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ポエムで暮らそうブログ

サラリーマン、高校英語教師、建設業経営者など常に前向きに生き、喜寿を迎え田舎暮らしを楽しむ知人。その時々を詩に託し、30年作り貯めた3000編、現在も毎日一編作り続けている作品をご紹介させていただきます。ご笑覧宜しくお願い致します。

時折の じいさん集い
軽く飲み食いしつつ
あれだこれだの話題
心ゆく迄 ゆっくりと話し合う

皆 それなりに
荒波を乗り切り それなりに
活躍しつつ生きてきた連中
互いに 相手の生き方へ
互いに 敬意を持ち
互いに 評価し合う仲だから
おもしろいのだ

喜寿前後とは言え
お互い 老いまかせ ただ
時の移りに 身心まかせ ただ
漂流している訳ではない それぞれ
気を入れる何かを持っている

言わずとも 時間を注ぎ込み
それなりに 技を磨き続けている
何を しようが
何も しまいが
終着駅へ刻々と近づき
いやおうなく 全員下車の運命

だから それなら 何もせず
ゆったりと花鳥風月の境地に
身をまかせ 現生を心ゆく迄
味わい尽せばいいのに ・ ・

分かってはいたが そこ迄の
悟りには至れない
残された歳月 自分なり自分らしく
燃え尽きたいと 青さが燃えている
お互いの存在に 自分がある
もし立場がそうだったら 多分
そのように生きたろう 集いは楽しい
何歳位だったか
渡辺作品にはまった それ迄の
男作家が踏み込めなかった
女と男のかかわり合い描写が
おもしろかったのだろう

もっとしっかりねばると信じてたが
あっけない 先立ち でも
これが 彼らしかったのだろう
数々の可愛い姐さんに涙させて でも
あちらでも また おおもて大忙し

つい最近作品からのメモ
ー 高齢が増えて長生きして うんざり
ー 恐老 嫌老 でも敬老なし
ー 夫の捨てどき 捨てられどき
ー 老人病気 生甲斐のなさゆえ
ー 本当に男って 定年になったらいら
  ないのよね
ー 男は過去を振り返る性だが 女性は
  ほとんど振り返らない

うん おもしろいね
八十歳 前立腺ガンで旅立ち
ラブストーリー 代表選手の
藤堂志津子さん 旅立ち祝辞プレゼント

= 良い人生だったわね
= たくさんの女性たちとの浮名
  そのまま先生の描く小説世界
  の華麗さにむすびつく

そうか 前立腺か
ラブストーリー綴り と
ラブアクション実演 と
平凡男の百人分以上楽しんだんだね
あちらで待ってた姐さん達 大喜び
もっともっと がんばんな フン
六十年も昔のコト
父亡きあと 子供三人を育ててくれた母
中学終えると 私は
住み込み小僧となり わずかの金
母に全て渡していた

古く大きな薬局
数人の小僧 女中が働いていた
寝る時間以外 自由時間無し
先輩小僧の命じるままの毎日 ふっと
不安につかまった

このまま 将来もずっと続くのだ
いいのか それで私は いいのか
秘かに悩んだ末
近くの工場へ仕事を変えた
母へ渡す金から定時制高校授業料もらい
通学を始めた

工場も同じ 油まみれ汗まみれの
先輩達は五年十年二十年後の私の姿
私の人生は ・ ・ そういう事が 多分
定時制高校は変身キッカケだった

夜間大学へ進み 夜学八年で
埼玉県立高校英語教師へ転職した
周囲に気づかれずの英語独習
苦しかったが 夢が私を支えてくれた

英語選択は誤りでなかった
一日十語カードへ 一日十倍復習
九千語覚る 三~四年間で充分
英語新聞読めるようになり
英文小説読めるようになり
ラジオFENで耳、声 十分
人に教わる必要なし 金かからず 多分
外国語独習は 何かひとつにぴったりだ
一年学び北京語使い中国も楽しめた


貴男って頭の中で ふらふらしていて
足が地に ついてないのよ

何回指摘された事か もし
頭の中 しっかりしていて
頭の中 ふらふらせず
足は定職場に固定され
月ごとに 文春を精読し
日経に目を通し TIME読み
時折り コーヒー味わっていたなら

貴男って 落着いた良い男よ と
評価いただけたのだろう

貴男ってダメな人ね
非難されようが 性はサガ
ガサガサとガサツに乱暴に言動繰り返し
ハチャメチャに生きてしまった

そうか ダメな男か しかし
生き直しは許されない たった一度
奇跡的に地球上に生息を与えられた
一匹の動物
生存続ける事の困難さにあえぎつつ
日を過ごしてしまった

まともに小中高大を勝ち進んだ
知性には狂気男と映るのは当然だ
人間社会には順当階段がセットされ
一歩一歩上がれば評価されるが
平凡以下の知能には望むべくもない

たとえ 泥沼の中であろうと
生ある限り生きねばならぬ
日陰で喘ぐオスにとっては
選択などあり得ず投げ与えられた
条件内で死闘する以外術はない
これが私の道 見ないでくれよ
今や 旅立ち適齢期
定期的に図書館巡る時
先ず 新着本コーナーに行く
先ず 死に方の本 あれば手にし
著者年齢をチェックする

書き手が 六十代位の
兄ちゃん 姐ちゃんならポイッ
お前さん達 生意気言うのは
十年早いぞ それに頭デッカチ
大学出て以来 先生仕事だけ
大学出て以来 医者仕事だけ

目学問 耳学問 ベテランだろうが
へそまがり じじいには
青臭くて とてもとても ・ ・
うん? 九十代 ご婦人作品だ
略歴拝見 日常覗く
出版社からの仕事に追われる日々
それが生きがいとか
貴女は現役 まだ死は先だよ

うん? 例のじいさん作品が
また 同じような文句並べ
まだ 稼ぐのかよ まあ いいか
どんどん お説教 たれてくれ

今回は 適本なし まあーいいか
死に方なんて AB二種類だけ
動けず 虫の息しつつ
最後の最後迄 人手を煩わし
使いもしない戒名を買い渋々旅立つ

動け どうにか飲み食い出来るが
もう やる事やった
もう これ以上いいや 自意志旅立つ
もう 本なんて要らん
Bコース 予約済みだから