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- 人を動かす質問力
(5点/5点中)
ついに5点が出ました
というか今まで5点をつけることに
躊躇していました。
(今までの4.5点評価も5点と同等ということで)
これからは良いと思った本は
5点をつけていこうと思います
(ただ、私的評価ですのであしからず)
読み応えがあったので、2回にわけて紹介します!
第1章:知りたい情報を楽々獲得する6つのテクニック
ダメな質問の7つのパターン
①ネガティブ・クエスチョン:相手を否定的な考えに追い込んでしまう質問
EX)上司:「どうしてこんなこともできないんだ!」
部下:(俺は、なぜこんなこともできないんだろう・・・)
上司:「どうすればできたかな?」と聞けばどうやったらできたかという
ポジティブな思考に切り替わる。
②ノー・アンサー・クエスチョン:答えを求めていない質問
EX)上司:「何度注意されれば気が済むのか」と叱責される場合、
一応質問の形だが、「3回注意されれば・・・」という答えを求めている
わけではなく、「すみません、気をつけます」という反応を求めている。
相手を謝らせるための質問形式。
他に、「なんで結婚記念日を忘れたの?」も同様で、
来年覚えておくとしか言えない。
③相手の答えを即座に否定する:相手に質問しておきながら
即座に否定する人は他人に質問をする資格がありません。
このような人は自分の考えが相手の考えより優れていることを
証明したいだけ。
④1人質問・質問連打
せっかく質問に答えようと考えているのにそれを遮って勝手に
話し始められると、自分が大切に扱われていないように感じ、
不快感が残ります。
したがって一旦質問した以上は相手が十分考え、答えを出すまで
じっくりと待たなければなりません。
⑤誤導質問:真実をゆがめてしまう危険性がある尋問方法。
「彼が短気なのはいつからなの?」これは短気が前提として
いつからかを問うものです。まずは短気かどうかを聞くべき。
⑥相手の脳に負担をかける質問
「将来どうなりたいの?」などと聞くと、相手はどんなことを答えようか
大変です。あまりに質問がオープンすぎる。少し制限をかけて
「今の仕事は続けていくつもり?」とすると答えやすくなる。
相手の脳に負担をかける質問をする人は、自分のことばかり考え、
相手の立場を考えていない。
⑦刑事の尋問
取調べのように矢継ぎ早に質問すると疲れる。
コミュニケーションは双方のバランスが重要である。
適度に自分から情報を与えたり、相手の答えを賞賛したりして
お互いのバランスをとりながら質問しなければいけない。
第2章:聞くだけで人に好かれる質問力
質問されると、人はその質問に答えようとして、考え、答えを出します。
誰が質問するかによって得られる回答は異なる。
私たちが良き質問者になるには、まずは相手に好意を持たれる
ことが必要になる。
人に好かれるための6つの法則
①外見の魅力
外見の魅力のある人は才能や知性などがあるとみなされる傾向がある。
良い質問者になるためには外見の魅力を備える必要がある。
顔のつくりは変えようがないので、清潔感、良い姿勢、笑顔、さわやさを
忘れずにすると、相当の効果がある。
②類似性
人は自分と似ている人を好きになる。
(郷土が同じ、大学が同じ、野球チームのファンが同じなどなど)
相手に興味を持って質問し、自分と共通項が出てきたら
「私もそうなんです!同じですね」と類似性をアピールしましょう。
③賞賛
人は賞賛されると自己評価が上がり、満足します。
良いことを前提としてそれに関する誤導質問をする方法がある。
EX)女性のバッグをほめるなら、
「そのバッグ、すごくセンスいいけど、どこで買ったの?」というように
相手のセンスがいいことを前提にどこでバッグを買ったのか聞く。
直接的にはバッグを買った場所を聞いているが、質問された側は
「センスが良い」という部分で自己評価が上がる。
④単純接触効果
人はよく知っているものに対してより好意を抱きます。
この性質を利用して、「多数会う」という方法を使って相手の好意を
獲得する方法がある。
選挙前に名前を連呼するのも接触回数を増やそうとする効果を狙っている。
⑤協同
人は誰かと協同するとき、その相手に好意を抱きます。
EX)国内が混乱していても敵国が現れると団結してしまう。
⑥連合
あることが起きた時にその外的要因とその相手が結びつけられて
特定の感情を持ってしまう法則。
EX)良いニュースを持ってきた人に好意を抱き、
悪いニュースを持ってくるひとには悪意を抱く。
なるべくポジティブで良いイメージを抱かせる質問をするように
気をつけましょう!
第3章:その気にっせる質問力
人をその気にさせる2大原則
①自尊心を満足させるために動く
→お金を得られる、快適な生活が得られる、名誉が得られるなど。
②自尊心が傷つくのを回避するために動く
→危険を避ける、人からの評価を下がるのを避けるなど。
EX)電気店の店員が
「大画面のテレビをお友達に見せて、うらやましがられたいと
おもいませんか?」と自尊心を満足させる。
「もう多くの方が大画面をお持ちです。小さいテレビでは
ちょっと恥ずかしいと思いませんか」というのは傷つくのを
避けようとする気持ちを起こさせる質問。
「仮にクエスチョン」で本音を引きだす
仮にOOだったらどうですか?という仮定の話で相手のニーズを
引き出すテクニック。
客:「見てるだけですから」
店員:「かしこまりました。ゆっくりご覧下さい。ところで、
仮にご購入の場合はおいくらくらいの予算でお考えでしょうか?」
客:「まあ、OO万円くらいですね」
店員:「そのご予算ですと品ぞろえ豊富です。
仮にご購入の場合にはどのような点を重視なさいますか?」
客:「容量だね、家族が多いので・・・」
このように「仮」の話であれば、相手も安心して本音を語ってくれることが多い。
また、実際の交渉で、口に出さないことでもあくまで「仮」なので、
つい、口がすべってしまうこともある。
とりあえず以上です!
びっくりするぐらい一部しか紹介できていません。
明日、後編をお届けしますが、後編もほんの一部に
なるでしょう
「とりあえず良いから買うか借りるかして」で紹介を
終わらせたいぐらいですが・・・
最後までお読み下さり、ありがとうございました