u.g 090 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

「大事故!?」
森田

宇宙人はモニターに写真を映し出した。
「地震の日から人類滅亡までを説明するね。

全世界にある原子力発電所。

原子力空母や
原子力潜水艦

核ミサイルも全廃させるという
世界核兵器全廃サミットにより

核全廃条約 ヤンパット条約が締結され、期限の2013年12月24日までに核兵器の廃棄が決められた。」
宇宙人

「クリスマスイブだね。
それで世界が平和になれば言うこと無しだよ」
森田

「でも核兵器って最終手段ていうか、持っているだけで脅威だよ。
相手が廃棄するかなんて信用できるかなぁ?」
腕組みする中村

「そうなんだ。
結局、ある程度の廃棄は公開されて行ったが…
あとは国どうしで探り合いさ。
でも期限は近づく。

期限のあとに一個でも、小さなミサイルでもあれば、全世界を敵にすることになる。

二大大国の睨み合いのまま、ついにクリスマスイブを迎えたのだ。」
宇宙人がパネルをこする度に写真が変わった。



そして最後の写真は遠くから地球を写したものだ。

地球の右側に青い円形の光がある。

地球の直径の10分の1はある、巨大な光だ。

「何よコレ、隕石かしら?」
先生が写真を見つめる。