u.g 084 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

宇宙船は加速のGも感じさせないが景色は流れていた。

「すごい静かだね。」
大野

「ガソリン?軽油?
それとも電気?」
森田は原動機に興味をもった。

「電気…かな。
正確には宇宙のプラズマ石から電気エネルギー取り出しているよ。
君たちが下敷きをこすって頭に近づけて遊ぶだろ。
あの10倍くらいの静電気で動いているんだよ。」
操縦席の宇宙人

「エコすぎる。
ボタン電池一個でも飛べそうだね」
森田

「でも大人1人、子ども3人に、この鉄の機体よ。
電池一個で動くなんて信じられないわ。」
先生

「この宇宙船は、地球上では重さが無い。
えーと、正確には地球の引力の影響が無いというか。

常に無重力の中を飛んでいることになる。
だから小指で押しても動くよ。」
宇宙人

「え、重さが無いの?」
大野

「重さはあるけど、地球の引力に引かれないの。
この宇宙船はワレワレの星の鉱物や物質でできているんだ。

そうすると地球の引力は受けないのさ」
宇宙人





物語はフィクションです。
作者の勝手な理屈です。