Zジジイさんから売却を依頼されているAmpex MX10。
まさかの修理になり、まさかの連載化(笑)
さくっと手元から離れるものと思っていたのですが、使用して納得できずに弄っているうちに問題に気がついて修理。
今抱えている問題として大きな問題がいくつかあります。
先ずは最初に気がついたノイズ。
次は出力端子の謎配線(笑) これが今回の課題です。
ノイズについては、配線を直してから確認することにします。
それと・・・・記事後半で次の問題に気がつきます(爆)
出力端子の配線を入れ替えました。
前はジャンパー線で繋がっていましたので、片チャンネルはグランドに接続されていないので、これを接続しました。
これで出力側のXLR・RCA変換コネクターが2連になっていた問題を解決できました。
まだ何かおかしい(笑)
でも自宅に移動して試聴します。
と、いう訳でAmpexを接続。
気がついていたけど、masterボリュームが使えないんだよね~
その左のチャンネルA/Bのそれぞれのボリュームで調整して聴いています。
音は激変。
濃い音だな~と思っていましたが、見通しが良いスッキリした音に変化。
ちゃんとステレオになった(爆)
これで満足できません。
再び作業場。
やっぱり気に入らないのはこのボリューム。
ここの配線を弄った奴、ちょっと出て来いよ~
いつの時代のオーナーか知らんが、電気判らないのによく配線したね。
見たことがない配線ですから、未だに何で音が出ていたのか理解が追いつきません(笑)
知らないで配線する奴の情熱が凄いわ(笑)
でも、それは間違いだから、俺が修正するよ。
と、やんわり書いておきます。
このアンペックスを使用した方が記事をいくつか上げているのを確認していますので、どこかのブロ友さんが弄った可能性もありますからね。
再び底板を外します。
緑・黄の配線と、緑・橙の配線が信号線。
これがXLR出力端子に繋がります。
記憶が良い方は覚えているかもしれませんが、チャンネルBは「茶・橙」の配線でした。
この茶・橙を辿ると緑・橙でした。
どうもこの配線の被服が劣化して茶色に見えていた様子で、繋がった同一の配線と判りました。
そうすると、次は回路図を見ないと判断ができません。
これを見ると出力端子の前にボリュームが付いています。
抵抗を挟んで出力端子に繋がります。
もう一度、先ほどの写真。
抵抗は測定して問題がないのを確認しています。
2番の端子から抵抗に繋がり、出力端子へつながる配線に繋がる筈ですが・・・・
理解に苦しむ配線が追加されています。
抵抗の後に出力される配線が違うところに配線されている。
ここを修正すればボリュームが使えるようになりそうです。