D-LIKEよりリリースされたダンパーロッド。
SUS304 ステンレスショックシャフト。
3ヶ月くらい前に熊本より着弾しまして、テストさせてもらっておりました。
このステンレスショックシャフト。
旋盤削り出し等ではなく、精度と強度に優れているとされる引き抜き材での加工とのこと。
吉澤さんのこのシャフトにかける真円への拘りと、硬い素材を引き抜き材で加工することで歯がすぐに駄目になってしまい、何度も高精度の調整がいることから、とにかく大変で職人さんが嫌がるほど。並々ならぬ苦労があったらしいです。
さてさて。
まずダンパーロッドを選ぶ時って、自分もそうなんだけどコーティングの滑らかさ(どれだけスルスルか?)で選んでますよね。
このD-Likeのステンレスシャフトは、あえての「ノンコート」となります。
素材はSUS304(オーステナイト系)。
へ・・・? ノンコート?
コーティング無しでいいの??
と思いません?
これがなかなか面白いのです( ̄ー ̄)ニヤリ
まずは自分の感じたフィーリングから。
はじめにワタクシはダンパーロッドとしてHRCの鬼と金棒ULTIMOを愛用していて最高のロッドだと思っています。
んでハイブリッドは足の動きが超重要なのでダンパーロッドやその組み込みまでかなり拘っているほうと思っています。
鬼と金棒ULTIMOをハイブリッド1号機と2号機に計2セット購入してるくらいですから^^
そんなワタクシの感想と比較ですが(^^ゞ
D-Likeのステンレスシャフトを組み込んで手でダンパーを伸縮させた感触は普通にスルスル。
走ってみるとシットリなフィーリング。
自分の想像と違って意外というか意表をつかれた感じでした。
シットリなので路面のインフォメーションが捉えやすくて、アクセル操作のミスでやり過ぎてこれは破綻する!という場面で粘ってくれて破綻が減ったのが一番の発見。
この時の粘りの姿勢、しっかり沈むところは沈んで伸びるところはしっかり伸びるみたいな。
実車感出てカッコイイです。
フィーリング?感度的にも?アクセルの1~100まで常に路面を感じながらコントロールできるイメージかな?
鬼と金棒は究極のローフリクションのために反応が早く、上記ような場面で1か100かになってしまっていたのかな?と改めて考察。これは腕の問題かもですけどね(^^ゞ
そう考えてみると、D-Likeのステンレスシャフトは確実に中間を操作しやすくなっています。
どっちのダンパーシャフトが良い悪いじゃなく、マシン特性や路面、個々のイメージで選ぶのが良いのかなと思いますね。
あとダンパーロッドってスルスルのノーフリクションこそが正義と信じて疑わなかったけど
その質感の違いも走りや表現の要素になるなんて新発見だなーと。
感じたのはそんなところです^^
で、SUS304ステンレスの特性?特徴?
まずはまったく知識のないワタクシなりにまとめてみました。
① オイルを引き寄せるシットリ感
SUS304はオイルを表面に抱き込む?(親和性が高い)性質を持っているので、密度の高いシットリとした油膜が自ら作られる。
② オイルの中で起こる自己修復機能
常にオイル(酸素)に浸かっているので、表面の薄い保護膜(不働態皮膜)が瞬時に再生する。言い換えると天然のナノコーティングが備わっているといえるわけで、天然コーティングが傷ついても酸素を吸って自己修復する。みたいな。
理論的には永久に組んだ直後の質感が続くって解釈かなと。
あくまでも理論上だけど、個人的にはそういうことと解釈したわけです。
間違ってるかもなのでツッコミなしで(^^ゞ
そしてこのダンパーシャフトの売りの真円度。
D-LIKEとして真円公差規格8ミクロン(0.008mm)と公表しています。
Meid in Japan qualityの公差8ミクロン以内という厳しい規格の、限りなく真円に近いシャフトという謳い文句ね。
真円公差8ミクロン(0.008mm)って
調べてみるとラジコンパーツなのに、工場の顕微鏡レベルの測定器で使うような完璧な円柱になっているってことみたい。。。
例えると
髪の毛の太さがおおよそ80ミクロン(0.08mm)
8ミクロンとは髪の毛をさらに縦に10等分したうちの1枚分の薄さってことですわな。
1本のロッドをどこで輪切りにしても、その薄さ以上の歪みがないということになるのかなと解釈。
ロッドの真円度に誤差があると、ストロークのたびにゴムが潰される場所と隙間ができる場所が入れ替わるのかなと想像。。。
真円度が高ければ、ゴムにかかる圧力が360度、全ストローク域で一定になる。且つ隙間が常に一定なのでオイルの膜が絶対に破れない。
みたいな感じかなと。
仮にロッドにコーティングするとなると、よっぽどの真円度がないと歪が生まれてしまうみたいですね。
そりゃそうかも(;^_^A
仮に真円に歪があればOリングは点で接触するけど、真円度が高ければ高いほどOリングは面で接触する理屈。
これらSUS304という素材の特性と真円度を踏まえて考えると、極めて正確な円柱のシャフトに天然のコーティングが合わさる相乗効果みたいに解釈しました。
だからこそのノンコート。
Oリング(Xリング)が360度均一に面でシットリと包み込んで、オイルが最高の仕事をしてくれてるからこそ、ワタクシが感じたどこまでも粘るシットリ感が生まれたのかなと想像。
ここ3ヶ月、深く深~く考えていたのでした^^
個人的なリアルドリの解釈として、グワッ!グワッ!と振ってく過程での入りや粘り方、中間のモーションや繋ぎこそが特に大切で、最高に萌える瞬間と思っているんですよね。
この性質がリアルドリにもたらす絶対的な強み!
想像できますやろ?( ̄ー ̄)ニヤリ
吉澤さんの拘りと職人さんの技術とプライドが作り出した、狂気のダンパーシャフト。
使ってみればわかると思うよ( ̄ー ̄)ニヤリ



