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ポエムで暮らそうブログ

サラリーマン、高校英語教師、建設業経営者など常に前向きに生き、喜寿を迎え田舎暮らしを楽しむ知人。その時々を詩に託し、30年作り貯めた3000編、現在も毎日一編作り続けている作品をご紹介させていただきます。ご笑覧宜しくお願い致します。

気が合わなかったから 多分
離婚したのだろう 多分
気が合わぬから 離れて
暮らした方がいいと ・ ・ ・

心決めし 実行するのは強い人なのか
心決めし 実行するのは弱い人なのか
分からん
七十代じいさん同士
酒片手に ぽつりぽつり心を語る

四十~五十年に及ぶ
結婚生活 あえて考えあえて口にすると
もう 気など合ってない事など
歴然となる 気が合ってる ・ ・ ・
妻はオレを愛している などと
豪語するヤツは一人もいない

フィクション世界に存在する
あなたと一緒に ・ ・
あなた愛しているわ ・ ・ ・
あなた居ないと生きられないわ ・ ・
次も ・ ・ あなたと ・ ・ ・

どうやら 愛油を浴びた幸せ
思い出す限り 無いようだ しかし
だからと言って たとえ思ってる
別れを言い出す事はしないし
別れて気が合う人を求め
もう一度挑戦し直す気持も
勇気も持ち合せていない ・ ・ 
毎回 そんな結論でおひらきに至る

離婚を心決めし 実行した男に
会ってみたいなー 秘かに思っている
結婚生活に純に愛を求める心
すごいなー 我慢の内なら それでいい
じいさん仲間 枯れているんだろうか
空気を吸う 陽が欲しい 雨も欲しい
水も欲しい 食物も喰う 排泄もする
子もつくる 子を育てる やがて死ぬ
自然界で自然に生きる生きモノと同じ
まったく すっかり同じはずなのだが
人間と呼ぶ われ等 動物だけが
何もかも 不自然生きしている

寒ければ サルと同じく
毛をはやせば 生きられたはずなのに
多分 風雲冷気から逃げ
穴に入り込み 自然火から火を覚え
喰う為の獲物 火にあぶり喰い
喰う為の得物 貯える事を覚え
次第にズルを覚え 自然仲間から
離れ 変な人工動物になったのだろう

今朝も 小鳥さん達
チュッチュッと 澄んだ
それはそれは自然で心地良い
御話ししつつ 枝から枝へ
忙しそうに とび廻っている

雀さん お仲間と どんなお話し
しているのですか じいちゃんにも
聞かせてちょうだい
え? 人間とだけは話したくない?
そうですか そうですよね
どんどん どんどん 林はつぶすし
どんどん どんどん 毒薬まくし
雀さん達の食べモノ 虫もいないし
野菜にも草にも 毒薬まくから
きっと 雀さん達
身体こわすでしょうね

ごめんなさい 八十年も生きていても
じいちゃん 何も出来ないで ・ ・ ・

 

春樹さん さすが
うまい言葉 よく言うよ

女の子とうまくやる三方法は
一 相手の話し 黙ってきく
二 着ている洋服をほめる
三 おいしいものごちそうする だとさ

もっと早く教えてよ
八十になっちまって もう間に合わんよ
なるほどね
書物出せば その都度 億を稼ぎ
書物出せば 日本ではお祭り騒ぎ

天才 ・ ・成功者 ・ ・とは
春樹さんのような人なんだね
凡脳じいさん もちろん
春樹さん作品 ただ拝読するだけ
雲上秀作とは こういうものなんだ と

そうそう まだ春樹名言あるよ
ー全ての水は与えられた最短距離を
 通って流れる しかしある場合
最短距離は水そのものによって
作り出されるーーー
人間の思考とは そのような水の
機能に似ているーーー

うーん 分かったようで納得に迄は
到れない でも 何だか
呆けじいさんの視界から厚雲が動き
ぼんやりと何かが
見え始めたような気がする

なるほどなー 春樹名人
若者から枯れじじいまで 皆に
何かを射し込んで下さるんだなー
そうか それも魅力の一つなんだ


恐らく もう間もなく
「生命返上」命令メイル届くだろう
ゴタゴタとした反応不要
「リョウカイ シマシタ」 たった一言
返事申し上げればいい

「返身心」 あれだこれだと
ジタバタ うろたえる愚行はせぬつもり
ジタバタ せぬ心積もり なのに
しっかり受け すっと渡る心決め
済んでるはずなのに どうも

ジタバタしている
残り少ない僅かな時間なのに
生きがいだの・ ・ ・
心の張りだの・ ・ ・
深めたいだの・ ・ ・
寂しいだのと・ ・ ・
男男しさに 溺れている
男男しさを 切れない

人の手の入らぬ
小さな林をゆっくり歩く
葉を落とした樹々 ひっそりと
立っている 大して風もないのに
ほんの少し枝先をゆすっている
きっと 互いに想い出を語り
おもしろ おかしく なつかしくて・ ・
ほんの少し 枝先をよじっている

落葉 母樹の根元に重なり合い
嬉しそうだ 母の根元は心地良いに
ちがいない 道なき道を
歩かせて頂く内に 心が落着く
そうだ 静かに生きればいい
そうだ ジタバタなんて変だぞ
そうだ 枝離れしたらそのままでいい
何時も ありがとね 樹々さん
今から六十年ほど昔 私も
中学へ通い きっと毎日
教科書 学んでいたのだろう
どんな気持ちだったのか

今 孫が小、中、高で学んでいる
どんな日常なのだろう
ききたいが きけない ママの表情
”きいてどうするの?”と 鋭い

孫も自分の日常には触れない
誕生日 進級 年玉以外の
近づきは無い 見たところ
元気で明るいから 余計事言わぬことだ

ふっと 昔に戻る 母の手一つで
育てられ 中学は終え
与えられた住み込み小僧仕事につく
月末に小銭与えられ母へ

悪条件仕事で肺やられ 首になり
一~二年後 近所人の口ききで
工場仕事にひろわれ 落着いたので
定時制高校へ通い 夜間大卒業と同時に
埼玉県立高校英語教師になった

チビ ヤセ 弱虫 どこに居ても
苛められ 毎日悲しかったが
秘かに内緒で一人学習に夢を込めた
求め続け諦めねば夢は実現する

孫達 手にするオモチャから目離さない
孫達 自分だけ望み夢 持つのか
孫達 口を閉ざし じいには口きかぬ
孫達 どんな気持で日々生きるのか

仲間と同じように 仲間と仲良くして
孫達 どんな道を歩んでゆくのやら