あけびでベージュ脂肪細胞・UCP1を増やし肥満体質を改善する食材
太りやすい体質の鍵は、20歳までの肥満期間がポイント。
体は20歳までに完成形に近づいていくので、それまでにエネルギーを蓄えろ!とかを教え込んでいくと大人になっても維持されていきます。
特に重要な期間があり、2~3歳、10~12歳が重要。
2~3歳は幹細胞の塊で、エネルギーを取りすぎると幹細胞はエネルギーを蓄えないといけないと感じるそうです。
10~12歳は急激に体が出来上がる期間で、この期間に太ると脂肪細胞を作り出して脂肪細胞の数が太りにくい人に比べて脂肪細胞の数が多い状態となっています。そのため、太りやすい体質で脂肪細胞が多い人は大人になってダイエットをして痩せたとしても、脂肪細胞の数は変わらないので、リバウンドしやすい状態となってしまいます。
肥満体質を改善するには脂肪細胞の質を変えるのがポイント。
脂肪細胞には3種類あり、
- 白色脂肪細胞
- 褐色脂肪細胞
- ベージュ脂肪細胞
白色脂肪細胞は、中性脂肪や糖などエネルギーを蓄積する働きがあります。
褐色脂肪細胞は、脂肪を燃やす働きがあるのですが、赤ちゃんが持っているもので、大人になると減ってしまいます。
ベージュ脂肪細胞は、大人になってもある細胞で、UCP1というタンパク質があり、脂肪を燃やす働きがあります。
太りにくい体質にするには、ベージュ脂肪細胞を増やすことです。
ベージュ脂肪細胞にするには、2通りのルートがあり、脂肪幹細胞をベージュ脂肪細胞に分化させる方法。
近年もう1つのルートとして、白色脂肪細胞をベージュ脂肪細胞に変化させる方法が発見されました。
このため、体に蓄えてしまった白色脂肪細胞をベージュ脂肪細胞に返ることで、痩せやすい体質に変えることが期待できます。
ベージュ脂肪細胞を増やすための食材
ベージュ脂肪細胞の指標タンパク質のUCP1の発現量を調べた結果、あけびを摂取することで2.08倍もUCP1の発現量がアップすることが判明しました。
食材の発現量の割合
マリアアザミ1.01
ナツメ1.08
ペパーミント1.15
ツバメの巣1.28
あけび2.08
また、運動した際に筋肉から出るホルモンのアイリシンと白色脂肪細胞のもつITGB5という受容体の組み合わせがベージュ脂肪細胞への変化を促す
ペパーミントの効果 花粉症を予防・改善 精神安定 口臭予防 胃腸機能向上 美肌 | 美しく最後を飾りつける暇があるなら 最後まで美しく生きようじゃねーか。 (ameblo.jp)