まだしばらく母のそばにいました
腰を持ち上げられない位、筋力が落ちてしまっている
今回の入院で身体が衰えていく様が手に取るようにわかります
しかし、意識はハッキリしているので、主治医が言う最期が近いという感覚がわきません
母がまた
帰る時間じゃないの❓️と言ってきました
面会時間もそろそろ終わり・・という時間でしたが
私はそれには答えず
なかなか排便が出来ない母に『大丈夫❓️』と問いかけました
母は
『筋力が落ちてるから、なかなかいきむのも大変』と答えました
この時の母は
呼吸が少し荒くて、うつらうつらしているような感じでした
昨日はリザーバー付き酸素マスクをして酸素量も増やしていました
前日のその様子を書いた記事は
こちら
↓
この日は鼻カニュラに替えて、酸素量も
6L/分に下げられていました
それを見て私はまた安定したのかなと
思いました
でも今にして思えば
母はうつらうつらしている時に、里帰り(旅立つ)準備をしていたのかもしれない
ーーー心(魂)ここにあらず
そんな感じだったのです
母の身体は肩で呼吸をしているようでしたが
魂は浮遊していたのではないか・・
私が話しかければ、息苦しい身体に戻りますから、きっとしんどかったでしょう
そして面会の時間が過ぎてしばらく経った頃
うつらうつらからパッと目を開いた母が
また
もう帰る時間じゃない❓️と言ってきました
母の排泄が終わるのを見届けてから帰ろうと思っていた私は
もうちょいしたらね・・・と答えました
すると母は
少し強い語調で
『・・もう帰って』とキッパリ言いました
私はハッとして母を見ました
母は私を直視していましたが、またふっと目を閉じて深呼吸のような呼吸をしていました
私はこれ以上ここに居てはいけない気がして
後ろ髪は引かれますが
自分のカバンを持って『それじゃあ帰るよ』と
母に言いました
母は『ありがとうね、気を付けて』と言いました
『じゃあまた明日ね、トイレすんだらすぐ看護師さん呼んでね』
『うん、おやすみ』
『おやすみ』
これが母と交わした最後の言葉になりました
帰り道
母をそのまま放置して帰ってきてしまったことが、とても気掛かりでした
でも、あんなにキッパリ『もう帰って』と言った母の目を思い出すと、いくら布団をかぶせて見えないようにしていても、排泄の姿を家族に見られるのは嫌だったんだろうと思います