神刈での作業効率が全く変わるから。
もちろん泥にまみれた落ち枝の処理にも。
ただし、大前提で神刈を使用した年間管理業務での作業効率向上法です。
刈払い機による草刈業務で
切り株を切り下げて作業効率が大きく向上することはありません。
私は、
やまびこエコーのBCS510T(バッテリーチェンソー)
STIHL MSA220(バッテリーチェンソー)
STIHL MS241(エンジンチェンソー)
にそれぞれピコデュロを装着して使用しています。
この中でどれが一番良い?
ではなく
この現場、この人にはこれを使用。といった考え方です。
MS241で対応できないような切り株は逆に放置します。
さらに言うと伐採の段階から業務受注できると、
私はそういった大きな木は「わざと」高めで切って残しておきます。
切り株が物理的にロータリーモア部に入らなければ、
神刈がスタックすることはなくなります。
「材」を伐り出すための技術を身につけた林業のプロが残した切り株が
一番、神刈との「相性」が悪いです。
ビジネスは技術ではなく、システムです。
システムの中に技術があります。
技術があってもシステムが機能しなければ、
利益率は向上しません。
日本の優れた職人が衰退していってしまったのは、
技術とシステム構築(マニュアル化、効率化)が火と油のような
相反する関係であったからなのではないでしょうか。
歯車になりたくない職人と
システムとして動いてはじめて機能する人達。
経営視点で考えるとどちらの人材も優劣はないんです。
どちらも必要な人材です。
しかし、
どの人材、どの機械を
どこにあてはめるのか。
そう。
経営者にはその優劣が存在してしまう。
これが私の最近導き出した答えです。
確かに職人が育たない日本ではあるけれど、
職人をおいしい所で活かせる
「経営者」が減ってきたというのも
今の現状に繋がっているのではないでしょうか。
コストダウンしか考えられない経営者、経営陣が、
職人の使い所を理解できるとも思えないし、
そんな人に職人がついていくとも思えない。
ピコデュロの使い所も同じで、
高いくせに切れの悪いソーチェンというデメリットばかりを見て、
ほどほどに切れるがずっと続くというメリットを見失うようでは
経営向きではない思考でしょう。
技術で稼ぐのが職人。
システムで稼ぐのが経営者。
これ、凄く最近実感しています。
職人上がりの経営者が人材確保に苦労しているのを見聞きしますが、
せっかく育てた人材が辞めてしまったら、それこそシステムの再構築です。
人が辞めない会社を作る。
これもある意味、一つの経営戦略、職人の育て方なのではないでしょうか。
