龍の毎週つまみ読み 書評 -5ページ目

龍の毎週つまみ読み 書評

一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

忘年会。

今週も2回あります。

来週の2回と合わせて残り4回。

今日の一冊。


世界を変えた10冊の本 (文春文庫)/文藝春秋

¥551
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池上彰さんの本。

著者の個人的な基準で選んだ10冊の本について、その内容と書かれた背景、さらにはその本が世界にどのように影響を与えたかを得意のわかりやすい解説で書いていきます。

最初に登場するのは「アンネの日記」。本の中でも書かれていましたが少し意外な感じがします。しかし、現在の中東の状況を考えるとうなづけます。また、ユダヤ人に対する悲劇的な歴史を一人の普通の少女の目線で書かれたものを読むことで、悲劇に巻き込まれる人はごく一般の人であることを強く意識させられます。

このほかには、世界NO1ベストセラーの聖書やイスラム教の聖典のコーランなど、宗教に関する本。マルクスの資本論やケインズの雇用、利子および貨幣の一般理論などの経済に関するもの。ダーウィンの種の起源などが紹介されています。

どの本も自分ではなかなか、そのものを読む機会がないものですが、タイトルと概要だけは知っていた方がよいものばかり。また、過去に読んだことのある人でも、違う視点で解説されているものもあるので、読んでも損はないと思います。

個人的には、マックス・ウェーバーのプロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神の解説がよかったです。
ある人がイデオロギーを確立するうえで、影響をうけるのは宗教的な価値観からが大きいと言えます。その思想の根源的な部分をつかさどる宗教感が経済的な観点にも影響を与え、経済的な問題がこの世界の問題の大部分の原因ともなっている現状を考えると、プロテスタンティズム~は、この世界で重要な位置づけにあると再認識しました。

龍.


知れば知るほど得する税金の本 (知的生きかた文庫)/三笠書房

¥756
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昨日は仕事でトラブル。

営業マンとのコラボでしたが、全く下準備をしていないためボツ。

基本的な仕事の進め方が分かっていない人が多いような。。。

今日の一冊。


ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学/日経BP社

¥1,944
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ベストセラー。

著者はニューヨーク州立大学で経営学を教えている入山先生。日本では早稲田大学のビジネススクールでも教えています。

書籍紹介でもあるように、最先端の経営学をわかりやすい言葉で解説してくれています。

経営学というと、ドラッカーやポーターなどビジネススクールの教科書に出ている人の理論やフレームワークをいかに実務で使えるかということを想像してしまいますが、そうではありません。

「社会科学としての経営学研究の競争に勝つためには、科学ではないドラッカーなど読んでいるヒマはない」
これは経営学を科学として考えていることに原因があります。純粋に”真理の探究”としての学問と、ビジネス上の成功のためのヒントとなる概念では、同じ経営を考えるにしてもそのステージが全く異なるということ。

本書はそういう意味で「知の競争」としての経営学の最先端の理論を紹介してくれています。

本書では現代の経営学のなかの主なテーマであるものを広く網羅して解説していきます。競争戦略、イノベーション理論、組織学習、グローバル化、女性参画、リーダーシップ、CSR、起業などです。それぞれの理論の解説と実務での応用が書かれているため、実際の経営現場では考えるための軸として使えると思います。

私が最も納得したのは、リアル・オプション理論。その理論の内容は本書を読んでいただければわかりますが、普段経営の現場でなんとなくそのやり方が正しいと思っていたものが、経営学の理論でも正しいことを証明されているということを知りました。そういう意味では、実際の現場での意思決定の一助になると思います。

また、経営の究極の目的である、その理論が役に立つのか、というところの考え方は著者は非常に分かりやすく解説してくれています。すなわち、個別企業では、取り巻く経営環境が全くことなるため、企業活動のある一部分を切り出したところへの理論の応用は正しくても、全体としてそれが最適な解答であるとは限らないということ。理解しているようで、実際は理解している人は少ないかもしれません。

ドラッカーなど一般化された言葉から実際の経営を考えることも有用ではありますが、科学としての経営学の知見を自社の経営に当てはめて考えることで、経営上の最適解を選択する可能性が高くなると感じました。

龍.


知れば知るほど得する税金の本 (知的生きかた文庫)/三笠書房

¥756
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土曜日は今年2回目の忘年会。

残りあと8回。


飲みすぎに注意しなくては。


今日の一冊。

小さな修養論2/致知出版社
¥1,296
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いただいた本。


雑誌「致知」の編集長で、代表者でもある藤尾さんのエッセイ集。


雑誌で掲載されたものをまとめたもの。


全てが、いかによい人生を送るかをテーマに書かれています。雑誌は経営者が読者として多いこともあり、松下幸之助をはじめとする人生哲学をもった経営者の言葉や生き様について、短くまとめられたものが多いです。


「小さな」と言っているだけに、コンパクトにまとめられております。


ひとつの文章自体も短いのですが、短いだけに、自分の頭の中で自分に置き換えて考えながら読むというのがよいのかもしれません。


あと、短いスピーチのネタとしても使うことができそう。


龍.

知れば知るほど得する税金の本 (知的生きかた文庫)/三笠書房
¥756
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