ギンコトキシンとは、メチルピリドキシンとも呼ばれ、イチョウによって生合成される神経毒である
銀杏を食べ過ぎると、意識不明、痙攣が起こる事が有り、死に至る場合も有り得る。ギンコトキシンは、構造的にビタミンB6に良く似ている。ギンコトキシンは、哺乳類のピリドキサールキナーゼの活性を減少させる事によって、ビタミンB6の活性化を阻害する事が示唆されている。活性化ビタミンB6の減少は、グルタミン酸脱炭酸酵素の活性の低下につながり、GABAの生合成を阻害する。次に、神経伝達物質の興奮と抑制の間に不均衡が発生する。これが、てんかんの発作を引き起こす
銀杏 1日何個まで?日本中毒情報センターによると経口中毒量
大人 :40~300個 子供 :7~150個
銀杏を食べ過ぎた時の症状としては主に吐く、特に痙攣が何度もあることが多い。他にも顔が青くなる不整脈、呼吸困難、めまい、ボーっとする、足がふらふらする、便秘、発熱、腹痛
銀杏にはアレルギーがある。銀杏に手を触れるときに、かぶれが出ることがあります。銀杏には「ギンゴール酸」というアレルギー物質が含まれる。これが「銀杏皮膚炎」というかぶれを引き起こし、腫れや水疱などを発生させる。
銀杏: 100gの栄養成分
ネルギー | 187kcal | |
タンパク質 | 4.7g | |
脂質 | 1.7g | |
炭水化物 | 38.5g |
ビタミンA | 24μg | |
ビタミンE | 2.8mg | |
ビタミンK | 3μg | |
ビタミンB1 | 0.28mg | |
ビタミンB2 | 0.08mg | |
ナイアシン | 1.2mg | |
ビタミンB6 | 0.08mg | |
葉酸 | 49μg | |
パントテン酸 | 1.38mg | |
ビタミンC | 23mg |
ナトリウム | 1mg | |
カリウム | 700mg | |
カルシウム | 5mg | |
マグネシウム | 53mg | |
リン | 120mg | |
鉄 | 1mg | |
亜鉛 | 0.4mg | |
銅 | 0.27mg | |
マンガン | 0.29mg |
食物繊維 総量 | 1.8g |
原材料:鶏卵(国産)、えび、しいたけ(国産)、醤油(小麦・大豆を含む)、ぎんなん(国産)、かまぼこ、鶏肉(国産)、みりん、食塩、昆布/調味料(アミノ酸等)、加工でん粉(小麦由来)、アルコール、ph調整剤 |