は ありと認知しているが
刺激なんて水や空気と同じと思っている
じいさんになったって
身体は自立行動し
気持も衰えていないし
人間社会の悪変化は新聞 本で知ってる
刺激ー若い時は
気持に与えられるムチだった
刺激に刺されるなら その都度
しっかり反応し 自分強化に転用した
青臭い私が 血相変え挑む姿
今でも はっきり見える
若者~壮年時代 刺激こそ
傲然と生きる為のガソリンだったのだ
多分 人間社会の混迷は
止まる事を知らず 更に更に
変転してゆくにちがいない
恐いモノ無し老人は適当生きでいいが
活動期に生きる後輩達よ
つぶされるな つぶれるなよ
刺激がどんどんへってゆく いや
そうじゃないんだろ
人間社会 ものすごい勢いで
変化しているらしい から
刺激津波は 日々襲いかかってるはずだ
でも じいさん私
刺激を刺すモノと受け止めてない
刺激を怖いモノと受け止める
神経・感性が枯れ麻痺してるのだろう
いや じいさん私だって
刺激は 刺激として受け止めている
刺激は ありと認知しているが
刺激なんて水や空気と同じと思っている
じいさんになったって
身体は自立行動し
気持も衰えていないし
人間社会の悪変化は新聞 本で知ってる
刺激ー若い時は
気持に与えられるムチだった
刺激に刺されるなら その都度
しっかり反応し 自分強化に転用した
青臭い私が 血相変え挑む姿
今でも はっきり見える
若者~壮年時代 刺激こそ
傲然と生きる為のガソリンだったのだ
多分 人間社会の混迷は
止まる事を知らず 更に更に
変転してゆくにちがいない
恐いモノ無し老人は適当生きでいいが
活動期に生きる後輩達よ
つぶされるな つぶれるなよ