(この記事は2023年の8月に記載し2024年2月に加筆し今回加筆します)


朝日に焼かれた霊峰富士の威容を、武蔵は初めて目の当たりにした。流れるままの涙に頬をぬらし、自己の存在が宇宙の中の小さな一粒に過ぎないことを悟る。剣の腕に芽生えた自負もどこへ、われ知らずひざまずくのだった

▼吉川英治『宮本武蔵』の一節である。

富士の神威に打たれ諦観にも似たつぶやきを武蔵は漏らす。「自然の悠久は真似ようとて真似られない。自己より偉大なるものが厳然と自己の前にある。それ以下のものが人間なのだ」

言葉ににじむのは、山岳信仰の背骨をなす山への畏れである。山を単なる山と見下す現代人の軽さを、武蔵なら何と嘆くだろう。「旅のついでに富士登山を」と、霊峰を侮った軽装で臨む外国人観光客がいる。

▼宿泊客で埋まる山小屋を尻目に、0泊2日の「弾丸登山」を試みる。山上の寒さをしのぐため、トイレを占拠する。マナー軽視の横紙破りに、多くの登山者が閉口しているとも聞く。

▼山頂踏破を一生の記念とするのは構わない。山への賛美と畏怖はしかし、必携のアイテムだろう。富士山に限らない。

近年は整備が行き届かぬ「バックカントリー」でスキー客が事故に遭うことも多い。恐れを知らぬ人に、山は容赦なく牙をむく

▼人間の非力を謙虚にかみしめたい「山の日」である。登山家の野口健さんはかつて、富士山の世界遺産認定へ向けた取り組みに難色を示していた。登録を境に観光客が殺到し、踏み荒らされた屋久島をごらんなさい、と。登録から今年で10年、今は任意とされる入山料1千円の見直しなど、一定の規制に手を付けてよい頃合いだろう。霊峰が音を上げる前に、である。

▼「富士山の闇は日本の病み」。そんな警鐘も、野口さんは鳴らしている。




令和5年8月11日[金]

産経新聞朝刊1面  産経抄より全文掲載



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今日は今上陛下の御誕生日でありますが、富士山の日とやらでもあります。


一つ文句を言わしていただくと

この記事の最後のほうに


「霊峰が音を上げる前に」


という一節がございます。


既に富士山は【地鳴り】や【地震】という形で【音を上げて】います。

噴火だけが【音を上げる】状態ではないのです。

私達人間に出来ること…………

簡易トイレ、バイオトイレの設置、携帯トイレの義務化は喫緊も喫緊ですが、


【近付かないこと】【登山しないこと】


当たり前のことですが、我がの欲望の為に我がの排泄物で、時々は自分自身が【死体】となって【御神体】を汚す穢すことをじっくり目瞑って思考を巡らしたほうがよい。



2006年までに積もった糞尿は未だ分解されずに残っているという厳然たる事実。


【臭いものには蓋】

【旅の恥はかき捨て】      は



【神様仏様相手には通用しない】


ということも。






愛情。愛妻。愛娘。愛息。愛憎。慈愛。

偏愛。博愛。寵愛。親愛。敬愛。情愛。

溺愛。母性愛。愛欲。愛執。相愛。恋愛。

求愛。愛読。愛護。愛郷。自己愛。割愛。

友愛。祖国愛。母校愛。郷土愛。愛国心

など。

こんなにも類似語をもつ民族は世界でも日本だけ。誇りをもって読み書きしたい。


2026年(平成8年)1月6日

産経新聞朝刊1面 朝の詩

たかが「愛」の一字

川崎市高津区 里中 信 88

(選者 八木幹夫) より全文掲載

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【愛】です。

【心】が真中にある字の一つです。


【愛】………たかが「愛」の一字ですが、様々な意味を持ちます。

「愛」「愛」と盛んに用いられるようになり、本来は含蓄の深い言葉であるにもかかわらず、「愛」という言葉も安っぽくなってしまいました。

「愛してる」なんて簡単に言ってはいけないんですけどね……

女性のお名前に多いのですが、「愛」という言葉の深さから、高いハードルを越えなければいけない人生がやってまいります。

名付けにおいてもお薦めはしません、ハードル高いんでね。


【愛】の本当の意味は、上記の朝の詩の中に記されています。皆さんもお考えください。


【愛】の本当の意味は、熟語です。


【女性】は全員がお持ちです。(たまに例外あり)

男性は、せいぜいおって10人に1人…ぐらい。


今日ご挨拶にお伺いした【高野山】、


【弘法大師様空海様】はこれを持ってお生まれになられました、勿論今現在も尚。



そうです、【慈愛】です。

【慈しむ愛】が本当の【愛】です。


はい、【慈愛】の意味、分からないなら今直ぐ調べましょうよ、スマホか辞書で。


今やる直ぐやるわかるまでやる、ですわ。


もう一度いいますが、


女性は元々全員がお持ちです。


お大師様は、身体の機能等は男性ではありますが、「生まれ」は「女性生まれ」であります。占い師の方ならこの意味がわかると思います。

父方の佐伯氏よりも母方の阿刀氏の影響が濃い。


【慈しむ】という言葉も非常に含蓄が深い…


【慈】も【愛】も

【心】が入る…


【慈】は下に【心】

【愛】は中に【心】


ああ、AIも【愛】ですか…

AIに【愛】などあれば恐い…かな


2026年2月22日、特急「こうや号」

【2号車22番】

今日はこれは偶然に出て来た切符ではございません。高野山から帰りの極楽橋の切符売り場で指名して買いました。

そんなんこれ偶然に出て来たら凄いで!

というか恐いですよ★

でも何年か前に出てきたな………確か…

まあ、ええわ過去のこと


一番人が少ない時期にもかかわらず、この暖かさで雪も溶けて、冬場のお参りで一番人が多かった★

地下法場も工事が終わり、2年ぶりにご挨拶が叶いました。

やはり仏界の最高峰は全ての意味で次元が違う。やはり圧倒的にNo.1。

いつでも気軽にご挨拶にお伺い出来るという最高の贅沢を享受出来ることに感謝して、明日は神界の最高峰へ。






 文明批評に鋭い筆を振るった上智大学名誉教授の渡部昇一さんに、中高時代の恩師との思い出話がある。2人で散策していたある日、各地に数多ある「春日神社」の一つに行き当たった。「春日様ってどんな神様なんでしょう」▼ふとわいた疑問を、渡部青年が口にした。恩師は「アメノコヤネノミコトだよ」と即座に返したという。岩屋の中に隠れた天照大神(あまてらすおおみかみ)を外に引き出すため、天の岩戸の前で祝詞をあげた神様である。「藤原氏の先祖さ」。恩師はそう教えてもくれた▼神話と国史上の大勢力が「今も生きている形で結びついている」。

渡部さんは感慨深げに書いていた(『決定版・日本史』)。海道東征を経て、大和の地で即位した神武天皇は天照大神の子孫とされる。国の成り立ちから現代に至るまで、歴史は一本の糸でつながっている▼渡部さんの説をもう少し続けると、日本と他国の大きな違いは神話の持つ意味合いという。例えばギリシャ神話と現代のギリシャにはつながりがない。日本の場合、神代の系譜はそのまま皇室へとつながっている。いわば「特異な国」だ、と▼思えば、われわれの祖先は美しい「やまと言葉」で、神話の時代からの歩みを語り継いできた。一つ一つの史実・事件に目を凝らしたところで、国と国民の中に宿る虹のような美質は見えてこない。正しい視線の方向と距離で歴史を見る必要があるーと渡部さんは説いてもいた▼「自分は何者か」を知るよすがとして、歴史に向ける目の置き場をいま一度、確かめねばならない。われわれには誇るべき歴史がある。きょうは「建国記念の日」、日本の成り立ちを曇りのないまなざしで見つめ、美しい虹を探す一日としたいものである。


2026年2月11日[祝]

産経新聞朝刊1面 産経抄より全文掲載


今日のこの産経抄がいわんとするところと、少しずれますが、「春日神社様」、「春日様」、「春日信仰」は別の側面(大変重要なこと)も持ち合わせています。奈良の春日大社様にお伺いしますとわかります。

もう1つ、文中にもある「天の岩戸伝説」です。神話の世界随一の有名なお話しで、日本の各地にこの「天の岩戸伝説」が存在します。その「天の岩戸伝説」の全ての所在地を把握しているわけではありませんが、主要な所在地には【川】が流れています。

天の岩戸伝説、伊奘諾尊様と伊奘冉尊様の国産み神話にも【水】が関わります。

古代から続く「春日信仰」、(今熊野観音寺様の記事の中で記した)「熊野信仰」、

「建国記念」、始まり、初まり………の元が何か………

すべてのものはローマに通じる、ではありませんが、全てのものはある一つのご存在に繋がるのであり、わけても我々日の本及び日本人は地形・環境、成り立ち、歴史等あらゆる面において「ある一つのご存在」との関わり、関係性が深いです。