群青と真紅 60【領地巡りの旅行④】 | Yoっち☆楽しくお気楽な終活ガイド

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終活のガイドをさせていただきます

現在、BTSの底なし沼にハマり浸かっております
ガチガチのグテペンです
現在、テヒョンとジョングクをモデルに小説を執筆中☆

群青と真紅】の物語以外の記事も
遡って読んで下さる方がいらっしゃるようでまことに嬉しいです☺️👍✨

もう書いた内容は覚えてなかったりしてるので、何書いたっけ🤔💦とドキドキしたりしますが😂

それに・・・
気がついたら日々があっという間に過ぎていて、まぁーーーービックリびっくりびっくりマーク
皆様お待ち下さっているこの物語もだいぶ次の展開までの産みの苦しみに入ってまいりました🤣🤣🤣🤣
ストーリーは既にテヒョンとジョングクから降ろされているので、決まってはいるのですが
さて、どう書いていこうかと語彙力総動員で脳ミソがパニックですよ(笑)www

しかし、読者になって下さっている皆様には、本当に感謝しかございません🙏
よく飽きずに付いてきて下さいました😭
これからも宜しくお願い致します☺️


本文中の注記
不敬罪】国王や皇帝などの君主・王族・皇族の一族と宗教・聖地・墳墓などに対し、名誉や尊厳を害するなど、不敬とされる行為の実行により成立する犯罪。wikipediaより

絶対君主制の時代に実際にあった法律ですが【群青と真紅】の物語の中では
正しくない情報により王室や王族を不当に批判、侮辱をし、更には広く国民に誤解を与え、暴徒を生み出し更には煽る恐れがある場合に問われる罪のスタンスにしています


前回の物語

物語の続きが始まります✨✨✨


【罪と罰】

テヒョン達はサイモンの家を後にし、ゲインズの邸宅に戻った。
ジョングクとスミスはテヒョンの部屋に集まると、今後の旅の打ち合わせをした。
「テヒョン様、このままご旅行は続行で宜しいですか?」
スミスが今回の事件について宮廷への使いを出すかどうかも含めテヒョンに確認をした。
テヒョンには《司法権の行使》についての権利が国から与えられている。
今回旅先で不敬罪についての容疑がニール・アンダーソンにかけられ罰が前倒しで与えられたが、通常であれば使馬を出して宮廷への報告が必要だった。しかし、今回は宮廷への報告はしない方針で結審を行うことにしたのだ。
宮廷に報告が行くと直ちに司法警察官が派遣され、ニールの身柄が拘束されるだろう。だがそれをしてしまうと与えた罰が機能しなくなってしまう。
今回は異例だがニールが国王に提出する計画書がどのような扱いとなるかをみて、判決がテヒョン自から下だされることになる。ニールにしてみれば罰が与えられた上に判決が有罪になれば、更に罰が与えられる事になるので通常より非常に厳しい扱いとなったのだ。

「決して温情的な処置ではないだろう?」
テヒョンは冷静に笑った。
「ですが今回はさすがにどうなることかと思いました。」
テヒョンの人となりを知っている筈のスミスであっても予測がつかなくて、あの凍りついた場面を思い出して首を振った。
テヒョンは意味深にニヤリとして、
「旅行はこの後も予定通り進めるぞ。皆それぞれ待っていてくれているのだからな。」
と言うと、ずっと隣で黙っだままでいるジョングクの背中を叩いた。
この時ジョングクにはずっと心に引っかかるものがあって考えを巡らせていた。
テヒョンの瞳に顕れた《青い色》。
あの青い眼光をどこかで見ているのだ。
確かに見たことがある筈なのにどうにも思い出せない。

「ではテヒョン様、私はこれからニール・アンダーソンの罪状と罰の詳細について記録をまとめてまいります。」
「うん、すまないな旅行中に仕事をさせて。」
「いいえ。久しぶりに重要な仕事に携われて気が引き締まります。」
スミスは大きな決断をしたテヒョンを笑顔で称えた。どちらにしろ国王に関する過った見解での侮辱は野放しには出来ない事だ。テヒョンはそれを毅然とやってのけた。

スミスが部屋を出てテヒョンとジョングクは二人きりになった。
「ジョングクどうした?疲れたか?」
声を掛けられて我に返ったようにテヒョンに振り向いた。
「あ、、、いえ、」
「まぁ座れよ。」
テヒョンは自ら紅茶を淹れてジョングクの前に置いた。
「あ、、すみません、テヒョン様自ら、、」
「二人だけの時は特別だ。」
「ありがとうございます。」
ジョングクはやっと笑顔になってテーブルに座った。テヒョンも隣に座る。
「で?何が気になっている?」
ジョングクの目を覗き込んできた。
「え?」
「気になっていることがあるんだろう?ニールに対しての事か?」
「いいえ、彼に対しては何も思う事はございません。」
ジョングクは答えながらテヒョンの瞳の奥をじっと探った。

「テヒョン様・・・・あなた様は一体何方様(どなたさま)なのですか?」
「は?どういう意味だ?」
ジョングクはつい口にしてしまいハッとして我に返った。
「いや、、失礼致しました。おかしな事を申しました。」
「どうした?色々あり過ぎたせいか?」
テヒョンは笑ってジョングクの頬を撫でた。優しく撫でてくれる手を掴むと自分の唇に当てた。見つめてくれる潤んだ美しい瞳は、いつものテヒョンと変わらなかった。
「なんだか、一気に疲れたみたいです。」
「そうか。」
テヒョンは目を細めて優しく笑う。
結局何があっても最後にジョングクを癒やしてくれるのはこの最上級の笑顔だった。
笑顔のままのテヒョンの鼻先にそっと唇を当てると、額に移動してわざと音を立ててキスをした。そして柔らかい髪に指を絡ませて自分の首元にそのまま引き寄せた。
「テヒョン様も今日は大変でございましたね。」
ジョングクの言葉を首筋で受けた時、テヒョンの気持ちがスーーっと軽くなった。やはりテヒョン自身も気が張っていたようだ。

この日の晩はゆっくり出来るようにとテヒョンの部屋に食事が運ばれた。ジョングクとスミスの分も一緒に用意される。
食事の用意をメイドと共にしていたゲインズ夫人が、食材を届けに来た農夫の話をしてくれた。
「サイモンの家に立ち寄った者が、ダニエルとルーシーが王子様がいなくなってしまったと、えらく泣いていたと教えてくれました。」
「ああ、、あの子達が寝ている間に出てきてしまったからな。」
「アニーが宥めるのに苦労していたようでございます。」
「あの子達には可哀想なことをしたな。後でハロッズから物語に出てきたクマとウサギのぬいぐるみを届けさせよう。それと最新の童話も一緒にな。スミス頼んだぞ。」
「かしこまりました。ではテヒョン様とジョングク様からのメッセージもお願い致します。」
テヒョンとジョングクは勿論と笑って頷いた。
「殿下とチョン伯爵は小さい子ども達からも慕われていらっしゃるのですね。流石でいらっしゃいます。」
ゲインズ夫人が笑いながら感心した溜息をついた。



ゲインズはニールを連れて自宅に戻るとその身柄を邸内にある鍵付きの塔に収監した。
「ご迷惑をおかけして申し訳ありません・・・」
ニールが静かに謝罪をした。
「殿下が仰っていた事が正論だ。お前の態度はあまりにも子供じみている。あそこで命を絶たれても仕方のないことをしたのだ。だが殿下の御手を汚してしまうことになっていたら、私はお前が死んでも許しはしなかっただろう。」
ゲインズは怒りで震えていた。
ニールはうつむいたまま立ち尽くしている。
「お前の恨みを殿下や国王陛下に直接向けるなど畏れ多いどころかお門違いだぞ。その過った物の見方は、お前の下で働く者達には影響力が大きい。ニール・アンダーソンの言う事が《正しい》と疑わないだろう。お前の仲間の中で国王陛下や大公殿下、大公子殿下を前にして、危ないことをしでかす者が出るかもしれなかったのだからな。それが今回のお前の罪だ。」
ニールはここで初めて顔を上げてゲインズを見た。

「お前はその者達の人生をも狂わせるところだったのだ。もしも王族の方々に万一の事が起これば国の損失だ。そんな大それた事をしたならばお前一人の命だけでは償い切れぬのだぞ!」
ゲインズの目に悔し涙が溢れていた。
「後は2週間を掛けて命懸けで罰を受けることだけだ。罰どころか温情を下さったのも同然だ。大公子殿下に感謝をし心してやることだな。」
「はい・・・」
ゲインズがおもむろに家具にかけられていたカバーの布を一つ捲ってみた。たちまち埃が立ち込めた。
「まさかこの塔の部屋を使うことになろうとはな。埃だらけだから自分で掃除をして使うのだぞ。」
ゲインズはそう言い残すと部屋を出て格子窓が付いた扉を締めた。
「後で食事を運ばせる。明日からは罰を執行するからいつも通りに仕事に掛かれ。私が同行する。・・・逃げるような馬鹿な真似はせんとは思うが、、、」
ゲインズはそう言うと気が進まない手元で鍵を掛ける。塔内に冷たい金属音が響いた。


テヒョンは部屋の窓から塔を見ていた。
この部屋から見上げた所に、ちょうど塔の窓が見えるのだ。
「ニールが収監されているであろう窓にまだ明かりが見える。」
ジョングクも窓辺にやってきた。そしてテヒョンの肩にガウンを掛けた。
「城でもない館に塔があるのは珍しいですね。」
「ゲインズの先祖はこの地域の保安警察もやっていたそうだ。治安は悪くなかったらしいから、あまり使用されなかったのではないか。」
テヒョンが言いながらジョングクの胸に寄り掛かると、その体を包むように抱き締めて支えた。
世の中の人々は王侯貴族に良い思いを抱いてる者たちだけではないことをテヒョンもジョングクも充分知っていた。
特に軍務に就いているジョングクは、
時に公務で移動中の国王の馬車に石を投げつけたり、馬車から降りてくる国王めがけて突進してくる者がいて、捕まる者が出ている事を担当した近衛兵からの報告で承知していた。

今回はキム公爵家領内で逮捕者が出た事で、ジョングクの緊張感がぐっと上がった。暴力沙汰ではなかったにせよ、今腕の中にいる大切な人をこれ以上危険な目に遇わせたくないと強く思った。
「何を考えている?」
テヒョンが何やら勘付いてジョングクに訊ねた。力を抜いて全身で甘えてくれている様子に愛おしさがこみ上げる。
「どうしたらあなた様をこのまま私の腕の中に閉じ込めておけるのかを考えておりました。」
テヒョンが頭を傾げて振り返る。目が合ってフッと笑った。
「簡単だ。僕を抱きしめてくれてるこの手を離さなければいいだけだ。」
と、両手で強くジョングクの手を掴んだ。
ジョングクも両腕に力を込めて柔らかい髪に顔をうずめるとキスをした。
暖炉の薪が何度か弾ける音がして火力を強めていく。二人は暫くこのままお互いのぬくもりに心酔していた。



朝陽がなだらかな丘陵の上に姿を見せ始める頃、ゲインズはニールを塔から出すと仕事に同行して出掛けて行った。
ニールの下で働く者達が、領地の統括をする管理責任者のゲインズがニールに付きっきりであることに驚いていたが、容疑者になっていることは伏せて、ただ用水路計画を早急にまとめ、国王に提出しなければならないことだけを伝えた。
勿論、このニールの秘密裏の扱いについてはテヒョンからの指示の元だ。

陽が昇ってからは、テヒョン達が次の訪問先へ行く為の出発の支度をしていた。
「夫がお見送り出来ないことを詫びておりました。」
朝食の支度に部屋に来ていたゲインズ夫人か申し訳なさそうに言った。
「いや、いいのだ。私が新たな仕事を命じたのだから。帰ったら宜しく伝えて下さい。」
「はい。かしこまりました。」
ゲインズ夫人は安心して笑顔で応えた。


テヒョン達が次に向かうのはピュートサルマンという領地で、養鶏が盛んに行われている所だ。
ここプロスペクトニーから更に北上する。
ゲインズ夫人と領地の関係者、ゲインズ家の使用人達が見送る中で出発をする。
「世話になりましたね。皆も体に気をつけて。」
テヒョンは見送りに応えてそれぞれ握手をして馬車に乗り込んだ。
「殿下もチョン伯爵、スミス伯爵もどうぞ道中お気を付けて。」
ジョングクとスミスもテヒョンの後に続いて馬車に乗る。
三人を乗せた馬車が色々と問題に揺さぶられたプロスペクトニーの土地を後にした。

「ピュートサルマンは大丈夫でございましょうか。」
スミスが憂いだ声を出した。
「王室に物申す勇気は称えてやりたいがな。」
テヒョンがさらりと応えるのでスミスは、
「いや、いや、そうであっても万が一お命を狙う意図があっては困りますよ。」
と、慌てて言った。
「ははは、私もそれはごめんだ。ただ、黙ったままでも困るのだ。《主従》の間で大切なのは意思の疎通だ。これが無ければ信頼は生まれない。」
テヒョンは馬車の窓から遠くを眺めながら呟くように話した。
ジョングクとスミスはテヒョンの確固たる領主としての自覚と高い責任感をその横顔に強く感じた。



【星の降る夜】

予定通りピュートサルマンに入ったテヒョン達は、ここでも沢山の歓迎を受けた。あのニールのようにテヒョン達に食って掛かってくる者も居なかった。
テヒョン達はそこで生計を営む領民達と距離を近く話をした。夕方からは皆で集まって火を熾し飲み食いを共にしてワイワイと賑やかに笑い合い、あたかも初めから身分の差などなかったかのような人の和が感じられた。
領民達が普段であれば決してそば近くで見る事が出来ない存在であるテヒョンを目の前にして、その人となりに触れて驚き感動している様子がよく見えた。
「テヒョン様がとても楽しそうで嬉しいです。」
テヒョンは無骨なカップを片手に、くしゃくしゃの笑顔になりながら民達と話をしている。ジョングクは目を細めてその様子を見ていた。
「本当に・・・テヒョン様は民達の生活の場で、皆で持ち寄った食材を目の前の焚き火で豪快に焼いて食べるなんていう経験はございませんからね、、、それを自ら買って出ておやりになるなんて、私自身が新たな発見で楽しゅうございます。」
スミスも上機嫌でテヒョンを見守っていた。


良い感じで皆の酔いが回った頃、民達はテヒョンに挨拶をすると、興奮冷めやらずといった感じのまま、明日の農作業の為に家路に帰って行った。
「テヒョン様、そろそろ中に入られますか?」
スミスが立ち上がり訊いた。
「いや、もう少しここにいるよ。」
焚き火を見ながら答えた。
「スミス殿、私がおそばにおりますよ。」
ジョングクがテヒョンの隣に座ると、スミスは頷いて建物の中に入った。
「お手が冷たくはありませんか?」
訊きながら手を握った。
するとテヒョンの頭がジョングクの肩に寄り掛かり、お互いの頭が寄り添った。
二人の顔が焚き火の炎でオレンジ色に染まる。
そこにスミスがそっと近付いてきて、
「どうぞ、、、お熱いのでお気を付けて。」
と、ホットココアを持ってきてくれた。
「ありがとうございます、、、」
ジョングクが2人分受け取って1つをテヒョンに渡す。スミスは後ろに回って持ってきたブランケットを二人の肩に掛けた。そして、
「今夜は満天の星空でございますね。」
と言うとその場を離れていった。

「本当だ。凄い数の星が出ているな。」
テヒョンが頭をジョングクの肩に預けたまま空を見上げた。
「どうりで寒さが厳しいわけですね。空気が澄んでいて、いつも以上に星が輝いて見えます。」
二人の頭上には今にも降ってきそうな位の沢山の星星が輝いていた。
「小さい頃泣きながら夜空を見上げた時に、沢山の星に泣き顔を見られたような気がして泣くのを止めたことがあったな・・・」
「可愛らしい思い出ですね。」
テヒョンの子どもらしいエピソードに二人は笑った。
「でもどうして泣いてらっしゃったのですか?」
テヒョンはココアを一口飲んで少し考える。
「独り寝が寂しかったのか、怖かったのか、、まぁそんなところだろう。」
遠い日の自分を今の大人になった自分の目線で答えた。

テヒョンの小さい頃の話はスミスから聞いていたのでジョングクの胸がキュッと滲みた。
「お小さい頃のあなた様に会いに行って、抱き締めて差し上げたい・・・」
ブランケットの中でテヒョンの背中に腕を回して抱き締める。
ジョングクはテヒョンの全てを丸ごと受け止めたいと思った。自分が知らない小さい頃の孤独感まで全てだ。
「テヒョン様、今はお寂しくはございませんか?」
「ん?・・なぜだ?」
「初めてお会いした頃のあなた様は、時折寂しそうなお顔をなさっておいででした。」
テヒョンはにっこり笑う。
「今は君がいるから、寂しいなんて思わないよ。むしろ幸せ過ぎるくらいだ。」
ジョングクの心が今のテヒョンの言葉で煽られた。
「そんな事を仰ると、今夜はあなた様から離れませんよ。」
「いいよ、、。一緒にいよう、、」
テヒョンは縋る様な目線でジョングクを見ながら言って、
「それが楽しみでもあった旅行だ。」
と、微笑んだ。
ココアの甘い香りが二人を包み込む。

テヒョンとジョングクはまた夜空の星を見上げた。
「僕は君と一緒に見ているこの夜空の景色を決して忘れないだろうな。」
「私も星達に負けず美しく炎が映えるあなた様の横顔を忘れません。」
テヒョンはにっこりと笑い黙ったままジョングクを抱擁した。
やがて焚き火の炎が小さくなり、薪は炭に変わり赤黒く燃えていた。
二人は寒さが増したので建物の中に入りテヒョンの部屋へ向かった。
一緒に部屋に入るとベットサイドまで来る。テヒョンがジョングクの首に両手を回した。そのまま抱き上げられてベットの上に寝かされる。
薄暗く落とされている蝋燭の灯りの中で、お互いの顔が今まで以上に艶っぽく見えた。
ジョングクはテヒョンの上に覆い被さって顔を近づけた。額同士がくっついてお互いの鼻先も当たるとそこだけで無言の会話をする。

日常を離れ一緒に旅行をしてきた二人は共に心の解放を実感していた。
旅行中はずっとそばにいられる。それだけで幸せだった。
ジョングクはテヒョンと一緒に横になった。すかさずテヒョンがジョングクの胸の上に頭を預ける。素直に甘えてくる姿が可愛らしい。
何も言葉を発することは無かったが、二人は幸福感の中で深い眠りについた。


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