「リベラリズム(liberalism)」という用語は、ラテン語の liber(自由を意味する)に由来し、19世紀初頭に政治的な文脈で初めて使用されました。 

語源: 「liberal」という言葉は、古代ローマの「liber」(奴隷ではない自由民)という言葉に起源を持ちます。 中世には「自由学芸(liberal arts)」といった教育の文脈や、「寛大な」「偏見のない」といった態度を表す形容詞として使われていました。
  • 政治用語としての始まり: 政治的な思想や運動を指す固有名詞としての「リベラリズム」という用語が最初に現れたのは、19世紀に入ってからです。
    • スペインでの使用: 1810年から1812年にかけて、スペインの国会(Cortes)の派閥が、国王を支持する保守派に対抗して自らを「Liberales(リベラレス、自由主義者)」と名乗ったのが、政治的なラベルとしての最も初期の例と考えられています。
    • 英語での使用: 英語で「liberalism」という名詞が初めて確認されたのは、1815年、または1816年(OEDによる)です。
    • フランス語での使用: フランス語の「libéralisme」は1818年頃に使用され始めました。
  • 思想の源流: 用語自体は19世紀に登場しましたが、その思想的基盤(個人の自由、法の前の平等、立憲政治など)は、それ以前の17世紀後半から18世紀の啓蒙思想家たち(ジョン・ロックやアダム・スミスなど)によって発展していましたこのように、「リベラリズム」という言葉は、まずスペインで政治的な党派名として使用され、その後ヨーロッパ全体に広まり、現在のような政治思想を指す一般的な用語として定着しました。 

そうなると、消極的自由で用いられる傾向にあろうイギリスにおいて、liberty と freedom の使い分けや印象の違いが気になります。

「自由意志」のフランス語、ドイツ語、英語はそれぞれ libre arbitre (フランス語)、freier Wille (ドイツ語)、free will (英語) で、ラテン語の liberum arbitrium に由来します。 

フランス語: libre arbitre 
ドイツ語: freier Wille 
英語: free will 

英語におけるlibertyの語源はラテン語、freedomの語源はゲルマン語


 二つの自由概念における消極的自由と積極的自由は、それぞれ前者のイギリスと後者のフランスの傾向にあり。穏健な先行市民革命のイギリス、急進な後発市民革命のフランスで、フランス革命の際にイギリスにおいてバークの保守思想が広まった。

イギリスとフランスの貴族は、対照的です。イギリス貴族は、公共的負担を担ったことで権力を維持し、革命後も支配的な地位を保ちました。一方、フランス革命により貴族は力を失い、中央から排除されて地方貴族としてのみ権力を保持しました。


イギリス

経験論

消極的自由


フランス

合理論

積極的自由