凄く良い道具なのに、

公式動画以外にこれといった情報のない

悲しきチェンソー マキタ 充電式チェンソー MUC030G(新発売)。

 

他に上がってたショート動画のコメント欄で

林業家さん?が酷評してたけれど、

最初に言っておくと、このチェンソー悪いところを探す方が難しいです。
株式会社マキタの開発陣はとてもまじめに「チェンソー」と向き合い

MUC030Gを仕上げて来た。

おそらく造園屋ではなく、林業家のフィードバックが開発に活きている。

 

良い道具は、凄いと感じさせるのではなく

「不満を感じさせない」ことの方が重要だと思っています。

こと業務においては。

 

前述の林業家さんがMUC030Gを「遅い」と表現していたんだけれど、

言いたいことはわかります。

ただ、大前提でバッテリーチェンソーの存在意義とは

「エンジンチェンソーよりも早く切る」という事ではないのです。

マキタの公式動画もミスリードしている要因なのですが、

この動画内容では、林業家さん達へ、MUC030Gはマキタの自信作です。

是非山で伐倒に使ってみてください!

と読み取れてしまうのですが、

バッテリーチェンソーを山で使う事に何のメリットが?

というのが私の意見。

(まあ、うちにはあるんだけれど)

 

業務用バッテリーチェンソーのメリットは、

機体の個体差や使用者による「クセ」が生まれない事。

エンジン50ccクラスの作業能力があるのに、エンジンの騒音が無い事。

始動性という概念が無い事。

埃(メンテナンス不足)による性能低下が無い事。

エアフィルターの清掃が無い分、日々のメンテナンスがわずかに楽な事。

バッテリーが使いまわせること。

ガソリンを携行缶で買わなくて良い事。

排気ガスの匂いが無い事。

使用期限の短い混合燃料を無駄に作りすぎなくて良い事。

 

同等のエンジンチェンソーよりも早く切れる事、なんていう

メリットはないし、存在しなくても別にいいんじゃないか?

と私は思っています。

 

それよりも、

アイドリングが無いおかげで

準備段階でチームとのコミュニケーションがとりやすい。

どんなに暑い時でもボタン一つで100%起動する。

騒音トラブルになりにくいことによるお互いのストレス低減効果。

 

50cc相当の能力というのは、

決してエンジンチェンソーと比べて

作業スピードが「同じ」ということなのではなくて、

50ccエンジンチェンソーと同等の仕事ができる。

それもバッテリーチェンソーのメリットを享受したうえで。

という

バッテリーチェンソーでしか実現しない

仕事、作業が存在するのだと理解すれば、

MUC030Gの存在意義はとてつもなく大きいのだ

という事をみなさま理解していただけますでしょうか。

 

私の業務では、高所作業車を使用する伐採。

休日の薪づくりに活用しています。

 

なお、このチェンソーと同時に発売された

BL4080H

 

 

 

を使用することにより、カタログで謳うエンジン機50cc相当のパワーを出すのですが

こんな実験を行ってみました。

 

通常のBL4080F

 

 

を装着して使用しました。

 

結果

 

最弱エコモードでのんびりやって

通常のBL4080Fでこれだけ作業(カット)が出来ます。

 

ちなみに持論なんですが、切るのが早けりゃ仕事が早いは間違い。

切るの遅くて、片付け早い、のほうが

バランスとれて早く終わる現場もあるのです。

 

棒が35センチなので

直径30センチくらいか?

さっきよりも少し太いので通常のBL4080Fを装着し

MUC030G最大パワーで切っていきます。

 

 

よほど急ぎでなければ、BL4080Fの最大パワーで

普通に作業ができます。

それよりも、50ccエンジンチェンソーを使用し近隣に気を使って

ストレスを感じながら(与えながら)作業をするよりも

多少のんびりスピードでも、ストレスフリーの方が

個人的には正解だと思うんですよね。

 

上記画像の作業量で

BL4080Fを丸々2個

BL4080Hを2メモリ使用

でした。

 

さすがにBL4080Hの最大パワーは

パワフルになります。

ただし、今回玉切りしたのはコナラなのですが

このサイズ感になってくると目立ての頻度、質もかなり影響してくるので

パワーだけがあればよいか?といわれると

それだけでは答えが出ないとも思います。

 

もしBL4080Fは持ってるんだけど、

予算の関係でBL4080Hと本体は買えないな、という人でも

個人的には、

MUC030G本体のみ購入して

 

 

 

 

大型バッテリーチェンソーの

新世界を体験することは可能だと思います。

(8Ahバッテリー以下での運用は厳しいかも)

 

 

最後にこれから先、MUC030Gを超える

エンジン排気量比のバッテリーチェンソーが出てくると思いますが、

バッテリーチェンソーは、パワーが大きかったりガイドバーが大きかったりするだけでは

良い道具にはなり得ないのです。

この世界、エンジンチェンソーのノウハウがない工具メーカーが

パワーだけ出して発売しても工具の延長線上にしかありません。

木が切れるだけの電動チェンソーであるならば

AC100Vチェンソーとポータブル電源で安く構築する事も可能です。

 

しかし、仕事となるとそうはいかないのです。

不満が無い事が良い道具の条件だとするならば、

間違いなくMUC030Gは、価格に見合った業務用チェンソーであると言えます。

 

本当に細かいところで

開発の方が頑張ってくれていると感じます。

 

エンジンチェンソーっぽい負荷を感じるので切削コントロールが容易。

自動電源オフタイミングが絶妙で、まだ使いたいのに

勝手に電源オフになっていたという事が少なくなりました。

(本音を言えばブルートゥースとアプリでオリジナルセッティングが出来れば良いなと)

たぶん大きなコストがかけられないにもかかわらず、メンテナンス性が非常に良くなりました。

凄い企業努力だと思います。

スプロケカバー部、スプロケ周りの掃除は、

所有しているSTIHL MS261よりも早く終わります。

オレンジ色は山の中でも見つけやすいです。マキタブルーからの脱却。

STIHLのバッテリーチェンソーMSA300のような煩わしい安全装置(親指復帰ボタン)が無いので

(たったこれだけの理由ですが)

積極的にMUC030Gを使うようになりました。

STIHL MSA300は持ち出さなくなりました。

 

逆にMUC030Gを購入して

不満が出てしまった方はコメントを頂ければと思います。

現在のマキタはプロからのフィードバックを必要としています。

より良い業務用機械を開発するためにも

私たち業務ユーザーの意見はとても重要なのです。

 

なんとかして私が

マキタの有能な開発陣に声を届けます。

ユーザーなくして良い道具は育ちません。

マキタ営業所、販売店も全員に知識があれば良いのですが、

知識の乏しい方が株式会社マキタと我々の間に入ると

伝言ゲームみたいな事になりかねません。

 

細かいニュアンス、想いを

ブログで文字にするのが私の仕事(価値の交換)であると思っています。

 

事実、

MUC030Gの活きた情報が何もなかった昨日までと、

この記事がインターネット上に存在する今とでは

MUC030Gの見え方が変わります。

 

情報とは価値なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社マキタが40Vmaxシステムの販売、開発に力を入れ出してから

こういった流れになっていくのは、

対価を頂き業務用としてマキタのバッテリーツールを活用してきた

自分にとって容易に予測できる未来であった。

 

これはマキタのバッテリーラインナップが18V、

18Vを二つ使用する36Vでは実現しなかった。

 

消防が現場で活用できると判断したのは、

40Vmaxシリーズがエンジン代替、油圧代替になり得る

トルク、パワーを持っていた事と過酷な環境でも使用できる

防滴、防塵システムを搭載していたことに他ならない。

 

18Vでは実現しなかったし、

他社のシステムでも今回の導入はなかった。

 

屋外作業における防滴性能は

それこそが機能そのものであり、

そのノウハウを持つマキタは

「選ばれる」という

ビジネスにおいて重要な優位性をクリアしていたわけである。

 

ただ、正直

今回消防が導入したチェンソーはエンジン代替にはならない。

ハードとしての堅牢さが

エンジンには遠く及ばないのだ。

しかしこれはマキタがバッテリー式の特性を理解していたからでもある。

割り切れていたと評価することもできる。

 

そして実はマキタの40Vmaxチェンソーはここで第2世代へと進化している。

今回消防局の導入には間に合わなかったが、

 

 

マキタはここでMUC030シリーズを発売した。

もちろん私も導入したが、これがまた

マキタのチェンソーに対する理解が

今までとは比べ物にならないほど進んでいる。

 

わかりやすく

説明をすると、

 

マキタのバッテリー式チェンソーは、

 

18V、18V×2 36V 時代は ホビー

 

第1世代の40Vmaxチェンソーが 業務用工具

 

第2世代の40Vmaxチェンソーが 業務用チェンソー

 

だ。

 

チェンソーというくくりは同じでも、

第2世代のマキタチェンソーは

「親」が違う。

 

いくらユーザーからのフィードバックがあったとしても、

今までの

「工具のオマケで緑地管理ツールを発売してみました路線」では

この進化はない。

 

マキタから全く新しい開発思考が生まれたことは

MUC030を使用してみれば明らかだ。

 

逆に工具としてはオーバースペックなので、

工具屋さんに陳列させるようなチェンソーではない。

 

ここで問題になるのが今までのマキタの販売網にある。

 

今回のチェンソーしかり、

マキタのブルートゥーススピーカーしかり、

ホームセンターや工具屋で販売しても

その魅力の1/10も伝えられていない。伝えられない。

 

マキタが世の中に新しいものを出すたびに、

販売網(流通システム)の古さがネックになってると

感じざるを得ないのである。

 

これは後々の課題であるとして、、、

 

新たに高額な業務用機械のフィードバックに関して、

ネットを介したマキタ独自の

フィードバックシステムの構築などはどうだろうか?

匿名でも会員制でもいい。

むしろ、マキタは有料会員制にして新たな収入源を生み出しても良いのではないか。

 

ファン作りに成功している

株式会社マキタならではの

課金型フィードバックシステム。

有料会員特典はバッテリーの長期補償、優待販売。

 

ユーザーは自分の意見を責任を持って発言し、

マキタは、新しい収入を得ながらフィードバックを

新製品開発、故障情報の共有などに活かす。

 

マキタカタログが大好きなユーザーを逃す手もない。

より製品を深掘りしたマキタ製品を紹介する

マキタマガジンの発行。

欲しくなるマキタ をテーマに カタログとは別の

販促を行っていく。

マキタカタログの欠点は、

第三者視点での使用感、レビュー、活用例がない事である。

 

 

 

 

 

 

 

シティポップで

一気に引き戻されるよね

あの頃に。

この曲もよく

KENWOODの

カセットデッキで聴いたよなー




え。

自分が生きてきた世界に

この歌手は存在していない、だと!?


嘘だと言ってくれ

これは俺の脳にしっかりと残っている

あの頃の空気そのものだぞ。