スーツ84 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

縄ばしごを外してハッチを閉める。
ナインは操縦席から工場を眺めた。

輸送機はオートパイロットで本部に帰るように設定した。

 「これからどうするつもり?」ナイン

「あ、ああ。
 本部を叩き潰すには作戦が必要だな。」
セブン

 「少し休もう。北極圏の本部までまだ一時間はある。」
 ナインも隣の操縦席に座った。

「そうだな。もうボロボロだ。」
操縦席で伸びをするセブン


そのまま30分経過。

会話も音楽も無い空間。

疲れのあまり寝てしまうセブン。




その頃、

ナインは静かに席を立ち、

セブンの操縦席のそばに。


シャツの背中をまくり、


すーっと

少年野球用の短めのバットを出した。


それを振り上げ、

寝息をたてるセブンの頭を狙う。