書きたいこといっぱいあって、でも書ききれなくて下書きに中途半端なブログ記事が溜まっていく
新生児期が終わった我が家の3番目、ちーすけくん。
2400gで産まれたちびっこちーすけくん。
1ヶ月健診も無事パスしました。
産まれつきいちご状血管腫という可愛らしい名前の良性の腫瘍があるのですが、経過観察で行くことになりました
小学校入る前には大体消失するらしい。
ちーすけくんの1ヶ月健診の時、外来の看護師さんから、
「助産師の学生さんが勉強に来ているので、一緒について回っても宜しいですか?」
と言われ、もちろんと快諾しました。
私にもうら若き看護学生時代がありましたからね
新生児外来の流れを見学する、という感じらしい。
ランダムに選ばれた感じだから、偶然なんだろうけどせっかく私にお声がかかったんだもの。
待ち時間を活用して、少しでも勉強になるようにとお話しさせてもらった
妊娠糖尿病の診断を受けて、その厳しい基準に驚いたことや仕事しながらの血糖測定、食事療法が大変だったこと。
ちーすけくんの体重がものすごく増えてしまって(1日59gと通常の2倍ペース)心配したこと。
母乳量が増えたら便秘になってしまって綿棒浣腸してること。
今から5年前のふーちゃんの出産のときにはk2シロップの投与が3回だったのが、今や13回となり驚いたこと。
ふーちゃんのときの帝王切開時に仰臥位低血圧症候群となり、手術開始直後から出産まで血圧50で意識飛んでたこと。
全部国家試験に出てきそうな項目をチョイスしてみました
得意のおせっかいです
たくさん学ぶんだぞ、若者よ
んで、多分国家試験には出てこないと思うけど、初めての子が18トリソミーだったこと、妊娠時は原因不明の発育不全と言われていた経過や帝王切開時の手術室の反応、2013年当時の18トリソミーの子どもを取り巻く医療の対応、PAバンディングについて、在宅の様子、おうちで看取ったことも駆け足でしたが話しました。
ほんとは産後のわたしの気持ちとかも話したかったけど、外来呼ばれちゃったから経過だけになっちゃった
勉強になるように、現場で使用する略語もたくさん織り交ぜて話しました。
(後に旦那から、医療略語多すぎて何言ってるか分からなかったと感想頂きましたー)
レポートや調べ物増やしてごめんね、学生さん
でも、教科書だけで学ぶと頑張れば頭には入るけどね、心にはなかなか入らないと思うのよね。
やっぱり実習ってすごい辛くて、あの時期には2度と戻りたくないけど、関わらせて頂いた患者さんたちのことはみんな覚えているもの。
特に小児科、産科、精神科あたりはそれはもうしっかりと刻まれている。そうやって現場で学ぶことって大変だけど大きいんだよね
それにしてもあの学生さん、たまたまお声がかかったのが私だなんて、臨床に出たら「当たる人」になるのかもしれないな
※当たる人とは、急変だったり、珍しい事象に当たってしまう人のこと
ちなみに仕事の私は、当たらなさ過ぎて色々自信がないのだけど、周囲の人からは「病棟の守神」として崇められている。
(プライベートでは「当たる人」だと思っている)