長年呉服屋さんで働き、様々な女性を見てきて感じる事があります。
それは「育ちの良さは大人になってもわかる」という事です。
接客を終えてお客様がお帰りになった後に「あの方は育ちが良いね」と、メンバー同士で話すことがあります。
「育ちの良さ」はその方の表情やオーラ、話し方、気品などに表れます。
我々が「育ちが良い」と感じる女性は、ゆったりとしていて（セカセカしていない)、人を羨んだり憎んだりする気持ちがなく（ガツガツしていない)、幸せな明るいオーラをまとっておられる方です。
そして大概そのような女性は、優しいご主人様と結婚しておられます。愛のある家庭に育っているからこそ、人を羨むこともなく、愛情や環境を十分に与えられ、のびのびと育ったのだと思います。
（我々がご接客させていただく「呉服」は高額品なので、収入も安定している人が多いのは当たり前の話かもしれません)
何よりも圧倒されるのは、そのような方々が放つ幸せなオーラです。先日もそのようなお客様が来店され、「育ちの良さ」を感じました。
結局我々が感じる「育ちの良さ」は、「どれだけご家族に愛されて育ったのか」というオーラなのでしょう。
色々なブログなどを拝見していても、パートナーとトラブルが起こってしまう女性のほとんどが、母親や父親との関係にも問題を抱えていることが多く、ご両親との関係性がパートナー選びに影響を及ぼしていると感じます。
ちなみに私は「苦労人たたきあげタイプ」ですので、のんびりとした育ちの良さはありません。
💦
日々「負けるものか」と歯を食いしばって、人生に食らいついているタイプです。
だからこそ「育ちの良いおっとりと幸せなオーラ」（苦労はしていない)を放つ女性には、眩しさを感じます。
そのような意味において、我が小５娘には「育ちの良さ」を感じます。(*￣∇￣*)
上記のブログからもわかるように、「可愛いね」「大好きだよ」と毎日言われて育った娘は、天真爛漫でおっとりと、まっすぐに 愛情を表現出来る子供に育っています。
昨日も彼氏にハートの折り紙に「愛してる」と書いて渡したとの事。
私「あなたは毎日ママから"愛してるよ、可愛いね"と言われて育っているから、自分もそう言うことに慣れているのね（娘はママにも大好き、可愛いと言ってくれます)。」
娘「そうだよ。私は毎日ママに大好きって言ってるし、彼氏にもそうやって言うことは 全然恥ずかしくないの
」
「愛され女子」は大変素直に育つのだなあと、感心するばかりです。