バッティングというものは本当に難しい。
今、打てていたものが、次には何かのはずみで全く打てなくなってしまう。
好調というものは絶対に長続きしない。
ダメな方へは簡単に行ってしまうが、いい方へはなかなかすんなりとは行かないのだ。
自分のスイングは確立していると思っていても、スグ崩れてしまう、見失ってしまう。
このカタチが私の基本なのだが…
また、一本出ると、すぐ油断してしまう悪いクセが治らない
今日の二回目の挑戦は三度挑戦したが、一本、一本、二本に終わった。
各ゲームとも打ち始めて二、三球目に早々と一本目が出たのだが、あとが続かなかった。
三ゲーム目は二本目が出て、“ヨシ今度は四本は打たねば”と思ったのだが、半ば過ぎたところで右の軸足全体の痛みが限界に達して途中で打つことが出来なくなった。
私自身の「130km/hで5本」という記録更新大会に毎年出ていたが、私はコンスタントに自分の記録と同じ五本を打つことが出来て、五年間キングの座を守り続けることが出来ていた。
こんな時は必ず二球連続つか、三球連続のホームランというのが出ていた。
だが、それ以外の挑戦に失敗した時というのは一本づつの単発しか打てず、その直後の五、六球は凡打を繰り返すという展開だった。
今回も五回挑戦しているが、連続で打てた試しは一度も無い。
当然の結果として二本か三本しか打てず、目標には遥かに届かずに終わっている。
新生左目でのバッティングに一日も早く慣れて、連続して真っ芯でとらえられるようにならねばと思っているが、まずは、“一ゲームで四本”というのを目標にしてステップアップして行かねばと思っている。