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父が帰ってこなくなり、母も仕事で週に2、3回しかいない日がしばらく続きました。

母のいない日に、U君が家に来るようになりました。

お金のあるうちは外食もしましたが、ほとんどはわたしが簡単な物を作っていました。

U君は仕事もせずに、友達の家で泊まっていたようです。

U君の家もいろいろあって、家を出たそうです。

そんなある日

いつものようにU君にご飯を作っている時、「あたし何やってんやろ!?」って思ったんです。

U君の事は、もう好きでも嫌いでもありませんでした。

“今まで”とか“これから”なんか、関係なく、「もうやめた」
そう思いました。

「もう別れよ」

U君はうなずいて、泣きました。

それからは家に来ることも、電話が来ることもありませんでした。


一度家に帰ると、U君と彼の母親、弟がいました。

鍵をかけないのを、U君は知っていたから。

インスタントラーメンを、勝手に作って食べていました。

父親の暴力から逃げて来たそうです。

とはゆうものの、家に泊める事はできませんでした。

その時はお金もなく、インスタントラーメンをあるだけ渡しました。

わたしは出かける用事があったので、「おれへんうちに帰ってね」と言い残して家を出ました。

もうU君とは、関わりたくありませんでした。

その後彼らがどこに行ったのか、どうしてるのか、わたしにはもう関係はありません。


この世で無駄な事は起こらない
すべては生まれる前から決まっている…

16、17、18才

この経験は、わたしにどんな成長をもたらしたのでしょうか?

この時から、すでに階段を一歩下りていたんでしょうか?


長くなりましたので、次にしたいと思います。

最後まで、ありがとうございました!