今晩は、明日は証券会社の3次選考です。先週受けた物流大手の結果はまだ来ておらず、不安もありますが、頑張ります。
さて私はこれまで就職活動でも様々な企業を回りました。その中には、いわゆる自社を「グローバル企業」と呼ぶところもあり、将来日米の資格を活かしたいと考えている私はそういう企業を中心に回っていました。
ただ企業を回っていて感じるのが、「あれ、グローバル企業なのに内向きだな」という印象です。
今回取り上げた記事でも書いてありますが、「本社(国内)ばかり見ていて、現地で地道な営業活動していない」というのは私がもつ印象と同じで、私のもつのは、「異常なまでの日本賛美」と「国内重視なグローバル企業」という印象です。
最初の「異常なまでの日本賛美」ですが、驚くほど日本企業のビジネスマンや役員たちは「日本は素晴らしい国」という言葉を連呼します。
確かに日本製品の質は高く、サービスの面でも他国から絶賛されているものも多くあります。
しかし、何も日本だけが素晴らしい製品を作っているわけではありません。iPhoneはアメリカで作られていますし、Bloombargのオンラインに目を通していると中国やアジアの起業家たちの武勇伝が載ることも増えてきました。
ところが、世界に出て、仕事をしているはずの日本のグローバル企業の人たちは驚くほどそういうことに無関心です。
私がある会社の選考で、製造業(上場)の社長と焼肉をした時も、社長は日本の物作りの素晴らしさばかり話されていて、自社の工場で働いているはずの外国人従業員に関しては「管理の難しさ」や「扱いにくさ」ばかり話します。
確かに文化が違うのでそういう部分はあるとは思いますが、私があった外国人の中には日本人よりも真面目で勤勉な人もいます。個人的には性格や人物に人種や国籍は関係ないと思ってます(むしろ環境や周囲の人の方が性格に強い影響を与えている気がします。)。
正直、自分の会社で外国人を雇っていて、その人材の良さがわからないというのはいささか「日本びいき」なのでは思うことがあります。
二つ目の「国内重視なグローバル企業」ですが、これが実は多くの企業に当てはまるのです。
ある意味外資系企業が国内重視なのは納得がいきます。なんせ彼らは日本で製品やサービスを売るために日本法人や支店を作るんですから。
ただ、日本のグローバル企業の多くが内向きすぎるのには正直驚きました。
まずグローバル企業と名乗る会社の多くが「そもそもグローバル企業なの?」というレベルです。
例えば私が回った多くの会社は取引のほとんどが国内か、米国製品(コンピューターソフト)を日本向けに改良することで収益を得ていました。
そのため、こんな質問したら、以下の答えが返ってきます。
御社では英語は必須ですか?
いいえ。
しかし、海外との取引ありますよね?
て言っても全体の1割もないよ。社内じゃ英語はほとんど使わない。
とまあ、グローバル企業なのに海外との繋がりがものすごく薄い"グローバル企業"が多いのです。
これは何もオールドエコノミーの企業だけでなく、ベンチャーでも(むしろベンチャーのほうが・・・・)当てはまることです。
いわゆる「自社の製品を世界中で売ってみせる!!」みたいな企業よりは「海外?グローバル化とか言われてるし、少しはやっとくか。」という会社や「この米国製のソフトを日本語バージョンにして売ろう。」という国内マーケットを意識した戦略で行くことが多いです。
また、海外との取引が多い会社でもよくよく聞くと「国内の大口顧客が海外に工場を作ったから」という理由で発生する取引や日系企業を相手にする取引が大半を占めていることが多く、以外と現地企業への売り込みはしていなかったりします。
正直、私個人の感覚ですが、いわゆる「グローバルに働きたい」なら、就活でそういう会社を探すよりも起業してサイズは小さくてもグローバル企業を作ることを目標にして、就活は「そのために必要な経験や知識のいくらかを積むこと」を念頭に置いてやったほうがいいと思います。
私の今の就職活動もインターンでの経験や失敗、その他の自分の強みを見て、「将来、行政書士と米国弁護士の資格でグローバルなfirmを作るのに必要な経験や知識を得る場」を見ることにしています。
個人的には留学経験者も日本でグローバル企業を見るけるよりもそうしたほうが留学経験を生かしやすい気がします。