未来少年コフィ 26 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

警察官が来て発見時の状況を聞かれた。

いろいろしつこく聞かれた。

たまたま落ちる瞬間を見たのか?

運転していてたまたま後ろを振り返ったのか?

車に驚いて落ちたのではないか?

なぜ子供に助けに行かせたのか?

子供だけでどうやって引き上げたのか?


「いやそれはそのー。」

コレはアンドロイドですごいパワーを持っていて

なんて言えない。

とにかく現場検証が終わった。

靴と遺書らしき手紙を持っていった。

縁石の新しい傷を見て、俺の車も調べられた。

俺が轢いてしまって、自殺に見せかけた。
子供の服を濡らして助け出したことにした。


なんて考えてるかもしれない。


「マサル。
ワタクシが録画しているVTRを映写しましょうか?」

「いや。いいよ。」
ややこしくなるだけだ。