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H君と別れてからしばらくして、おじいちゃん(父のお父さん)が亡くなりました。

お葬式の朝、父が来たんです!
作業着っぽい服で。

「はよ会いにいっちゃり」

どーのこーのより、それがわたしの第一声でした。

それを見ていた父の弟の嫁(わたしのおばさん)が一言

「兄さん、そんなかっこで…はよ着替えて来い」

その時、「あっ、やっぱり他人やな」って、つくづく思いました。

父のだらしなさ、母が創価学会に入っていた事などで、特に父の弟とは気まずい関係でした。


父は、島根県の現場で住み込みで働いていたそうです。

警察に相談して、居場所が分かったそうです。


父が帰って来てから、しばらくは母だけが働いていました。

けんかがエスカレートし、母が父の顔を踏みつけてるのを見ました。

父も、肩身が狭かったことでしょう。

歯を食いしばって、辛抱していました。

あんまりにも可愛そうになって、「うちの工場に来てみたら?」と、誘ってみました。

自転車で30分はかかりましたが、父は毎日通いました。

仕事は、まじめにがんばっていました。

「○ー(わたしの愛称)パパ」と、持ち前の陽気さで、すぐに人気者になっていました。

あっという間に、一つの持ち場の責任者になっていました。

父がまじめに働き出して、母の機嫌もよくなりました。


長くなりましたので、又次にしたいと思います。

最後まで、ありがとうございました!
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U君と縁が切れてから、出会いはいっぱいありました。

それでも付き合うまではいかず、顔と名前とぐらいしか思い出せません。

その中で、一人だけ続いた子がいます。

わたしの働いている工場に、新しいおばちゃんが入って来ました。
とても気さくで、すぐにみんなと打ち解ける人でした。

休みの日に仕事の何人かで出かけた帰り、たまたまその人と二人になったんです。

「息子に迎えに来てもらうわ」

そうして、赤い軽に乗ったH君がやって来ました。

「わたし先帰るから、あんたらドライブでもしてきたら?」

そのまま、和歌山まで行きました。

初対面で会話もなく、ぎこちなかったのを覚えています。

その時に、電話番号を交換したんでしょう。(もちろん家電)

背は高くなく、少しぽっちゃり。
顔は別に普通の、1つ年上のH君との出会いでした。

気が付いたら、付き合ってたみたいな感じでした。

なぜか、H君のお母さんには内緒で…

ほとんど毎日、ドライブデートでした。

夜景を見に行ったり、たまに遠出もしました。

初めて行く所ばっかりで、すごく新鮮でした!

そんな楽しい日もいつまでも続かず、分かれの時がやって来ましたハートブレイク

H君のお母さんが、疑いはじめたのです。

わたしはH君のお母さんとは、変わらず付き合いをしていました。

H君は間に挟まって、しんどかったのです。

ただの知り合いに戻ろう

もう好きになってたから、だいぶ沈みましたタラー


長くなりましたので、又次にしたいと思います。

最後まで、ありがとうございました!
ご訪問、ありがとうございます!


父が帰ってこなくなり、母も仕事で週に2、3回しかいない日がしばらく続きました。

母のいない日に、U君が家に来るようになりました。

お金のあるうちは外食もしましたが、ほとんどはわたしが簡単な物を作っていました。

U君は仕事もせずに、友達の家で泊まっていたようです。

U君の家もいろいろあって、家を出たそうです。

そんなある日

いつものようにU君にご飯を作っている時、「あたし何やってんやろ!?」って思ったんです。

U君の事は、もう好きでも嫌いでもありませんでした。

“今まで”とか“これから”なんか、関係なく、「もうやめた」
そう思いました。

「もう別れよ」

U君はうなずいて、泣きました。

それからは家に来ることも、電話が来ることもありませんでした。


一度家に帰ると、U君と彼の母親、弟がいました。

鍵をかけないのを、U君は知っていたから。

インスタントラーメンを、勝手に作って食べていました。

父親の暴力から逃げて来たそうです。

とはゆうものの、家に泊める事はできませんでした。

その時はお金もなく、インスタントラーメンをあるだけ渡しました。

わたしは出かける用事があったので、「おれへんうちに帰ってね」と言い残して家を出ました。

もうU君とは、関わりたくありませんでした。

その後彼らがどこに行ったのか、どうしてるのか、わたしにはもう関係はありません。


この世で無駄な事は起こらない
すべては生まれる前から決まっている…

16、17、18才

この経験は、わたしにどんな成長をもたらしたのでしょうか?

この時から、すでに階段を一歩下りていたんでしょうか?


長くなりましたので、次にしたいと思います。

最後まで、ありがとうございました!