Mark Levinson No.26BALを自宅に持ち帰りました。
記事連投です(笑)
この機種は前にも聴いた事がありますから、だいたいのことは判っていますが、久々に聴くと印象が異なるもの。
折角ですから、SIC-SBDに交換して音が良くなった、Accuphase C-200Vと比べてみることにした。
試聴盤は、エルガーのエニグマ/威風堂々 指揮者はバーンスタイン。
スペンドールを使用します。
パワーアンプにはNEC A-10Ⅱ。
何時も聴いている音(笑)
スピーカーが変わっても、だいたいこんな感じでまとまるなと予想が出来る。
何でも無難にこなしてくれます。
ノーマルのC-200Vと比べると中低音が充実していますので、押し出し感は自然にドーンと出てくるのが気に入っています。
Mark Levinson No.26BALに入れ替えます。
このプリアンプは暖機運転しないと本領発揮しません。
Accuphaseも1日くらい暖機しないとそれなりの音しか出ないので、条件は同じコールドスタートからです。
スピーカーは同じくスペンドール。
同じ試聴盤。
JAZZはこれを聴いた。
1曲目が長いので、だいたい途中で止めてしまうのですが、飽きっぽい俺が1曲丸々試聴できた(爆)
スピーカーの間隔をあけた。
面白いのは、広げた分だけ音のステージが広がるけど、密度感はそんなに変わらない。
正確には変わらるのでしょうけど、試聴上問題にならない。
前に修理して試聴した時にも感じたのですが、スピーカーの大きさに合ったステージを展開する。
小型スピーカーならこじんまりとしたステージ、背が高いスピーカーならその高さに合わせたステージ。そんなの当たり前のことですが、正確性が違います。外形サイズが異なると、ピタッとこのサイズのステージだよ~と想像ができる(笑)
何書いていやがるんだコノヤロー的な事ですが、とても正確なのです。
大きなステージの音を聴きたいなら、大型スピーカーを使い広い部屋で間隔をあけて使用すると面白いのでしょうけど、そんな事は俺の部屋では出来ない(泣)
音はスピーカーの外側に広がる事はなく、内側に定位する。
スピーカーからの音離れが良い。スピーカーを感じさせない。
この鳴り方は、ブロ友さん邸で新しいMark Levinsonを聴いた時にも感じた。
その時は、複数のスピーカーが並ぶ部屋でしたが、どれが鳴っているのか本当に判らなかった。
その定位の良い中に、スピード感と中音のリアリティーがあり、時々どきっとするような音を、スペンドールから聴かせます。
音は速く、オーケストラを聴くと大きなホールの演奏であっても、他のプリを使用している時と比較して、もっと前の席で聴いているようなイメージになります。耳まで音の到達が速い感じ。
Accuphaseって定位感が良いプリアンプですが、比べてもこんなに違いが出るのか~という試聴でした。
やはりハイエンドと言うだけのことはあります。
今回はセレクターの固定だけなので、試聴は音が出ればOK。
アンプを冷やしてから、梱包して返却の準備でも進めましょう~