月命日【あの時母は里帰りの準備をしていた②】 | Yoっち☆楽しくグテを綴る♡

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テテとグクの Me Myself写真集にインスピレーションを得て【群青と真紅】をブログ内で執筆中です️

便器を腰の下に入れた後も

まだしばらく母のそばにいました

腰を持ち上げられない位、筋力が落ちてしまっている

今回の入院で身体が衰えていく様が手に取るようにわかります
しかし、意識はハッキリしているので、主治医が言う最期が近いという感覚がわきません



母がまた

帰る時間じゃないの❓️と言ってきました
面会時間もそろそろ終わり・・という時間でしたが

私はそれには答えず
なかなか排便が出来ない母に『大丈夫❓️』と問いかけました

母は
『筋力が落ちてるから、なかなかいきむのも大変』と答えました

この時の母は
呼吸が少し荒くて、うつらうつらしているような感じでした

昨日はリザーバー付き酸素マスクをして酸素量も増やしていました

前日のその様子を書いた記事は
こちら

この日は鼻カニュラに替えて、酸素量も
6L/分に下げられていました
それを見て私はまた安定したのかなと
思いました


でも今にして思えば
母はうつらうつらしている時に、里帰り(旅立つ)準備をしていたのかもしれない


ーーー心(魂)ここにあらず

そんな感じだったのです
母の身体は肩で呼吸をしているようでしたが
魂は浮遊していたのではないか・・



私が話しかければ、息苦しい身体に戻りますから、きっとしんどかったでしょう


そして面会の時間が過ぎてしばらく経った頃
うつらうつらからパッと目を開いた母が

また
もう帰る時間じゃない❓️と言ってきました

母の排泄が終わるのを見届けてから帰ろうと思っていた私は
もうちょいしたらね・・・と答えました


すると母は
少し強い語調で

『・・もう帰って』とキッパリ言いました


私はハッとして母を見ました
母は私を直視していましたが、またふっと目を閉じて深呼吸のような呼吸をしていました

私はこれ以上ここに居てはいけない気がして
後ろ髪は引かれますが

自分のカバンを持って『それじゃあ帰るよ』と
母に言いました
母は『ありがとうね、気を付けて』と言いました

『じゃあまた明日ね、トイレすんだらすぐ看護師さん呼んでね』

『うん、おやすみ』



『おやすみ』



これが母と交わした最後の言葉になりました



帰り道

母をそのまま放置して帰ってきてしまったことが、とても気掛かりでした

でも、あんなにキッパリ『もう帰って』と言った母の目を思い出すと、いくら布団をかぶせて見えないようにしていても、排泄の姿を家族に見られるのは嫌だったんだろうと思います