未来少年コフィ 42 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

「直志。
これを1人で作ったのかい?」
おばさんは感動している。

「1人ではないんだ。

僕はあれから、積極的に人付き合いを頑張ってみたんだ。

また騙されるかも知れないけど、それでも僕1人の力なんて知れている。

どうしてもコフィ君のようなロボットを造りたいんだよ。

だから、いろいろ人に協力してもらっている。

その人たちの為にも、キュビアを送り出したい。」
直志さんはキュビアを眺めて語る。

「では、あの友達を見返してやる為じゃなくなったんですね。」
聞いてみた。

「実は彼もプレゼンをしていたよ。
大企業の開発者に混じっていた。
僕を見て驚いていた。
彼らのマシーンは、まず精密GPSを宇宙に飛ばすことから始まる。
巨大な建設マシーンは防塵装置。ヒーター。クーラーをくっつけて超巨大になっていた。

だから僕のキュビアを鼻で笑ったよ。」

写真を見せてくれた。

写真には開発者チームの後ろにあるモンスターマシーンが黒煙を吐いていた。


どうみても、キュビアは負けている。