未来少年コフィ 47 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

おばさんを駅に送り、家に帰ってきた。

「コフィ。
君は未来から来たのだから知ってるだろ?

プロジェクトに採用されたのは、モンスターマシーンかキュビアか、または他の重機や建設機械か。」
我が家には答えがあるのだ。

「それは、お楽しみにしたほうが良いのでは?」

「それもそうだなぁ。」
どうせ半年で決まるんだ。


「砂漠の緑化が成功したかだけ教えてよ?」


「はい。
2025年の電子マップです」

壁に画像を映し出したコフィ。

砂漠の真ん中に丸い街がある。

ズームアップすると中心に噴水のある公園がみえた。

そこから放射状に道路があり、カットされたピザのようだ。
カラフルな屋根の街が広がっている。

もっと画像をズームアップして欲しいが、パイプの画像が出てしまうため、おあずけをくらった。

「なぁコフィ。
直志さんは何故、コフィを研究しないのだろう?

コフィみたいなアンドロイドが夢なら色々知りたくなるだろ?」

「私ではなく、私みたいな
です。
真似ではなくオリジナルを研究するでしょうね。」

「そうか。
キュビアだって、他の企業は思いつかなかったんだものな。

千手観音みたいなアンドロイドができるかもね。」

なんて気持ち悪いけど。


「火星仕様ですね。」

「あるんかいっ。」