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渡辺氏は数ある「鈍感力」の中でもその中心となるのは「睡眠力」であると述べています。睡眠力とはよく眠ること、同時にすっきりと起きられる「覚醒力」も必要となるそうです。
色々と考えすぎる性格の方は睡眠力が弱くなってしまうので、あまり考えすぎないことが大事だそうです。睡眠力の強い人はよく眠るので、いつもお元気で 肌ツヤもよく年齢よりはるかに若く見えるのだとか。
確かに、人間は悩みや怒りがあると興奮して眠れないのよねえ。
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またどんなに優秀で才能のある子供や大人も、「お前は駄目だ」「お前はバカだ」と毎日言われていたら、本当にダメでバカな人間になってしまうそうです。
女の子も「○○ちゃんは綺麗」「すごく可愛い」と絶えず言われていたら、本当に綺麗で可愛くなるそうです。
私も娘にはおまじないの如く「今日も可愛いね」「大好きよ」を毎日30回位は連呼し、ギューやブチューも10回はさせてもらっています。
そんな母の溺愛を受け、娘はどんどん可愛く成長していると感じます。(親バカ)
しかしながら勉強を教えていてあまりにも物覚えが悪いと、「駄目だ」「バカなの?」と逆上してしまう瞬間があるので、娘には申し訳ないことをしていると思います。
P94本書引用
言葉は大切です。1つの言葉が人間を生かしもし、 殺しもするのです。
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![ネガティブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/625.png)
その点我が家の主人はあまりガミガミしていないし、誠実なタイプなので、結婚生活は円滑であると感じます。
結婚相手の第一条件は「誠実さと鈍感力」。間違いないですね。
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ちなみに60代までに癌にかかった人とかからなかった人を比較すると、かかった人の方がはるかに精神的にナイーブで些細なことを気にしすぎる人が多かったという統計があるそうです。渡辺氏は癌の遺伝性については、神経質な両親に育てられた子供も神経質になる可能性があり、したがって親も子も共に癌になる確率が高くなるという説を紹介していました。
長生きの秘訣に「鈍感力」あり。
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本書p203引用
様々な不快感を飲み込み、無視して、明るくおおらかに生きる、そんな鈍感力を身につけた人が、集団の中で勝ち残るということです。
確かに、現実の世界で「人生を謳歌」されている方々の共通点は「明るくて、細かいことはあまり気にせずに前向き」なことだと思います。
最後に勝ち抜くのは「鈍感力」。結婚も仕事も友人関係も「鈍感力」。そしてその鈍感力を鍛えていくためには、現実社会で悲しいことや辛い事がある度に「鈍感力」で乗り越えるという、実戦に挑み続けていくことだと思います。
私もこれからは嫌なことや悲しいことがあるたびに「鈍感力強化月間」なのだと、自分を鼓舞していきたいと思いました。