毎日頑張っている食物アレっ子ママ達へ | 頑張り過ぎない食育発見記/アレっ子ママの食育サポーター 加藤美佳

頑張り過ぎない食育発見記/アレっ子ママの食育サポーター 加藤美佳

食物アレルギーを持つ小学生ママは丁寧な食育のスペシャリスト!!
だと尊敬している、実は料理嫌いなずぼら管理栄養士加藤美佳が、頑張り過ぎない食育をテーマに発信しています。

Clubhouse で
「食物アレルギーのお子さんへの
保育園での対応について」を
テーマに、現役保育士の
あけちゃんと、遊びに来て
くださった看護師のなつみさんと
色々とお話ししました♪
 

 
お2人に色々とインタビュー
出来たのですが、Club Houseでは
アーカイブが残せないので、
こちらでアウトプットしていきます。
 

 
あけちゃんは保育園を運営している会社の保育園の園長先生で、なつみさんは小児病棟での看護師さんをされています。
 
幼稚園も似ているとは
思いますが、園の給食事情
としては、食物アレルギーの
お子さんの給食については、
大前提として保育園の業態に
よって異なり、保育園を運営
している会社で有れば、
その会社の方針による
という事があります。
 
アケちゃんの会社の場合は、
認可園・認可外・病院内の
職員向けの保育園と他業態で、
それぞれ園で作る・仕出し・
病院の食事と給食の提供方法も
異なるとの事でした。 
 
今回は5つの質問をしました。

1.アケちゃんの保育園のアレルギー対応は?
 
今実際にいらっしゃるのは
認可園の保育園で、そこでは
完全解除・完全除去が基本で、
卵・乳・小麦については
明らかに目でわかる状態の物以外は
使わないとの事でした。
 
食物アレルギーがある場合には、
毎年病院からの生活管理指導表を
出して貰い、栄養士・保育士・
親御さんと3者でアレルギー面談をして、
園での過ごし方(工作の時に牛乳パックや
卵パックの使用が可能かどうか)や
給食について擦り合わせして、
その文面についてお互いサインを
交わしているそうです。
 
因みに、給食時には食物
アレルギーの子は少し
テーブルを離して、介助も
別に付いているそうです。
 
2.アレルギーの無い子達には
どの様に話をしているの?
 
園には0歳から2歳までの
お子さんがメインで、3歳の
お子さんが2人ほどいるそう
ですが、離れて食べている
お友達には介助の方が付いて
いるという特別感からか、
その子の席に座りたがる子も
多いそうです。
 
そんな時には、子供達に
「ここは〇〇ちゃんの席ね、
ここは〇〇くんの席ね」と
いう風に、それぞれ決まった
席が有る異なるを伝える
そうです。
 
合わせて、小児病棟の看護師のなつみ
さんからは、子供達は身体が
元気になる為に食べる食事
という認識があるので、
食事が異なる事に対して
「何で?」という声は
あがらないけれども、
「いいなぁ」って
お互い口にしている
様子は見掛けるとの
話がありました。
 
また、負荷試験のために
入院する食物アレルギーの
お子さんも増えている
とのお話も有りました。
 
3.給食以外で気を付けている事は?
 
工作物に使ってはいけない物が無いかどうか。
朝登園して来た時に、子供達の口の周りに
食べ物が付いていないかどうか。
 
4.アレルギーの有る子と無い子が遊ぶ
 時に、ママ達が気にしておくと良い事は?
 
アレルギーの有る子のママはお子さんに
アレルギーが有る事と気を付けている事を、
出来るだけ他のママに共有しておくと良い
と思う。
アレルギーの無い子のママは、少しでも
アレルギーの事でわからない事が有れば
アレルギーの有る子のママに聞くと良い
と思う。

5.食物アレっ子ママに伝えたい一言
 
保育士のアケちゃんからは、
「ちょっとした事であっても、
気になる事はどんどん相談
して欲しいです。
食事の事だけでなく、子育てについても聞いて貰えたらと思ってます」
なつみさんからは、
「毎日の食事づくりって
本当に大変だと思うのですが、
ママ達はいつも頑張ってるって

思ってます。
だからこそ、1人で抱え込まない
で欲しいです」
 
それぞれ、全く別の形で
仕事をしている訳ですが、
オンラインで思いが同じ
人達と繋がる事が出来、
本当に嬉しいです。
 
そして、このブログを読んで
下さっている食物アレっ子のママさん、
是非、一緒にお話ししましょう‼️