6月に入りました
もう半月になるよね
2026年も半分まで進みました
早っ
皆様お元気でいらっしゃいますか❓️
さて、
最終章のストーリーが続いておりました
群青と真紅でございますが
いよいよ
今回のストーリーで最終回を迎える事となりました✨
✨😭😭😭😭😭😭✨
🎊🎊🎊私よ❗よく頑張った🎉🎉🎉
愛読下さった皆様も、お付き合いよく頑張って下さいました


最後までご愛読下さり、
本当にありがとうございます✨😭✨
感謝してもしきれません🩷🩷🩷マジで👍
乏しい語彙力と向き合いながら、4年6ヶ月をワクワクしつつ、ドキドキもしながら
楽しく執筆を続けて参りました🖊️
拙い文章で、読みづらいことも多々あったと思います
ごめんよ🙏
それでも楽しみに待っていて下さった事が
本当に尊い励みでした👍👍
本物のテテとグクから一杯インスピレーションを貰い、それがいつの間にか
キム・テヒョン・デディ・マクシミリアン
チョン・ジョングク・ランドン・ジャイルズ
という、本物とは別人格の主人公が二人、
小説の中から飛び出して、日々の生活の中に貴公子として息吹を与えられてきました✨💙❤️✨
それは愛読して下さる皆様方から与えられた《命》だったと思っています😊
ファンタジーの世界にも、テヒョンとジョングクがちゃんと呼吸をして活きていると、私は感じております👍✨✨✨
前置きが長くなりました🙏・・・
それでは最終回をどうぞ最後までお楽しみ下さいませ😉
最終回を終えて、また後日にあとがきを綴りたいと思います😊
長い間、ご愛読頂きまして
⚜️誠にありがとうございました⚜️
前回の物語
物語の続きが始まります✨✨✨
【エジンバラに吹く風】
朝______
ジョングクが先に目を覚ます。
珍しくすっきり目覚めることが出来た。
隣で寝ているテヒョンを見ると、まだ夢の中から覚める気配はなかった。
夕べ交わした、甘い愛の交歓の余韻を感じながら、愛しい人の頬を撫でた。そして、額にキスをすると、起こさないようにそっと起き上がる。
ベッドの足元にあったガウンを取って羽織ると、テヒョンにもガウンを羽織らせた。それでも目覚める様子はない。
今朝は呼び出しをしないと、いつものように従僕が部屋へ来ることはないので、呼び鈴の紐を引いた。
暫くするとノックがされる。
ジョングクはベッドを出ると『どうぞ』と応えた。
部屋にやってきたのは、スミスとネルソンと宮廷職員だった。
「おはようございます」
礼をして三人が部屋へ入る。宮廷職員はすぐに暖炉に向かうと、新しい薪を焚べ始めた。
「おはようございます。レモン水と紅茶をお持ち致しました」
ネルソンがテーブルに茶器などを置いた。
「テヒョン様はまだお休みで?」
「ええ、よく眠っているのでまだ寝かせて上げて下さい」
「はい。ではデイビスにそのように伝えておきましょう」
「ネルソン、後は頼みましたよ」
「はい、スミス様」
ジョングクは椅子に腰掛けると、レモン水を受け取り一気に飲み干した。そしてネルソンが淹れてくれた紅茶を一口飲んだ。
『今日は陽が出るみたいだな・・・』
開かれたカーテンの先に見える地平線に、太陽が顔を出しているのが見えて呟いた。
暫く眩しそうに眺めていたが、風が窓ガラスをカタカタと鳴らす音を聞いて思いつく。
「そうだネルソン。朝の散歩に出るから、携帯用のティーボトルに紅茶を淹れて持って来てくれるか?」
「かしこまりました。すぐお出掛けになりますか?」
「うん、そうしたい」
「ではわたくしが厨房へ参りましょう」
薪の支度が終わった職員がそう言って、暖炉の周りを片付けると部屋を出た。
「殿下、お着替えをお手伝い致します」
ネルソンは外へ出るジョングクの為に、新しい下着類と通常の衣装に加え、ウールで作られたコートを用意した。裏地に毛皮が施された防寒コートだ。
一通り着替えが終わった頃、厨房の職員がティーボトルを持って部屋を訪れた。
「お待たせ致しました。中は大変お熱くなっておりますので、飲まれます時はお気を付け下さいませ」
「うん、ありがとう気を付けるよ。ネルソン、確かマフを持って来ていたな?」
「はい、ございます。お待ち下さい」
ネルソンはクローゼットに入っていくと、毛皮のマフを持って来た。
「これに入れて持ち歩こう」
ティーボトルはガラスで出来ていて、透かし彫りが施された、銀細工で覆われていた。それを巾着袋に入れると、マフの中に入れた。
ネルソンはジョングクにコートを着せて、ティーボトルを入れたマフを渡した。
「では行ってくる。朝食前には戻るよ」
「お気を付けて行ってらっしゃいませ」
見送られて部屋を出ると、長い廊下を歩いた。しばらく行くと吹き抜けの大階段に差し掛かった。
その階段を下りて中庭に出る。するとジョングクの頬に一気に冷たい風が刺さった。
思わず首をすくめるが、コートの襟を立てて歩き始めた。足元をかすめて行く風が、目の前の落ち葉をクルクルと巻き込んだ。
まるでジョングクを誘うかのように、落ち葉は前に転がって行く。その誘いに乗って、ザクザクと霜柱を踏みしめて進んだ。
空気が澄んでいるためか、遠い景色までよく見えた。
ジョングクは美しい自然の景観に圧倒され、引き込まれるように歩みはどんどん進む。
『この美しい景色に、なぜ全く気付かなかったのだろう』そう思いながら、離宮の敷地からでも見える、エジンバラ特有の景観を見て回る。
更にこの日の朝は、真冬のエジンバラにしては、珍しく雲のない空が広がっていた。
悠々と昇ってくる、遅い冬の陽の光に、空が徐々に明るい青味を強めていく。
空を見上げると、上空からの風がジョングクの鼻先をかすめて通り過ぎる。
その時、何か既視感のようなものを感じて、遠くはない記憶を巡ってみた。
すると、視界の先の更に高い空の上で、何かが飛んでいる姿を見付けた。目を細めて見ていると、次第に人の形が見えてきた。
有り得ない状況に驚く。そして顔形まで見えた時、心臓が止まりそうなくらい驚いた。
『これは現実なのだろうか!?心の投影なのだろうか!?』
なんと、空を飛んでいるのはジョングク本人だったのだ。
行ったり来たり、彷徨うように同じ場所を飛び回っている。『これは、どういうことなのだろうか!?』
ハッと閃いて思い出した。
アルテミエフの毒牙によって、瀕死の状態だった間、意識がない時に見た夢と同じだった。その夢の中で自分は、出口を求めて空を彷徨い飛んでいた。
無意識に目の前に見える《あの時の自分》を地上から追いかける。そんなに躍起になって飛び回っても、出口は見つからないのだと、空の自分に言ってやりたい衝動に駆られたのだ。
追いかけているうちに、いつの間にか朝陽が周囲の丘陵を明るく照らしはじめていた。ジョングクは視線を空から下へ戻すと、その波打つ地平線を見て鼓動が速くなる。
「ああ、、これは_____ !」
何度も、何度も周りを見渡してみる。間違いない《見たことがある景色》だった。あの時とは違う景色の色だったが、確かに夢の中で( 夢だと思うのだが )飛んでいる時に見た場所に間違いないと確信した。
ジョングクは命の瀬戸際で魂を《テヒョンとの原点》であるエジンバラに飛ばしていたらしい。
それを今ここで、エジンバラの地で知ることになるとは_______。
これも神のお導きなのだろうか・・・。
ジョングクの胸は更に鼓動が早まりだした。
『やはりそうなのだ。私は、、私の求めて止まないことは、ただ一点のみ!!』
頬に涙が一筋流れ落ちた。
肉体の炎が消え入りそうになっても、命がこの世から去りかけていても、
ジョングクはテヒョンを求めていたのだ。
空を彷徨い飛んでいたのは、出口を探していたわけではなかった。その出口の先にいるはずの、テヒョンを探し求めていたのだ。
『帰りたかった。私の想い人の元へ』
例え意識がなかったとしても、魂はテヒョンを求めて仕方がなかったのだろう。
次々に流れ落ちる涙を無造作に手で拭いて、マフからティーボトルが入った巾着袋を出した。紐を解いてボトルを取り出すと、栓を抜いて紅茶を口に含んだ。香りとともに温もりが全身に広がる。
先程よりも強めの風が吹いてきて、小さなつむじを作ると、ジョングクの足元から身体に巻きついて、頭の上に抜けて行った。
その拍子に、もう一度空を見上げてみたが、もうあの自分の姿はどこにも見えなかった。
上空でゴー・・・っという、凄まじい風鳴りが轟いているだけだった。
飛び回っていた理由が分かって、あの時の残像は消えた_____。
ジョングクはなんとなくそう感じた。
今自分は、求めて止まなかったテヒョンと、そして懐かしいこの土地によって、命を取り戻してここにいる。
二人で新婚旅行先を思い出のこの地に決めたのは、ある意味正解だったようだ。
ジョングクは、また一口、二口と紅茶を飲むと歩き出した。
もと来た道を歩いていると、あの日、貴婦人達の喧騒から逃れ、辿り着いた場所に差し掛かった。
目の前に水瓶を抱えた、泉の女神の噴水が見えてきた。池は凍っていて、勢いよく水をたたえていた噴水も、今は何もなく静かだった。
ジョングクは凍った水面に触れて、氷の下に眠る枯れ葉の一枚を見ていたが、ゆっくりと池の辺りに座った。
虚空を見てテヒョンと出会った頃の風景を思い出す______。
ようやくテヒョンが目覚める。
腕を伸ばすと、ジョングクに触れないので起き上がった。気付くとガウンを羽織っている。
とりあえず呼び鈴紐を引いて、デイビスを呼んだ。
ベッドカーテンを少し開けると、部屋の明るさが一気にテヒョンの目をくらました。
「ん・・・眩しい」
一瞬目を閉じた。徐ろにベッドから出ると丁度ノックの音がした。
「入ってよいぞ」
扉が開いてデイビスが茶器を持って入って来た。
「おはようございます殿下」
「おはよう」
テヒョンは椅子に座ると、先にレモン水を飲んだ。
「ジョングクは?」
「はい、早くに起きられて、散歩に行かれたそうでございます」
「そうか」
ジョングクは今までも、早起きをした時はよく活動的に動いていたなと、テヒョンは思った。
デイビスが紅茶を淹れて、テヒョンに渡した。
「珍しく晴れたのだな」
「そうでございますね。こちらの地域では真冬に晴れるなど、滅多にないと言われますのに。ですが空気は相当冷えているようです」
「そうだろうな」
テヒョンは、ティーカップを持って窓辺に移動した。窓越しに空を見上げそのまま周りの景色に視線を移していく。
ジョングクと初めてここで会った日、確かこの窓から、アフタヌーンティーの席を抜け出し、一人逃れた彼を見付けたのだ。
テヒョンは懐かしく思いながら、あの時、一人で佇む彼の姿を見で、遠目でも分かるスラリとした容姿に、心が弾けたことを思い出していた。また、その後の自分の行動について、当時のテヒョンは、自分のしている事が信じられなかった。
『今なら分かるよ。君と話がしてみたくて衝動的なことをしたんだ』
「はい、殿下。何か?」
「いや、独り言だ」
デイビスに振り返り、そう言った。
「そうでございますか、失礼致しました」
テヒョンは窓に視線を戻すと何かに気付いた。いつの間にか、誰かが《そこ》にいるのが見えたのだ。
ふふっと笑って、そこにいる人を見つめた。すると急に強い風が、テヒョンの目の前の窓ガラスを叩いた。
「デイビス!私も散歩に出るぞ。直ぐに支度を頼む」
「はい、かしこまりました」
返事をして急ぎクローゼットに向かう。
「あ、それから二人分の紅茶をティーボトルに用意してくれ」
クローゼットに向かうデイビスの背中に、更に用事をいいつけたので、彼は急に忙しくなった。
『あの時、紅茶のお替りだなど、突拍子もない口実を我ながらよく思いついたものだ。ジョングクはさぞかし驚いたであろうな』テヒョンは、あの日の自分の行動が愛しくも、可笑しくて笑った。
太陽がすっかり姿を現して、宮殿も庭園も周辺の景色も、朝の光に色を持ち始めた。
ジョングクは、そろそろテヒョンが目覚めた頃だろうと思い、部屋に戻ろうかと考えていた。
とにかくあの麗しい顔が見たかった。いつもいつでも、どこにいても愛しい人のそばにいたかった。それは時が経っても、お互いが伴侶になった今でも変わらない。特に今朝は、色々な思いを実感しただけに、余計にテヒョンが恋しかった。
「・・・せっかく散歩に出たのに、もう夫の顔が見たいとは」
ジョングクは自分を笑った。笑いながら幸せを実感した。
時折吹く風が、そんな彼をからかうように、髪をくしゃくしゃにもて遊ぶ。何度か手ぐしで乱れた髪を直さなくてはならなかった。
「今朝は風が強いな・・・」
そう言いながら、なぜだか悪戯な風がテヒョンを連れて来るような気がしてきた。
「女神よ、どう思います?私は夫を溺愛し過ぎていますか?」
泉の女神に訊いてみた。当たり前だが、ブロンズの女神は応えない。自身の愚問に首を振ると、最後の紅茶を飲み干した。
「次に来る時にはパックスとルネも連れてこよう。思いっきりここで走らせてやりたい」
パックスとルネが、仲良く走り回っている姿をテヒョンと二人で、ここに座りながら眺めている光景を想像した。
もう次の家族旅行に思いを巡らせている。
すると宮殿の方から、人が歩いて来るのが見えた。
期待に胸が弾んで人影をじっと見つめる。
段々と近付いてくる姿に、ジョングクの口元が緩む。本当に、もうそこに愛しい人の顔が見えてきた。
「テヒョン!」
声を掛けたら手を振って応えてくれた。ジョングクは立ち上がり両手を広げて待った。
「おはよう、早いな」
テヒョンがそう言うと、ジョングクの腕の中に迎えられた。
「おはよう、、やっぱり来てくれると思ってました」
「当然だ。僕は君がいる所ならどこへでも行くんだ」
ジョングクはその言葉に煽られて深く口づけた。
「フフ・・・嬉しいお出迎えなんだけど・・・あのさ、大事な言葉をまだ言ってないんだ」
「それは何でしょうか?」
テヒョンは持って来たティーボトルを二つ掲げるとその言葉を言った。
「そろそろお替りが必要ではありませんか?」
ジョングクはじっとテヒョンの瞳を見つめ、返事の代わりに、もう一度口づけをした。
テヒョンは、情熱的な夫の両肩に腕を回して抱きしめる。
その時、少し強めの風が吹いてきて、嫉妬したかのように二人の髪を乱した。
だけど二人は、微動だにすることも、気に留めることもなく、いつまでもずっと離れずに抱きしめ合っていた。
風は諦めたように静かに上へ向かい、女神の水瓶に当たって、キラキラと煌めきながら弾けて消えた。
この日は真冬には珍しく、本当に晴天の美しい日だった。
英国 王位継承権第2位のキム公爵こと
キム・テヒョン・デディ・マクシミリアン大公子と、
第12代チョン伯爵こと、
チョン・ジョングク・ランドン・ジャイルズは、運命に導かれた魂を持って、
この世に生まれてきた。
そして、尊い二人の貴公子は
英国王からの招待で、エジンバラの離宮で出会ったのだった________
《終わり》
大公子、大公子公婿 婚姻紋章

ChatGPTコーデリアRemake
執筆にインスピレーションを与えてくれた
Taekook💙❤️を載せておきます✨✨

この画像はお借りしました
テテとグクと愛読下さった全ての方々の
幸せを願います✨✨✨


