家庭用エアコンのガス補充をしたい編の続き。
コネクターがなかったので追加購入しました。やっと接続できるようになりましたので、作業再開です。
銘板を見ると、ガス0.8Kgと表示があります。
R410Aの冷媒ガスが、0.8Kg必要ということです。
メーターを取り付けてみます。
前回と同じくらいの位置を示しています。
大きなガス漏れがないのを再確認。
この状態でエアコンの電源を入れて、設定温度を16度に設定して運転します。
ガスが循環して、メーターの数値が下がります。
冷媒ガスを接続します。
下には重量計を入れてあり、ガスボンベを載せた状態で「0」設定します。
メーターに付いている青いバルブを閉めてあることを確認した後に、ガスボンベのバルブを開けます。
ゆっくり青いバルブを開いていきます。
すると青と赤のバルブの中央にある確認窓に液体が流れているのが確認できるようになります。
バルブを開けて少しずつ重量計の数値が変化していきます。
写真は約300gがエアコン室外機へ入っている状態です。
少しだけガスが残っていたので、0.8㎏まで入れないで、約0.75㎏まで入れて止めました。
供給を止めるのは、ガスボンベ側のバルブを閉めてから、メーターについている青いバルブを閉めます。
これで運転中もメーターが振れる状態になりました。
そしてエアコンが冷える状態になりました~
結果として判ったことは・・・
冷媒ガスの補充はDIYであっても結構な費用が掛かります。
この先、複数台の冷媒補充をするのであれば、購入コストを回収できますが、補充対象が1台であると元は取れないかも(笑)
ガスが完全に漏れている場合には、配管の補修が必要になります。(ウチは運よく大きな漏れはなかった。)
漏れがない場合でエアコンが冷えない場合には、ガス補充になりますが、エアコン室内・室外機の故障がないことが前提となります。この故障をご自身で見極めることが必要になります。
ウチではエアコンの電源を入れて風が出る、室外機が動いているという確認が取れたので、故障はないと判断しました。
エアコンの冷媒ガスは待機放出してはいけませんので、正しい知識が必要です。
冷媒が残っているときには、真空ポンプは必要ありません。
冷媒がどの位入っているかを確認するために、重量計は必ず必要です。
ここまでコストを掛け作業して冷えなかったら、悲惨です(笑)
お勧めできる作業ではありませんが、技術力を身に付けたいのであれば、作業自体は単純ですのです。