Yoっち☆楽しくグテを綴る♡ -103ページ目

Yoっち☆楽しくグテを綴る♡

テテとグクの Me Myself写真集にインスピレーションを得て【群青と真紅】をブログ内で執筆中です️

私の拙い小説でございます
楽しみにして下さっている方々、ホントにありがとうございます✨🙏✨
今年最初の「群青と真紅」でございます😊
テテが Veautiful Days で『中世時代の雰囲気が好き』と言っていた事に感極っております😭私も大好きだからです
20代の頃に18〜19世紀のヨーロッパの文化を調べまくりました👍
だから大好きなグテを絡めて大好きな時代の夢の小説が書ける事に感謝です✨✨✨

前回のお話




【チョン伯爵家】

「キム公爵、よくおいでくださいました。チョン伯爵家執事のハンスでございます」
チョン伯爵を待つ間、応接間に通されたキム公爵は執事のハンスから挨拶を受ける
深々と頭を下げるハンスに
「何やらお騒がせをさせてしまったようですね」
と応える
「殿下のご来訪は当家には大変名誉なこと。ですが、、お供の方をお連れではないようにお見受け致しますが・・・」
ハンスがうかがうように尋ねた
「ええ、家の者には内緒で来ました」
「なんと!高貴なお身分の方がお一人でお出掛けとは、危のうございます」
キム公爵はハンスの言葉に笑いながら
「ハンス・・・我が家のスミスのようです」
と呟くように言った
「スミス様でございますか?」
「スミスを知っているのですか?」
「はい。宮廷行事に向かう当主のお伴でわたくしが初めて宮殿へ参内致した折に、大変お世話になったのでございます」
「そうだったんですね」
「殿下も当家のジョングク様もお生まれになる前の話でございます。・・久しくお会いしておりませんが、懐かしゅうこまざいます」
「今のあなたのように達者にしておりますよ」
キム公爵の返しにハンスが笑った

そこへドアがノックされる
「はい、どうぞ」
キム公爵が応えるとハンスがドアの所へ向かいドアノブを開ける
すると乗馬服に着替えたチョン伯爵と共にセオドラ卿が入って来た
「キム公爵、大変お待たせいたしました。これは私の父、セオドラでございます」
セオドラ卿が一歩前へ出て頭を下げた
紹介を受けてキム公爵が応える
「突然に邪魔をしております。私とは初見・・でしょうか?」
セオドラ卿は頭を上げて答えた
「ようこそおいでくださいました。ジョングクの父でございます。殿下とは国王陛下ご臨席の行事の際に何度かお会い致しております。ただ、まだお小さい頃で、あなた様はお父上のお膝にいらっしゃいました。覚えていらっしゃらないかもしれませんな」
セオドラ卿は懐かしむようにキム公爵を見つめた
するとキム公爵がおもむろに立ち上がり鼻で呼吸をゆっくりすると言った
「セオドラ卿は私の好きなサンダルウッド(白檀)の香りがしますね」
「はい、私も昔から好んで焚いている香りです。瞑想する時には心の奥深くまで誘ってくれます」
「分かります。そして私には懐かしさを感じずにはいられない香りでもあるのです」
二人の話を聞いていたチョン伯爵は、エジンバラの離宮で初めてキム公爵の部屋に招かれた時にサンダルウッドの香りがしていた事を思い出した


【騎乗のふたり】

しばらく応接間で談笑した後、キム公爵とチョン伯爵は庭へ出た
馬丁がキム公爵とチョン伯爵の馬を連れて待っていた
「待たせたねアーサー」
キム公爵が自身の馬に寄って、たてがみを撫でてやった
その馬は青鹿毛(あおかげ)の馬で額には流星の白斑があり、たてがみや尾毛もよく手入れが行き届き全体の毛艶がとても美しかった
「よいお名前ですね。それにとても美しい青鹿毛です」
チョン伯爵がまじまじとキム公爵の馬を眺めながら言った
「黒熊のような色でいい子でしょ。ケルト語で熊の意味である『アルトス』が語源だと言われている《アーサー》と名付けたのです。チョン伯爵、君の馬は何というの?」
「私の馬は《アルミラージ》という名前です。角がある伝説のウサギの名前を付けました。子馬の頃よくウサギのように飛び跳ねて遊んでいたのです。しばらく本格的に乗ってやらなかったので、キム公爵には感謝しております」
そう話しながらチョン伯爵も自身の馬の額を撫でてやった
チョン伯爵の馬は明るい栗毛で額には曲星があった
こちらの馬もよく手入れが行き届いていて引き締まっていた

キム公爵とチョン伯爵はそれぞれの馬の鞍に乗り手綱を取った
「今日は遠乗りはしない。チョン伯爵家の近所の領内を案内してくれますか」
キム公爵が言った
「分かりました」
チョン伯爵はそう言うと馬丁には伴は要らないことを告げた
そしてチョン伯爵が前を行くと、キム公爵がその斜め後ろを付いて常歩で移動を始めた
近くにいたチョン伯爵家の使用人たちは
誰もが二人の騎乗の姿を見るとため息を漏らした
「キム公爵とジョングク様のなんと凛々しいお姿だろう・・・」

玄関先ではセオドラ卿とハンスも二人の姿を見送っていた
「こうして見ておりましても、お二人はとても似ていらっしゃいます」
ハンスが二人の後ろ姿を見ながら感心するように言った
「宮廷に出ていれば挨拶を交わす位はあるとは思っていたが、まさかあの二人に親しく交流があろうとはな・・・」
「今回、国王陛下のポロチームメイトにジョングク様が直々にお声掛かったのも、キム公爵のご推薦があったからこそと聞き及んでおります。誠に光栄な事にございますなぁ」
「これはもう・・・《運命》として受け止めるしかあるまいな」
遠ざかる騎乗の二人を真っ直ぐに見送りながらセオドラ卿が言うとハンスが深く頷いた



※ テテの画像はYou Tubeの公式からお借りしました


新年一発目のキム公爵とヴァンパイア、チョン伯爵の物語の続きでございます😊


今年も宜しくお願い致します☆


前回のお話

https://ameblo.jp/136405/entry-12781346726.html 



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【再び庭園のアフタヌーンティー】


エジンバラの離宮での催しが終わり、招待客が各々お城を後に帰ってゆく

キム公爵とチョン伯爵は最後に庭園を一緒に散策し、あの水瓶を持つ泉の女神の噴水の縁でアフタヌーンティーを楽しんだ


「今回はキム公爵にすっかりお世話になってしまいました。」

「いや、私の方こそ、、お気付きの通り、こういった集まりは苦手でね。あなたのお陰で楽しい滞在になりましたよ」

「それを仰るなら私の方も同じです」

二人は顔を見合わせて笑った


しばらくお互いに紅茶を楽しんでいたが、チョン伯爵がティーカップをソーサーに置いて言う

「私はしばらくしていなかった乗馬を始めないといけませんね」

「どの位乗られてないのです?」

「2年くらい・・でしょうか」

「勘を取り戻すには決して遅くはない期間ですよ」

キム公爵はそう言ってチョン伯爵の肩をポンと叩いた

それを受けてチョン伯爵は

「国王陛下の為にポロ競技の足手まといにならないように致します」

と返事をした

「そんなに気負わなくても大丈夫。あなたが楽しめたらよいのです。陛下もいつも心から楽しんで競技に出ていらっしゃる。その陛下に合わせて楽しむのが1番ですよ」

キム公爵があまりにも気軽に言うのでチョン伯爵は思わず吹き出して笑った


二人が紅茶を飲み終えた頃合いを見計らって、お互いの従僕達が迎えに来る

離宮の玄関前にはキム家、チョン家それぞれの家紋が飾られたタウンコーチ型の自家用馬車が既に停車していた

着替えを終えてキム公爵とチョン伯爵がそれぞれの部屋を出て、馬車が待つ玄関に向かう

キム公爵が一足早く馬車に乗り込もうとしていた

玄関から出て来たチョン伯爵に気付くと被っていた中折れ帽を右手で軽く掴み、額の位置までずらして挨拶をする

チョン伯爵はそれに応えて帽子を胸にあててお辞儀をした

キム公爵はさらりと軽く馬車に乗り込むと従僕のスミスが後について乗り込んだ


そして御者が扉を締めると御者台に上がり、手綱を上から下へ叩いて2頭の馬が走り出した

キム公爵を乗せた馬車を引く2頭の馬の蹄鉄の音が軽やかに離宮の玄関前の広場に鳴り響く

それはやがて門を超えると小さくなった


チョン伯爵は遠くなる蹄鉄と車輪の音を聞きながら、キム公爵の馬車が見えなくなるまで見送った



【騎乗の貴公子】


エジンバラの離宮がら戻ってきて1週間程が経った

ある日チョン伯爵は屋敷の敷地内にある厩舎で、自身の馬の体にブラシをかけていた

するとそこに門番が慌てた様子で走って来る

「どうしたのだ?」

門番は息を切らしながら伝えてきた

「も、申し上げます。・・キム公爵が、お越しでございます」

「え?」

門番の後ろに目をやると、馬に騎乗した人影がこちらに近付いて来るのが見えた


段々と近付いてくる馬上のその人影がハッキリと見えてくる

乗馬服に身を包んだキム公爵だった

「やあ、やってきてしまったよ」

陽の光に包まれた美しい顔がにっこり笑ってチョン伯爵に声を掛けた

チョン伯爵は一瞬息を呑んで見惚れてしまった

キム公爵は馬から降りると馬丁がすぐにやってきてキム公爵の馬の手綱を預かった


「ではわたくしめはこれで」

やっと息が戻った門番がキム公爵とチョン伯爵に頭を下げて足早に戻っていく

「ご苦労だった」

キム公爵が門番の後ろ姿に声を掛けた

門番が立ち止まりくるりと向き直って頭を下げるとまた足速に立ち去って行った


呆然としていたチョン伯爵だったがすぐに我に返り

「今日はどうされたのですか?」

と、キム公爵に声をかける

「あなたに会いたくて来たのですよ」

キム公爵は今度は先程とは違う涼しい笑顔で答えた

チョン伯爵はドキッとする

するとキム公爵はフッとほくそ笑み

「チョン伯爵が乗馬を久しくしていないと仰っていたので、今日は一緒に遠乗りに出ようとお誘いに来たのです」

と続けて言った

「わざわざ申し訳ございません。」

「よいから、早く着替えて来てください」

「では、それまでの間屋敷でお待ち下さい」

チョン伯爵はキム公爵を自身の屋敷に案内した


厩舎の方から歩いてくる二人の姿をチョン伯爵に家督を譲って隠居した父親であるセオドラ卿が見ていた

「あれがキム公爵か」

「立派な公爵におなりあそばしましたなぁ」

執事のハンスがセオドラ卿の後ろで一緒に外の二人を眺めながら感慨深げに答えた


このセオドラ卿と執事のハンスの目に映るキム公爵の姿はある人の面影を思い出させるものなのだか、、、

それはまた後の話へ続くことになる


チョン伯爵の屋敷では突然の公爵の来訪で騒がしくなっていた





※ 画像お借りしました





私のラッキーナンバーは です

ってことで

鶴岡八幡宮へ初詣リベンジです
あまりの元旦の激混み具合で引き返したの💦

御判行事もしてきましたよ👍✨


年末に買ったうさぎバウム


なんかうさぎ🐰ってだけで色々手にしてしまう🥰

かわいいんだもんね💕💕💕