私は「食物アレっ子ママは丁寧な食育を
している」と本気で尊敬しています。
でもだからこそ、食の多様性を尊重しつつ
頑張り過ぎない食育を応援したい！
そんな思いを胸に、
料理嫌いなずぼら管理栄養士加藤美佳が、
頑張り過ぎない食育について発信しています。
突然ですが皆さんは、2種類の休息と言うと、どんな事を思い浮かべますか？
そう、答えは積極的と消極的です。
活動量をアップする事で、頭を休める積極的休息と、好きな音楽を聴いたりなどして、体を休める消極的休息ですよね。
私は、実は食育にも積極的食育と消極的食育があると思っています。
具体的には、料理をしたり学んだり、食べ物を育てたりする事が積極的食育で、料理を食べたり食べ物を収穫したりするのが消極的食育だと思います。
実は先週末、中1の娘が自ら積極的食育を始めました。
何かと言うと、「アイシングクッキーを作りたい」という思いから、作り方や材料を調べて、型などを買いに行きたいと言い始めたのです。
私もアイシングクッキーに興味を持った事はあったものの、そのままになっていましたので、娘が興味を持った事にとてもビックリしましたし、嬉しかったです。
そして思わず「アイシング習ってみる？」って聞いてしまいました。
そうしたら…
「ありがとう‼️
でも、最初は自分で調べてみたやり方で
やってみたい❣️」という回答‼︎
素晴らしい積極的食育です‼️
なので、
もう、彼女に私から提案するのはやめて、
裏方に徹する事に決めました。
って事で、家族で東京合羽橋にある道具街に行ってきました。
馬嶋屋菓子道具店では、店内中央吹き抜けの部分に網が張られていて、そこにビッシリとクッキー型のサンプルが飾ってありました。
沢山の型の中から娘が選んだのは懐中時計。どんな感じになるのかなぁ😊
アイシングの粉と着色料と型は全て、自らの所持金で賄いチャレンジする姿勢。
我が子ながら素晴らしい「積極的食育」だと思いますが、これは何もうちの娘に限った事では無いんです。
触ってみたい・作ってみたい・食べてみたい‼️
って思った事が既に積極的食育の始まりなのです。
もちろん失敗する可能性は高いですし、
手を出したくなる事は多々あります。
でも、そこでグッと我慢する事が、
本人の食育を伸ばす事に繋がると思います。
その為にも、周りの大人が本当の意味での食育を知っていなくちゃですよね‼️
そして是非、食物アレっ子ママにお願いしたい事が一つ有ります。
子供が料理をやりたいと言った時には是非、安全の範囲内で応援してあげて下さい。
その経験がきっと、楽しい食事のに導いてくれると思います。
子供達が持つ、自らの食育の力に乾杯🥂
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