2016ヤイバ磯祭り四国大会 in 日振島  入賞しました! | 竜雲斎の土佐(高知)の釣りブログ

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1月31日に、2016ヤイバ磯祭り四国大会に参加して来ました。
 
場所はトーナメントの聖地 日振島です。
 
 
今年の初トーナメントなので、気合を入れます(^^
 
 
 
参加人数は多くて40-50人程度だと思っていたのですが、今回はなんと80人以上いるようです。
それでも決勝ファイナルに進む事が出来る人数は、上位3名と変わりませんので、なかなかの狭き門となってしまいました。
 
私はゼッケン番号40番で、2船目の最後となりました。
良い所に上がれる事を祈ります。


 

 

 

 



 
午前6時出港。
1時間程をかけて日振島に到着。
 
北から順番に降ろしていきます。
 
私は本島の北側(裏磯)になりそうです。
もうずっと南側(表磯)で釣っていません。
 
磯の名前は分からなかったのですが、才蔵の東側になると思います。
 
それ程広くないポイントの地磯に渡磯しました。
 
 
高場に上がって確認をすると
 
全体的に凄く浅くかなり沖まで底のシモリが見えています。。。
 
まあ、裏磯はだいたいこんな感じですね。


 


 

 

 


 

 

 

 


 
 
40-50m程遠投して沖を狙う事にします。
風が少しあるので、これ以上はマキエが届きません。
 
潮は左に動いています。
潮が動いているのでなんとかなるかも知れません。
 
 
直ぐにラインを引っ張るアタリ!
 
20cm程度の木っ端グレ(^^
 
一応、今回のサイズ規定はないのですが、これを検量しても賞が取れるはずがないのでリリースします。
 
 
次の仕掛け投入から餌取が出てきました。
どこに投げても直ぐにエサを取られます。
 
ラインを張り、竿先でアタリを取って見ると
 
ウスバハギ。。
 
フグ。。
 
今日のゲストが分かりました。
ただ、分かったところで数が多いので苦戦します(^^
 
 
グレの反応がなく、2時間程度経過します。。
潮もゆっくりと右方向に当ててくる感じに変わってしまいました。
 
 
辺りをキョロキョロと見ていた時
 
エサ取りを寄せようと定期的にマキエを撒いていた、左側の浅いワンド部分をふと見てみると
 
 
???
 
 
何か底の方で黒い影が動いているように感じます。。
 
逆光と波ではっきりとは見えなかったのですが、現状を続けていもしょうがないので、これを狙ってみる事にしました。
 
 
今度は、少し沖のシモリ付近に定期的にマキエをばらけさす様に撒いて、餌取が出来るだけワンドに入って来ないようにします。
(このポイントも後で狙います。)
 
ワンドには、集魚材は撒かずにオキアミだけ5-10匹程度、手で投げます。
こうする事で、餌取を極力少なくし、底の大きなお魚の食いを持続させる作戦です。
(こんな潮の動かない所で大量にマキエを撒いていると、直ぐに飽和状態になってお魚がエサを取らなくなってしまいます。)
 
 
斜めに張りを入れていた仕掛けのからまん棒が、すーと20cm程度動きます。
 
バシン!と合わせを入れると
 
 
 
ドン!!!!!
 
 
 
 

思わずよろめいてしまう程の重量感が竿全体にのしかかります!!!


お魚は手前のオーバーハングや沖のシモリに執拗に逃げようとしますが、そんな事はさせません!!
お魚の引きに合わせて磯中を駆け巡り対応します!!

暫くのやり取りの後、私の執念に負けたお魚が浮いてきます!!

 
 
 
 
 

!!!!!!!

 
 
 
50cmはありそうな口太グレです!!!!!
 
 
 
 

良型グレだと確認したらかなり緊張してきましたが、お茶碗を持つ動作のように繰り返されてきたタモ入れの一連の動作は、体に嫌と言うほど染み付いていますので、どんな状況だろうがスムーズに動けます!訓練の成果です!

 
 
 
 

グレをタモに収め、キーパーバッカンにキープして、磯にへたりこみます。。
張り詰めていた緊張感が解け、放出されたドーパミンで手と足がガタガタと震えています。。

やった。。。

 
 
 
こんな浅い奥まった小さなワンドで、まさかの良型サイズです。。
 
水深なんて、奥の方は私の身長程度で深い部分も2ヒロ程度なのです。
しかも底は砂地です。
 
通常のグレ釣りでは余程狙うはずがなくセオリーでは間違いのポイントなのですが、釣りの世界では結果が出ると逆転して正解になってしまいます。
 
経験は良質の栄養ですが、同時に先入観と言う悪玉コレストロールもあるという事ですね。
何でも試してみないと分かりません。


 


 

 

 

 


こんな場所です(^^
 
 
少し休みたいのですが、余韻に浸っている暇はありません。
大きなお魚がグレだと確認できた以上、これを逃す法はありません。
 
いつ活性が落ちるか分かりませんので、この最大のチャンスにキーパー5匹を揃えたいです!!
 
 
同じ攻め方で狙います。
 
やはり浅いのでグレが警戒しているのか、直ぐにサシエを吐き出します。
 
からまん棒10-20cm程度の動きで合わせを入れないと掛からない非常にシビアな状態です。
 
針は4号の小針で、サシエはムキミにして、出来るだけ違和感をなくして攻め続けます。
 
体や竿を動かすとグレが逃げるので、出来るだけ気配を消して磯と同化します。
 
岩化け、磯化け。。
 
川釣りでの経験が活かされました。
 
 
指先に引っ掛けている道糸に、僅かなテンションの変化を感じます。
僅か数ミクロンの違和感を感じる金型職人のような気分です。。
 
 


ガン! と合わせると
またまた凄い重量感!!

 
 
 
今度は磯の先端に直ぐに出れる場所で待機していたのでこちらの先手です!
 
 
 

同サイズを追加!!!

その後も1匹追加!!!

 
 
 
 
あと2匹。。
 
今日は行けそうです。
 
底に何匹泳いでいるかはっきりと確認が出来ませんが、キーパー数は居そうです。
 
 
暫くして、スーとラインを張るアタリに合わせて合わせを入れると
 
 
ふわっ  と、ゼロテンション
 
 
どこで傷が入っていたのか分かりませんが、道糸からラインブレイク。。。
 
 
やってしまいました。。
 
いい加減警戒心が強い状態なのに、ばらすと余計に釣り辛くなってしまいます。。
 
 
直ぐに仕掛けを作り直し、仕切り直しをしますが、案の定反応がなくなりました。。
 
 
仕方が無いので、少し沖に餌取を寄せる為にマキエを入れ続けていたポイントを攻める事にします。
(ワンドには、数匹づづオキアミを投げ続けます。)
 
餌取は、フグ・ウマズラハギなので、マキエワークで何とかなりそうです。
 
 
 

アタリがあると竿先で重みを感じるように攻めていると
グッっと竿先を押さえ込むアタリ!

合わせを入れるとなかなかの重量感!!

上がってきたのは、40cm程度の口太グレ(^^

 
 
 
 
このポイントでは40cm程度を数匹追加して、キーパーサイズは何とか確保する事が出来ました。
 
後はサイズアップです。
 
時間は11時程度なので、13:30の試合終了まで、まだまだ時間はあります。
 
 
その後は、潮が安定せず1ヶ所で釣れ続ける事がないので、潮に合わせて色々とポイントを変えて少しづづサイズアップして行きました。
 
釣果は40cmオーバーを15匹と文句無しの結果になりました。
今年はずっと好調です(^^
 
 
いつも思うのですが、日振島エリアのグレの魚体はスリムでスレンダーです。
高知のグレは体高があり一回り大きいので、同じグレでも見た目がかなり異なります。
理由は分からないのですが、このエリアはグレの魚影が非常に濃いので、エサの奪い合いがあり1匹1匹は十分にエサを取っていないのかも知れません。
 
 
港に帰港し、検量を済まします。
 
検量結果は6kg後半でした。
これは行けそうです(^^
 
当日の日振島は水温低下のせいか少しムラがあるようで、釣れている磯と釣れていない磯がはっきりと分かれてます。
しかし、50cmオーバーも多数出ており、状態自体は悪くないようです。
 
 
 
着替えを済まし閉会式を迎えます。
 
結果発表の掲示板が運ばれてきました。
 
今回はかなりドキドキします(^^
 




















 

やりました!!
準優勝です!!!!!


今年は絶好調です(^^

 
 
 
 
1位の方は8kg台でした。
これには流石に適いません(^^
ただ、ペアでの参加でしたので、ファイナルチケットの資格はなく、4位の方が繰り上げでファイナルチケットを手にされました。
 
私は繰り上げ1位になり、初めて一番高い所からの眺める雰囲気を経験する事が出来ました(^^
 
前は大勢の人達の前に出るだけで凄く緊張をして頭が真白になっていましたが、最近は程好い緊張感に変わり、緊張を楽しめるようになってきました(^^
 
 
3位は、昨年のダイワ グレマスターズ ファイナル3位の大坂の山本俊介さんでした。
山本さんも土佐磯友会のメンバーなので、私も含めて土佐磯友会から入賞者が2人も出ています。
いつも色んな大会でメンバーが上位になっていますし、本当に凄いクラブだとつくづく思います。
 
 
決勝戦は10月29・30日ですので、それまでに沢山練習をして腕を磨きたいと思います。
 
決勝の舞台、三重県尾鷲も未経験ですので、出来るだけ情報収集をして前入りで練習をしたいと思います。
 
トーナメントを始めて3年目の今年こそは日本一になりたいと思っています!


関係者の皆様、大変お疲れ様でした。
 
 
今日も釣りが楽しかった(^^
 
 
 
 
 
 
 
【結果】
 
尾長・口太グレ 40-48cm
 
合計 : 15匹
 
 
 
【釣行データ】
 
場所 : 愛媛県 日振島 本島北側(裏磯)
天候 : 曇り
  潮 : 小潮
渡船 : 第五はまかぜ
 
 
 
【タックル】
 
ロッド : ダイワ メガディスハイパー 1.85号-53
リール : ダイワ プレイソ 2000LBD
 
道糸 : サンライン 磯スペシャル SKING(Sキング)1.75号
ハリス : 東レ トヨフロン スーパーL EX ハイパー1.75号
針 : ヤイバ閃烈グレ ミドル・ヘビー(茶)4・5号
 
ウキ : 釣研 全遊動EX-R 00号 + 自作ウエイトバランサー
   : キザクラ K's Magnas TP[ケイズ マグナス ティーピー]0シブ + 自作ウエイトバランサー
パーツ : ストッパー・潮受け
 
マキエ : オキアミ生6kg + つりまん(カラーグレ1袋3.2kg)
サシエ : オキアミ生M・特製加工ボイルS・特製芝エビムキミ×2
 
その他 : 
エクセル・ベルモント・プロックス・昌栄・ユンケル