四国遍路 区切り打ち2回目の5日目
遍路宿高知屋の部屋からは目の前に33番札所雪蹊寺が見られました。
雨もやんだようです。
昨夜、夕食の時に一緒になった遍路33回目と言う80歳の方に、明日は雨なのでタクシーで34番種間寺へ一緒に行こうと誘われていたので、7時にタクシーで出発です。
さすが33回目の遍路さん、宿もタクシーの運転手も顔なじみでした。
第34番札所 本尾山 朱雀院 種間寺(もとおざん しゅじゃくいん たねまじ)
田園風景の中に建つ
本堂はコン クリート造り
大師堂
しだれ赤松
納経所が開く8時まで時間があったのでのんびりと見学。
80歳の遍路さんは先に歩き始めたので、後を追って35番清瀧寺を目指して出発。
清瀧寺までは9.8km
高知市から仁淀川を渡って土佐市入り。
登りです
本堂まではかなり厳しい傾斜の石段を上らなければならない。一丁ごとにお地蔵さんが置かれ、それが八丁あるから八丁坂と呼ばれるようになった。
第35番札所 醫王山 鏡池院 清瀧寺(いおうざん きょうちいん きよたきじ)
大師堂
本堂
高さ12mにもおよぶ巨大な薬師如来像
高いところにあるので町が一望。
境内のベンチで一休みしようとしたところ、座っていた彼女に声をかけられました。
若いおねーちゃんから声をかけらるなんて初めてかも?
彼女はアメリカから一人遍路とのこと。
友達を作るのと、歩くのが好きなので次の青龍寺まで一緒に行かないかと
速、OKです。
青龍寺までは13.9km、会話が続くか心配だったが、しばらくしてカナダ人のおねーちゃんも来て、3人でバスに乗り青龍寺近くまで行くことになりました。
バス停への途中の喫茶店でチャーハンの昼食。お接待でコーヒー豆をいただきました。(豆をいただいても飲みようがないが、有り難い)
彼女たちは日本語のメニューにスマホをかざすと翻訳してくれるとのことでしたが、同じチャーハンを注文。
とさでん交通高岡営業所からバスで土佐竜バス停へ
今日の宿はバス停近くの三陽荘なので、荷物を置いて36番青龍寺へ
第36番札所 独鈷山 伊舎那院 青龍寺(とっこうざん いしゃないん しょうりゅうじ)
804年に唐に渡った弘法大師が帰国にあたり、日本にも青龍寺を建立したいと考えた。そこで「約束の地に飛んでいけ」という願いを込めて、唐から独鈷を東の方角へと投げた。その後、帰国した大師はこの地の老松に、自らが投げた独鈷が刺さっているのを見つけた。
170段の石段
本堂
三十三観音の石像が並んでいる
大師堂
1992に建立された三重塔
今夜の宿は豪華版です。
宿前の海岸
大浴場に露天風呂
彼はアメリカ人で、一人旅。遍路ではない。日本が好きで自宅の庭は和風庭園にしているとのこと。
庭の広さは1町歩、広大です。
夕食場所
またもやニンニクたっぷりのカツオのタタキ
満腹、満足。
今日の移動はタクシー、バス、徒歩で
本日の歩数は31,170歩。20.5km歩きました。