私は呉服屋なので、
毎日たくさんのお客様と会話があります。
お客様お一人おひとりに、
それぞれの人生や価値観があって。
それがふと垣間見えるのが、
呉服屋で交わす会話の醍醐味でもあります。
先日、仲良しのお客様とお話していて面白かったのが、
シングルマザーとして子連れで再婚され、今とても幸せに暮らしていらっしゃるという方のお話。
以前、私がこんな記事を書いたことがありました。
このお話をしたところ、
そのお客様が、
「そのとおり!🤣」
と、とても共感してくださって。
そこから、シングルマザー時代の婚活の話になりました。
私
「それにしても再婚で、真面目な方とご縁があったのはすごいですね。本当に大当たりでしたね👏」
お客様
「私がシングルマザー時代だったある日、同じくシングルマザーの友達に婚活パーティーに誘われたの。そこに今の旦那がいたんだけど、彼は最初大手企業にお勤めのお嬢様を好きだったの。私はその相談にのっていたのよ」
私
「シングルマザーだと子育てがあるから、デートの時間をとるのも大変だったでしょう」
お客様
「そうなのよ。🤣💦
夜のデートなんか絶対無理だから、誘われても『学童保育のお迎えが無理』って断ったりしてね。
それを聞いた彼は本当にびっくりしたらしいの。学童保育とかお迎えとか、独身の彼には聞いたこともないような世界だったから。でもその生活臭が逆に良かったみたいよ。笑」
私
「つまりご主人は、お嬢様のキラキラより、
学童のお迎えという現実に恋をしたわけですね。🤣💗
もしかしたら、婚活での本当の強みは、“きんぴらごぼう”とか“芋の煮っころがし”とか、女性の醸し出す生活の匂いが、男性にとっての色気になるのかも…!」
…確かに、女性の婚活アプリのプロフィールを見ていても、趣味や資格や旅行歴がずらずら並んでいるほど、
なぜかその人の生活が見えなくなる気がします。
プロフィール欄には、趣味を並べすぎないほうがいいのかもしれない。
結局、婚活って、テーマは結婚ですよね。
『恋愛偏差値』と『結婚偏差値』はまったくの別科目。
恋愛中に最高の女、最高の男って、
必ずしも結婚後に最高とは限らない。
むしろ恋愛中に輝いて見えたものが、結婚後には生活を壊す要素になることすらある。
恋愛向きの女性は、日常から男を非日常に連れて行ってくれる。✨
男はきっとこれに弱い。
「この子といたら人生がドラマになる」って思う。
でも結婚してみたら、
生活費の感覚がない。
家事をしない。
仕事も続かない。
気分で家庭の空気を壊す。
話し合いができない。
浪費が激しい。
こうなると、恋愛中には魅力に見えていたものが、
一気に「生活不能」に変わる。![]()
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女側も同じ。
恋愛中の「最高の男」って、
気前がいい。
店を知ってる。
甘い言葉をかける。
強引に引っ張ってくれる。
雰囲気がある。
会うたびドキドキする。
でも結婚したら、
金銭感覚が荒い。
家にいない。
女性への距離感が近い。
責任を取らない。
子育てから逃げる。
話し合うと不機嫌になる。
生活の細かいことを全部妻に押しつける。
「俺についてこい」は、ただのワンマンだった。
…なんてこともある。![]()
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恋愛中は、非日常を演出できる人が強い。
でも結婚後は、日常を壊さず維持できる人が強い。
だから、恋愛中に最高だった人ほど、結婚後に「あれ?」となることがあるのだと思う。
結局、人を見るときは、
「この人はどの偏差値が高いのか」
を分けないと危ないよね。💦
恋愛偏差値が高い人に、結婚偏差値まで期待すると泣く。
結婚偏差値が高い人に、恋愛ドラマの熱量を期待すると物足りない。
結婚偏差値の高い男や女って、恋愛市場では本当に地味なのだと思う。
でも、その地味さこそが、生活を守る力だったりするから。
女性は、
恋愛市場では、守りたくなる女、危うい女、甘え上手な女、華やかな女が目立ちやすい気がします。![]()
でも結婚後に本当に強いのは、
働ける女、生活を回せる女、感情の処理ができる女、相手を感情で追い詰めすぎない女、子どもや家計の現実から逃げない女。✨
ただ、これも恋愛中にはきっと地味に見えるでしょう。
だからこそ、女性の生活力に魅力を感じた彼女のご主人は、ちゃんと見ていたんだなあ。
派手なプロフィールではなく、生活の匂いの中にある本当の強さを。
なあんて、ちょっと感心してしまいました。![]()

