後妻業 | 龍の毎週つまみ読み 書評

龍の毎週つまみ読み 書評

一週一冊。ジャンルで多いのは、ビジネス、文芸、歴史、教養、社会、時々ミステリー。

読んだことのない本でも、"つまみ読み"した感じになります。

フレーズどんどん使ってください。

週末、出張だったので今日は午前出勤。

午後はジム。


体調崩して体重減った(汗)。


今日の一冊。

後妻業/文藝春秋
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少し前、世間を騒がせた「保険金殺人」事件。


事実は小説より希なり、という言葉がありますが、そうなのかもしれません。


本書の内容としては、連れ合いに先立たれた老親男性に財産目的で近づく女性と、その女性とグルになって悪事をはたらく結婚紹介所所長が、ある事件をきっかけに追い込まれていく、というもの。


事件にあったような保険金殺人でないことにリアリティを感じてしまいます。保険金がからむ殺人だと、警察が死因など細かく調査するため、この小説の主人公たちはあくまで財産分与を公正証書遺言で分捕る方法を使います。


作者は法的な細かいところまで調べており、より一層リアリティがある内容となっています。


物語は、当初、財産をとられた娘たちが主役級として登場しますが、物語が進むにつれ後妻業の恩恵にあずかる悪い人たちが多数登場。また、その悪い奴らを追いかける、元マルボウあがりの探偵も、その情報をネタに、、、悪い人だらけという展開。


全てが「金」目的。


読んでいて気持ちが悪くなるくらい、お金に執着する人々を描き出しています。


その顛末は、意外に。。。


世の中、本当にこんな人が多いのかもしれません。


龍.

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