- どーも、ビジネス読書士@プレミアムです
本日は昨日に引き続きこちらです
- 人を動かす質問力
(5点/5点中)
第4章:人を育てる質問力
部下から信頼を失ってしまう上司のパターン
①部下が話している途中で遮ったり、話したことを否定したりする。
⇒前編1章のダメな質問のパターンにも出てきた。
②自分の自慢話ばかりする。
⇒「どれだけすごいか」という評価ではなく、部下が学ぶべき
事実のみを伝えましょう。
③部下の手柄を横取りする。
④えこひいきする。
⇒えこひいきは自分をへつらう者だけを増やし、自分に意見を
言ってくれる貴重な人物を遠ざけます。
えこひいきは無意識のうちに行われるので、要注意です。
⑤間違ったことをしても謝らない。
⑥感謝の気持ちを表さない。
⑦自分の意見を押しつける。
⇒自分の意見を聞いてくれない上司には、有益な意見を
言う気がなくなります。部下は自分が大事にされていないと
思うでしょう。
⑧責任を他人の責任にする。
⇒このような人は成長しませんし、ミスを認めないのですから、
それを直そうとせず、同じミスを繰り返します。
⑨相手を傷つけることを言う。
⇒こういう人は相手を批判したり皮肉を言ったりすることで、
自分を優位に立たせたいという欲求がある人で、
部下の信頼を失う。
⑩陰口を言う。
⇒本人のいないところで、悪口を言う人がいます。
嫌われること間違いなしでうが、これが上司だとタチが
悪い。それを聞いた人は自分もどこかで陰口を言われている
と感じ、上司から離れていくでしょう。
第5章:議論を制する質問力
そもそも流議論術
弁護士が得意とする論法に「そもそも流議論術」がある。
次のような型から成り立ちます。
(1)そもそも・・・・・
(2)ところで・・・・・
(3)だとするならば・・・・・
「そもそも」の部分で大前提となる価値観を打ちだします。
そして、「ところで」によち、判断基準を打ちだし、
「だとするならば」で当てはめを行うという方法です。
EX)親「そもそも、あなたは将来何になりたいの?」
子「パイロットになりたい」
親「ところで、パイロットになるには飛行機のこととか、
空のこととか、色々知らないといけないよね?」
子「そうだね」
親「だとするならば、今のうちから算数とか理科とか勉強
しておいた方がパイロットになりやすいと思わない?」
そもそも流議論術は話が脱線した時にも威力を発揮する。
第6章:自分を変える質問力
人生で成功するための3つのルール
⇒①目標を設定し、②行動を起こし、③成功するまでやり抜くこと。
今すぐ自分を変えるための質問ワーク
①1年前に戻れるとしたら、何をしますか?
②会社(家族)が求めている役割はどんなことですか?
③あなたがその役割を果たすために今すぐ始められることは何ですか?
④あなたを元気にしてくれる言葉は何ですか?
⑤あなたのマイナスの口ぐせは何ですか?
例)「どうせ私なんて」「やっても無駄」「うまくいくはずがない」
⑥自分の周囲で変えたいことは何ですか?
例)「自分勝手な上司」「起こってばかりの妻」
⑦あなたが「やればできるけど、やらないだけ」と思っていることは?
⑧あなたが妻(夫)や恋人に怒りを感じるのはどんな時?
⑨あなたが目標を達成するために何か犠牲に
しなければいけないとしたら何ですか?
例)資格試験の勉強のために飲み会に行けない
⑩本書のどの部分をどのような場面でどのように活用するつもりか?
①⇒今すぐやらないと来年も同じ答え。
②⇒役割を果たしましょう。エゴを捨てて。
③⇒今すぐ始めましょう。自分が変われば周りを変えることができる。
④⇒その言葉を机に貼りましょう。手帳に入れて持ち歩きましょう。
⑤⇒金輪際使うのはやめましょう。マイナスの口ぐせは
無意識の世界に入り込み、あなたの精神を蝕む。
⑥⇒まずは自分を変えましょう。相手に影響を与えるには、
自分が相手に影響を与えられる存在になること。
⑦⇒今すぐやりましょう。このセリフを言う人でやりきった
人はほとんどいない。
⑧⇒相手の立場に立ってみましょう。あなたが相手の立場に
立ったなら、本当にあなたに謝るべきことなのでしょうか?
⑨⇒目標を達成するためには必ず犠牲が伴います。
それでも目標を達成したいと思えば代償を潔く差しだして
目標に向かって進みましょう。
⑩⇒ゆっくり考えて下さい。あなた次第です。
以上です!
あー疲れた
この本は読み終えて、
もう2週間以上経っています。
読み応えもあり、どれも重要で
まとめるのに苦慮しました。
というか紹介に入るまで、入ってから時間がかかりました。
これだけ紹介してもほんの一部です。
新書で230ページほどですが良書ですね。
質問力を鍛えたい方は、ぜひ!ぜひ!ご一読を!!!
最後までお読み下さり、ありがとうございました