県警本部に嘆願書を提出しました | 一般社団法人(非営利)琉球わんにゃんゆいまーる

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みなさまコンバンハ° ✧ (*´ `*) ✧ °

本日、沖縄県議の上原まさじ議員と一緒に県警本部に犬や猫の遺棄虐待について動物愛護管理法に基づいた対応を求める嘆願書を提出致しました。




沖縄県警本部長殿
2019年04月09日

一般社団法人 琉球わんにゃんゆいまーる
代表理事 畑井モト子 印


動物への遺棄虐待について
動物愛護管理法に基づいた対応を求める嘆願書


 私達は、動物への遺棄虐待について、動物愛護管理法に基づいた対応を求め、嘆願いたします。

 沖縄県内において、残念ながら、動物への虐待遺棄が日常のように行われているのが現状です。又、表面化していない潜在的な件も併せると、かなりの数の遺棄虐待が行われていると考えられます。もの言えぬ弱者である動物への虐待のその矛先が、弱者である老人や子供へと向っていくことも、容易に想像ができ、実際に、凶悪犯罪と動物虐待の関連はこれまでにも度々指摘されています。また、沖縄県内でも虐待事件を耳にすることが多く、市民も心を痛めており、不安な生活となっています。

 動物愛護管理法では、すべての人が「動物は命あるもの」であることを認識し、みだりに動物を虐待することのないようにするのみでなく、人間と動物が共に生きていける社会を目指し、動物の習性をよく知ったうえで適正に取り扱うよう定めています。

 現状では、対応する職員によっては、たかが動物と取り扱っていただけない、あしらわれることもあり、憤りを感じております。全ての警察職員が動物愛護管理法に基づき、動物への遺棄虐待を軽視することなく、動物愛護管理法に基づいて犯罪として取り締まりをしていただき、大きな抑止力となる事をお願い申し上げます。

つきましては、以下を強く求めます。


1. 警察庁より通知された「愛護動物の対応要領」を全職員へ周知してください。※愛護動物の対応要領は別紙

2. 動物への遺棄虐待があった地域においては、定期的なパトロールを継続・強化をしてください

3. 動物への遺棄虐待など違反行為の通報があった場合は、速やかに捜査をしてください。

4. 行政機関との連携をし、市民へ周知啓発をしてください。



以前から感じていたのですが犬や猫の遺棄や虐待らしき案件に対して警察署に相談しても対応して下さる署員により対応が異なる事が少なくありませんでした。

また、周りのボランティアさんからも、同じような話を聞いていました。


沖縄県も「一生うちの子プロジェクト」と題して市民向けの啓発チラシを作成し犬や猫の遺棄、虐待は110番まで。
と各警察署の連絡先も掲載してあります。





一般市民の方が虐待や遺棄を見かけ警察署に連絡をしても対応がされなければ、今後再び遺棄や虐待を見かけても、二度と連絡する事は出来なくなってしまうのではないか?とゆうのが1番の懸念でした。

人間の事でも何かとお忙しい事は重々理解していますが、動物の事と後回しにせず、署員によって対応が違うとゆうことのないように全署員に動物愛護管理法に基づいた対応をして頂きたいとゆう思いから嘆願書を提出しました



県警本部では、生活安全部生活保安課の方がお二人対応して下さいました。

署員全員に周知させます。と心強いお返事を頂きました。
刑法違反にはきちんと対応して下さるとの事です。


また、今後、那覇署、沖縄署、名護署、本部署にも同じ嘆願書を提出させて頂きたいと考えています。


お忙しい中、県警本部へ同行頂いた上原まさじ県議有難うございましたペコ