25日夜に会社を出発
夜通しバスで走って翌朝6時頃に朝飯を食べられる道の駅に到着
着替えてから石巻市鹿妻南の活動拠点へ・・・
そこに近づくまではそんなに大きな災害に遭った中でも既に生活を再開されているように感じられる建物が続いていたのですが、いざ拠点近くになると、1階部分がなにも残ってない程の被害の跡がそのまま残っている建物が・・・
折れ曲がった電柱
根元から折れた物も
作業は側溝に溜まった泥の除去
バールで側溝の蓋をあけて、流れるようにする為に泥やガラスその他もろもろが固まったりヘドロ化した物をシャベルで掻き出し、土嚢袋に入れて行く
休憩を挟みながら、今回参加した35名黙々と作業を進める
シャベルで掘り出した泥は重いし、ヘドロは臭いもキツイ・・・
土嚢袋を持ち上げて動かすのも何個もやるとさすがにしんどい
でも、地元に住んでいる方が、皆さん、「ご苦労様です」って声をかけてくれるんですよ
大変な思いをしながら生活しているのに・・・こっちも「頑張って下さいね」って返すのが精一杯・・・
逆に励まされてる感じです
拠点にしていた場所は海から500m位の場所
海を背にすると山があるんですが、誰かが聞いてきた話だと、津波から逃げようとして山に向かって逃げた人が被害に遭われたケースが多いようです
逆に2階で助かったとか・・・なにが生死を分けるか本当に分からないですね
昼の休憩に海を見に行きました
ここを上がると海が見える
海はゴミが散乱したような状態
多分、これでも相当片付けたんでしょうけど、広過ぎます
海岸で、海に向かってお経をあげているお坊さんがいました
改めて大勢の方がこの地で亡くなったんだなと思わされました
今回参加して思った事
まだまだ、元の生活を取り戻すメドすら立たない家が数多くある
人の手はまだいくらでも必要
楽な作業ではないですが、我々にも出来る事はあります
経験なんて必要ないです
現地の人は4ヶ月たった今も困ってます
機会があったら、恥ずかしがってないで是非参加してみて下さい
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