アレルギーっ子のパパ達 | 頑張り過ぎない食育発見記/アレっ子ママの食育サポーター 加藤美佳

頑張り過ぎない食育発見記/アレっ子ママの食育サポーター 加藤美佳

食物アレルギーを持つ小学生ママは丁寧な食育のスペシャリスト!!
だと尊敬している、実は料理嫌いなずぼら管理栄養士加藤美佳が、頑張り過ぎない食育をテーマに発信しています。

先日、LFAJapanさんが主催された
「アレルギーっ子パパたちのキモチ」
という講演に参加させていただきました。
 


中学生の男の子のパパと小学生の女の子の
パパからのお話でしたが、おふたりのお話を
聴いていて、当たり前の事ではありますが
お子さんの食物アレルギーをきっかけに
人生が大きく変化したのは、ママだけじゃない
って思いました。
 
実際、お二人の口から出てきたアナフィラキシー
(例えば全身の蕁麻疹と喘息が起こった時や
繰り返しはいて同時に動悸がするなど)が
起きた時のお話は、何年も前の事とは思えない
ぐらいとても臨場感が有り、こちらもドキドキ
してしまうぐらいでした。
 
そして、間近で過ごす機会が少ないからこその
食物アレルギーへの本当の理解に至るまでの
ママとの温度差や、それによるすれ違いなども
直接パパ達の口から聞くからこそ伝わるもの
だったと思います。
 
どんなに信頼出来ると思って結婚したパートナー
だったとしても、結婚して環境が変わった時、
妊娠して生活が変わっていく時、子どもが
産まれて環境が変わった時、家族間での問題が
生じた時、教育方針など、夫婦間でのすり合わせが必要なタイミングが沢山生じてきます。
 
その時に問題になってくるのが、そのすり合わせの方法なんだと思います。
 
今回の2人のパパは、どちらかと言うと両極端の
タイプで、思いは同じだけれども最初からママと
並走出来ているパパと、ある時ママの様子が
おかしい事に気が付いて、並走しようと頑張っているパパという感じでした。
そしてこのお2人の違いはどこから生じたかと言うと、一つには、ママのパパへのアプローチの
仕方の違いもあったのだと思います。
 
お互いを思うからこそ生じてしまう事も有るでしょうし、そもそも、パートナーの癖がつかめてない事でも生じる事だと思います。
 
相手がどんなタイプなのか、そしてどうしたらお互いを信頼して並走しながら問題に向き合えるのか、そしてその先にお子さんのどんな未来が待っているのか。
その為に何が出来るのか。

そんな事を一緒に考えながら、食物アレルギーを持つママ達の心が今まで以上に元気になって、
ご家族の目指す理想の未来に向けてナビゲートしていきたいなと思ってます。